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中国ドラマ『浮図縁』第29話のあらすじと感想をお届けします。今回はついに父・歩驭鲁の真実が暴かれ、ブインロウと肖タク、それぞれの心の葛藤が描かれました。
それでは第29話を一緒に見ていきましょう!
浮図縁 第29話のあらすじ
ブインロウ(音楼)は父・歩驭鲁に過去の事件について問い詰めます。最初は否定していた歩驭鲁ですが、鋭い追及に観念し、本性を現します。
「六年前、如意巷で命を落とした少年は“余計なものを見た”から殺しただけだ」と冷たく語る歩驭鲁。その言葉を聞き、覚悟していたブインロウもなお大きなショックを受けます。「他人の命を軽んじる父を許せない」と怒りをぶつけました。
さらに、父と南苑王のつながりや、母への仕打ちなど、溜まっていた想いをぶつけるブインロウ。歩驭鲁は娘の言葉に逆上し、手を上げかけますが、ブインロウは毅然とした態度で「私は天妃、あなたはただの臣下」と言い放ちます。
愛と憎しみが入り混じる、壮絶な親子対決に息を呑みました。
歩驭鲁は「誰がそそのかした?」と問いますが、ブインロウは答えず、逆に追い出します。
動揺しながら部屋を出たブインロウは、偶然肖タクと再会し、二人は抱き合いながらもそれぞれの不安を感じています。
その夜、慕容高巩がブインロウを訪ねてくるも、肖タクはベッドの下に隠れてやり過ごします。慕容高巩は「太后も認めてくれたので、ブインロウを正式に宮に迎えたい」と告げますが、ブインロウは曖昧に受け流します。
去った後、肖タクは嫉妬心をあらわにし「必ず君を連れて逃げる」と決意を新たにします。
そして、肖タクはついに「弟を殺した仇」が歩驭鲁だと確信。曹春盎は「復讐すればブインロウが傷つく」と諭しますが、肖タクは決意を曲げません。
翌朝、御前大街で待ち伏せし歩驭鲁を討つつもりでしたが、ブインロウはそれを阻止するために泥酔を装い、肖タクを足止め。実は酔ったふりをしていただけで、父と恋人の板挟みに苦しんでいたのです。
結局、肖タクはブインロウの心情を思い、最後は矢を射ることをやめました。
その後、歩驭鲁は慕容高巩に取り入って「肖タクの力を削げ」と進言。慕容高巩はその言葉に従い、肖タクを皇陵監工に左遷。さらに「南苑王を呼び戻せ」との策も実行し、宮廷は再び不穏な空気に包まれます。
一方、宇文良序は婉婉と共に平穏を楽しもうとしますが、兄・宇文良時が「自分は謀反を企てる」と宣言し、危険な雰囲気に包まれます。婉婉も絡む形で新たな波乱の予感。
浮図縁 第29話の感想まとめ
第29話は、家族の罪と赦し、そして愛する人を守るための葛藤が凝縮されていました。
「憎んでもなお親子」――愛と正義の間で揺れる音楼と肖タクの苦しみが痛いほど伝わります。
いよいよ宮廷内の権力争いも最終局面。二人は愛を貫けるのか、家族の罪をどう乗り越えるのか、ラストに向けて盛り上がる展開が待っています!
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