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中国ドラマ『浮図縁』第32話のあらすじと感想をお届けします。今回はついに慕容高巩が音楼と肖タクの密会現場を目撃、愛と憎しみが大きく揺れ動く展開です。
それでは第32話を一緒に見ていきましょう！
浮図縁 第32話のあらすじ
慕容高巩が負傷して昏睡、肖タクは彼が目覚める隙に音楼と逃亡の計画を立てます。音楼とともに私宅に戻ると、大量の財宝が用意されていましたが、音楼の心は複雑なまま。肖タクの勧めで、音楼は父・歩驭鲁に最後の別れを告げに昭狱を訪ねます。
「娘はただの駒」と言い放つ父に、音楼は絶望しつつもかつての親子の絆に涙をこらえます。
一方、慕容高巩がついに目を覚ましますが、不妊を宣告されて激しく動揺。肖タクに救いを求めて土下座し、彼もこれを受け入れます。しかしその矢先、慕容高巩は宇文一族の処刑を命じ、婉婉が止めようとしますが、肖タクの説得で一族滅亡は免れます。
宇文良序と婉婉の恋も波乱。宇文良序は兄の死と自らの罪責感に苦しみ、婉婉も心の痛みを抑えつつ、二人は別々の道を選びます。
愛し合いながらも一緒にいられない、そんな切なさがじわじわ伝わる描写でした。
その後、慕容高巩が不安定になり、二人の女官の目をえぐるよう命じます。音楼が優しく彼をなだめ、薬を煎じて与えますが、肖タクは音楼が慕容高巩と接近しすぎることに嫉妬。
三角関係の緊張感と嫉妬の描写、息苦しくも人間らしさを感じました。
その夜、音楼は密道を使って肖タクの部屋を訪ね、二人はついに愛を確かめ合います。しかし、慕容高巩も密道から二人の密会を目撃してしまい、真実を知って愕然。
絶望と怒りに包まれた慕容高巩は「自分はずっと操られていた」と悟り、復讐を決意します。
翌日、音楼は慕容高巩に呼ばれ、後花園で芝居を見せられます。その芝居の内容は、まさに自分と肖タクが処刑されるという残酷な筋書きでした。
“芝居”を使って本心をぶつける慕容高巩の狂気と絶望が鮮烈に描かれています。
浮図縁 第32話の感想まとめ
第32話は、すべての秘密が暴かれ、登場人物たちの愛と憎しみが激しくぶつかり合う回でした。
逃げたい気持ち、誰かを守りたい気持ち、全部がぶつかってどうにもならない…そんな切なさが心に残ります。
いよいよクライマックス直前。復讐に燃える慕容高巩、窮地の音楼と肖タク…三人の運命はどう動くのか、見逃せません！
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