惜花芷 第12話あらすじと感想|家の火種を“段取り”で鎮火!花芷の機転と、顧晏惜のさりげない支え

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城内に戻った花家は、喜びの裏で小さな軋轢が次々と発生。第12話は、花芷が家政の長として、感情に飲まれず“段取り”で矛盾をほどく回でした。顧晏惜は相変わらず出過ぎず、でも要所で背中を押してくれるのが心強い…!

それでは第12話を一緒に見ていきましょう!

惜花芷 第12話のあらすじ

護院の李貴が「お願い」と言いながらも十五人の漢を門前に並べ、実質的に復帰を迫ります。花芷は家の安全を優先して受け入れ。
一方、秦姨娘は「夏金娥の隣は嫌」と駄々をこね、二夫人(齊蕙蘭)側へ移動を希望。花芷は争わせず即OK。しかし二夫人は対面に住まれるのが不快で窓をぴしゃり。小さな火種がポンポン生まれます。

ここで対立を“勝ち負け”にしない花芷、火に水をさっとかける手際がうまい。

一方、沈家では祖父と父が沈淇に“宪王と茶会の帖”を書かせようと強圧。沈淇は本意ではないながら折れ、胸の中は複雑。
そんな折、顧晏惜が花家の新居を訪ねるも門前で李貴に阻まれ、帰ってきた花芷と鉢合わせ。袖箭を「ジョウチン祝い」として手渡します。芍薬は兄の来訪ににっこにこ、さりげなく二人の時間を作ろうとするのが可愛い。
沈淇は家を出て春闈の準備へ。角を曲がった先で荷を落とし、花芷が即座に支えます――それを見た顧晏惜、つい焼きもち。書物をひょいと取り、花芷と一緒に沈淇を新居まで送ってしまうのが人間味あって愛しい。後日、花芷は沈淇の貧しい住まいに生活道具をどっさり差し入れ。

情は細やかに、線引きははっきり。花芷の距離感が心地いい。

学びの場では暗雲。柏林・柏礼は“罪臣の子”と嘲られ、先生も庇わず「将来は望み薄」と冷言。堪えきれず逃学、叱責で口論になった柏礼は飛び出し、やがて落水。
これを秦姨娘が真っ先に見つけて飛び込み救出。「私の子」と漏らした一言に、二夫人の平手打ちが飛び火。秦姨娘は高熱でうわ言のように「私の子」を繰り返し、花琴はついに柏礼へ出生の真実を告げてしまいます。

二夫人は憤り、夏金娥とともに秦姨娘の追放へ。だが門前で抬り出される寸前に花芷が帰宅。
彼女は感情論にせず「月秀小館で働き、呈報日以外の帰宅は禁止」と決定。家の“面子”“秩序”“生活”の三つを立てる折衷案で場を収め、林婉は大いに満足。

追い出すでも抱き込むでもなく、“距離を置いて役目を与える”のが見事。

夜、顧晏惜が芍薬を見舞った帰りに花芷と対話。
「抄家からやっと、みんなの本当の姿が見えてきた」と花芷。
顧晏惜の静かな相槌に、胸のつかえがふっと軽くなります。

一方、李貴は二夫人に柏礼救出の“賞金”を強請し、対価で折り合い。
外の学堂に馴染めないなら――と花芷は族学の設立を発案。だが先生が見つからない。束脩を積んでも首を縦に振る者は無し。
そこへ顧晏惜。「芍薬の布を選んでほしい」と花芷を布庄へ誘います。体格が近いからと花芷に試着させると意外にぴったり。花芷も「お返し」と顧晏惜に一着勧め、偶然同じ反物の色柄で双子コーデに。店を出る二人はなんだかいい風。
顧晏惜は、族学の先生探しに悩む花芷へ「必ず道は開ける」と短く励まします。

並んで新しい衣を着る二人、肩の力が抜けた笑みが恋の入り口みたいでドキッ。

惜花芷 第12話の感想まとめ

家族のわだかまりを**“人を動かす配置換え”と“役目の再定義”でほどく花芷、頼もしかったです。
秦姨娘の件は、感情が絡み合う最難関。でも花芷は労働と報告線**で“矛”を抜き、二夫人の面子も保ったのが本当に上手。

花芷の強さは声量じゃなく、冷静に物事を回す胆力と優しさ。

沈淇への気遣いは“情け”であり“線引き”でもあって清々しい。
顧晏惜の嫉妬まじりの同行も、人間らしくて思わず頬がゆるみました。
そして族学構想。門前払いの連続でも諦めない、その粘りが花家をきっと次の段階へ押し上げるはず。

家の平和は“我慢”じゃなく“設計”でつくる――主婦の現場にも効く教訓でした。

次回は、族学の先生探しと、月秀小館に出された秦姨娘の扱いが新たな火種に?
顧晏惜の護りが、どこまで花家の前進を後押ししてくれるのかも楽しみです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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