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中国ドラマ『浮図縁』第33話のあらすじと感想をお届けします。今回は慕容高巩の暴走、ブインロウと肖タクが最大の窮地を迎える緊迫の回です。
それでは第33話を一緒に見ていきましょう!
浮図縁 第33話のあらすじ
後花園の芝居は、皇帝が太監と関係した妃を自ら処刑するという残酷な筋書き。慕容高巩は突然狂ったように立ち上がり、芝居役者に「この芝居は面白いか?」と尋ね、さらには激しく役者を殴りつけます。
その場で音楼から筒戒(印章)を奪い取ると、さらに芝居の続行を命じ、不穏な空気が漂います。
一方、肖タクは昭定司に戻るや否や、于尊に捕らえられて昭狱へ収監。
音楼が駆けつけて事態を知るも、慕容高巩に会えず、代わりに歩音阁と対峙します。歩音阁は自分の不幸を音楼のせいにしてぶつけますが、音楼も毅然と反論。「本当の不幸の原因から目を背けているだけ」と指摘します。
誰かのせいにせず、自分の道を選ぶ音楼の強さが際立ちました。
朝廷では、慕容高巩が歩音阁を皇后に立てると宣言。しかし大臣たちの強い反発で、結局音楼が新しい皇后に指名されます。
慕容高巩は「万人の頂点に立つ音楼は、皇城という牢獄で一生孤独だ」と冷たく語りかけます。
その後、慕容高巩は音楼を昭狱へ連れていき、傷だらけの肖タクと再会させます。音楼は必死で庇おうとしますが、慕容高巩は逆上し、熱した火箸で肖タクを傷つけようとします。音楼は体を張って庇い、慕容高巩の怒りをさらに煽ることに。
婉婉は慕容高巩に「あなたは音楼を本当に愛していない。彼女の気持ちを一度も考えたことがない」と痛烈に糾弾。
しかし慕容高巩は「情愛とは自分のためだけのものだ」と冷笑し、婉婉と宇文良序をも追い詰めます。
二人は城外へ逃れようとしますが、追手に阻まれ、婉婉は宇文良序を逃がし自ら囮に。最後は慕容高巩によって再び捕らえられ、絶望感に打ちひしがれます。
「どこまで行っても檻の中」…自由のない愛、重すぎる運命を痛感させられるエピソードでした。
浮図縁 第33話の感想まとめ
第33話は、すべてのキャラクターが「檻」に囚われ、もがき苦しむ様子が強烈でした。
“愛”や“幸せ”が、権力や嫉妬、誤解によって容易く歪められてしまう…そんな儚さが心に残る回でした。
クライマックス直前、誰もが本当の自由を求めてもがく中、音楼と肖タク、そして婉婉の未来はどうなるのか――ラストに向けてさらに緊迫感が高まります!
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