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クルミットです♪
23話は、序盤から凌不疑の意外な顔が見られます。あの鉄壁な人が、程少商に「自分のことを気にかけてくれない」と拗ねるシーン。後半は待望の宮中召喚と文帝へのお目見えがメインになっていきます。それでは23話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 23話のあらすじ
程少商の父・程始が娘を連れて、凌不疑の屋敷を訪ねます。
門をくぐると、整列した衛兵が二列。侍女や召使いの姿はなく、広い敷地がガランとしています。権力者の屋敷というより、どちらかと言えば軍の駐屯地に近い。
住む人の性格って、こういうところに全部出るんですよね。この屋敷を見ただけで、凌不疑がどんな人間かなんとなく伝わってくる気がします。
凌不疑は程始に対してとにかく冷淡で、会話もすぐ終わりそうな雰囲気。程少商が空気を読んで「そろそろ失礼します」と立ち上がります。
ところがここで、凌不疑の部下・梁邱起が現れて「玉佩を確認したい」と程少商を引き止めます。程始も梁邱起に軍務の話を持ちかけられて離席してしまい、結果として程少商は凌不疑と二人きりになります。
さっきまで冷たかったのに、凌不疑の態度がガラッと変わります。「あなたは私のことを全然気にかけてくれない」と、ちょっと拗ねたような言い方で。
さっきの冷淡な顔はなんだったんでしょう。程少商がいる場面でだけ出てくる柔らかい部分、凌不疑本人が一番気づいていないんじゃないかと思います。
二人が話していると、太子が裕昌郡主を連れてやってきます。同行者は袁慎と王妗。
王妗がここで本性を出してきます。最初から程少商を刺すような態度で、次第に「品行が悪い」などと面と向かって言い始める。この人、本当に露骨。
袁慎が「自分は凌不疑に礼を言いに来ただけ」と状況を説明しようとしますが、裕昌郡主と王妗のせいで雰囲気が悪くなる一方です。
程少商は黙って聞いてませんでした。「表面だけ取り繕って、内側は真っ暗な人がいる」とズバッと言い返して、自分の潔白を証明するために毒誓まで立てます。
毒誓って、この時代はかなり重いものですよね。それを躊躇なくやってのける程少商、強い。
凌不疑はここで動きます。太子と裕昌郡主に対して、はっきりと退出を命じる。逐客令というやつです。太子も郡主も、不満そうに出て行くしかなかった。
その同じころ、三皇子が門の前で太子と出くわします。凌不疑が客を取らないと知ると、使いを送って補品を届けさせました。
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場面は変わって、霍家の伝信官・韓武の話。
行方不明になっていたこの人物が、この話でやっと姿を現します。韓武が語るのは、孤城の戦いについてです。当時、越侯と乾安王は軍の報告を受けて救援に向かうはずでした。しかし途中で瘴気(毒気を含んだ霧や気体のようなもの)に阻まれ、三日間動けなかったと言います。
しかし韓武はこの「瘴気」に疑問を持っていました。かつて越侯が部隊を出して調べさせたことがあり、その兵士たちは全員亡くなった。なのに後になって、その戦馬が軍営に戻ってきたという。傷の検証をするはずの医士も行方不明になっています。
この流れ、誰かが意図的に動かしている気がして、聞いていてじわじわ嫌な感じになります。
韓武は旧部の兵士たちを集めて都に戻ろうとしましたが、何度も暗殺されかけた。結局、身分を隠して市井に潜んでいたと言います。真実を明らかにするため、傷を診られる医士を探したいとも。
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後半は宮中の話です。
王妗が外で噂を流していたせいで、程少商の評判が悪くなっていました。それを知った文帝が怒り、早々に凌不疑と程少商の縁談を進めてしまおうと決めます。
そして文帝が程少商を宮中に召喚しました。
程少商の母・萧元漪(しょうげんい)は出発前から「必ずちゃんとひれ伏してお辞儀するように」と何度も念を押します。
宮門が見えてくると、程少商は思わず車の幕を上げて外を眺めます。左右にそびえ立つ巨大な門楼。遠くから見ているだけで、古代の巨人みたいに圧倒してくる大きさ。
都に住んでいても、宮中に入ったことはなかったんですよね。あの門を初めて見上げた程少商の顔、ちょっとだけ想像したらなんか胸が詰まりました。
宮門に着くと、文帝から「女眷は車のまま入ってよい」との許可が出ます。
拝謁の場で、程少商は文帝の前で素直に、そして機転を利かせながら受け答えします。文帝はすっかり気に入って、程家を宮中に引き留めて食事をともにすることにしました。宣皇后は先に程少商を長秋殿(ちょうしゅうでん、皇后の宮殿)に案内させます。
皇后が着替えている間、程少商は殿内をキョロキョロ見回して、建物の構造を確認したりして。一人でわくわくしています。
そこへ五公主が来て、宣皇后に越侯の息子との縁談を断ってほしいと訴えます。「あんな人と結婚したくない、自由でいたい」と。宣皇后は五公主に「面首(めんしゅ)たちとの関係を早く清算しなさい」と釘を刺します。
一方で三公主は越妃と話をしていました。昔、三公主は凌不疑に心を寄せていたものの、振り向いてもらえず、命令で宣氏に嫁ぐことになったという経緯が語られます。越妃は「私は静かに暮らしたいだけ」と言い、政争には関わりたくないようすでした。
宣皇后に叱られた五公主は、殿の外に出たところで程少商と鉢合わせします。機嫌の悪い五公主は程少商を杖で打つよう命じます。程少商は黙って引き下がらず「声が大きすぎました」とはっきり言い返す。
宮中に来てすぐ五公主とぶつかるの、運が良いのか悪いのか。でも引かない程少商のほうを応援してしまいます。
場が険悪になったところで、五公主の伴読の女性が割って入り、なんとか収めます。
星漢燦爛 23話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、梁邱起に段取りしてもらって程少商と二人きりになる凌不疑の場面です。
父親には氷のように冷たく接しておいて、程少商が一人になった途端に「気にかけてくれない」と言い出す。この落差、普通に笑ってしまいました。あんなに取り澄ました人が、こんなことを言うんですよ。しかも困ったような顔で。
王妗については、この23話でかなり堂々とやってくるので見ていてイライラしました。太子という後ろ盾があると思うと遠慮がないんですね。それに対して程少商が毒誓まで立てて応じた場面は、きつい状況だったけどすっきりしました。そのあと凌不疑が逐客令を出したのも、当然そうなるよという感じで。
韓武の話は重くて、情報を整理しながら見ていました。瘴気が本物だったのか、誰かが意図的に孤城への救援を遅らせたのか。戦馬が戻ってきた話とか、医士が消えた話とか、細かいところに怖さがある。
宮中での程少商は、文帝にちゃんと気に入ってもらえて良かったです。でも入ってすぐ五公主と揉めるのが、この子らしいというか。「声が大きすぎました」と五公主に向かって言えちゃう胆力、宮門を見上げてひそかに興奮していた女の子と同一人物とは思えません。
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