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中国ドラマ『浮図縁』第8話のあらすじと感想をお届けします。今回は雨の中の再会、そしてブインロウの生い立ちにまつわる深いドラマが描かれました。
それでは第8話を一緒に見ていきましょう!
浮図縁 第8話のあらすじ
肖タクは婉婉に別れを告げたあと、慌てて皇陵へ向かいます。しかし外は大雨と雷。
それでも約束を守ろうとする肖タクの姿に、彼の誠実さを感じました。
一方、ブインロウも早くから皇陵の門で待っています。土砂降りの雨の中、ずっと傘をさして肖タクを待ち続けましたが、なかなか姿が見えず心がざわつきます。「やっぱりからかわれたのかも」と思い始めたその時、ようやく肖タクが現れます。
雨の中で二人が再会するシーン、胸がジーンとしました。
肖タクはブインロウを連れて夜のうちに福水鎮へ向かいます。皇陵のそばにあるこの町は、ブインロウの生家・歩府がある場所。でも、ブインロウは素直に喜べません。母が自分に「早く大きくなってこの家を出てほしい」と願っていたこと、自分は母の思いに背いて宮中に入ってしまったことを思い出し、複雑な気持ちでいっぱいです。
肖タクに励まされ、ついに歩府の門をくぐるブインロウ。しかし、父である歩太傅は娘の帰還に全く喜ばず、むしろ官吏に連れていこうとします。
親子の距離感の冷たさに胸が痛くなりました。
危機一髪で肖タクが現れ、間に入って助けてくれます。やり取りの末、歩太傅は肖タクに山水画を渡しますが、その中にはこっそり金の葉っぱが忍ばせてありました。ブインロウは怒り、画を床に叩きつけてしまいます。
一連の出来事を経て、肖タクはブインロウがなぜ今まで自分を守るために「不器用」を装ってきたのかに気付きます。ブインロウも、自分の仮面が破れたことにショックを受け、馬車から飛び降ります。そして、なぜ肖タクが自分のためにここまでしてくれるのか、真正面から問いかけますが、明確な答えはもらえません。「もしかして本気で“姉妹”になりたいだけなの?」とまで疑ってしまいます。
気まずい空気が和らいだところで、二人は湖に出かけ、舟遊びをしながら酒と月を楽しみます。ブインロウはほろ酔いで自分の幼少期の思い出を語ります。父が迎えに来てくれて新しい家で幸せになれると思ったけど、実際は全く自由を感じられず、家も母も好きになれなかった…と胸の内を打ち明けます。
“自由”にこだわるブインロウの心情に共感しました。
酔いつぶれたブインロウは肖タクの腕の中で眠りに落ちます。
一方その頃、彤云はブインロウのことが心配で、曹春盎と酒盛り。飲みすぎて泥酔してしまい、李萍如が慌てて助けを求めに来ます。しかし、ブインロウが帰ったときには李萍如は既に劉公公に虐げられ、すっかり変わり果てていました。自分を責めるブインロウですが、李萍如は「もう劉公公にすがるしかない」と別人のように冷めた表情を見せます。
浮図縁 第8話の感想まとめ
第8話は雨の中での再会や故郷との対峙、親子のすれ違いといった心に残るエピソードが盛りだくさんでした。
どんな環境にあっても“自分らしく生きたい”と願うブインロウの姿が、とても印象的でした。
また、肖タクの不器用な優しさや、李萍如をめぐる新たな波乱もあり、ますます物語が加速していくのを感じました。
次回はブインロウと李萍如、そして肖タクの関係がどう動いていくのか楽しみです!
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