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クルミットです♪
今回は顧九思と柳玉茹が、これまで築いてきたものをほとんど手放してしまう回です。屋敷も、使用人も、財産も。それでも二人が下を向かないところに、じわっと来ました。一方で茂児のあたりからは、ずっと隠されていた秘密の匂いもしてきます。それでは18話を一緒に見ていきましょう!
長風渡 18話のあらすじ
屋敷の外には、江柔と長年苦楽を共にしてきた人たちが集まっていました。番頭の賀さんに連れられて、みんなが江柔に別れを告げに来たのです。江柔は涙が止まらず、あっという間に顔がぐしゃぐしゃになってしまいました。
長年一緒にいた人たちとの別れって、こういうのが一番こたえますよね
顧九思は、家の財産を悠州の節度使である范軒には渡さず、都尉の周将軍に託すことに決めました。一部は軍資金に充てるつもりです。范軒より下の立場である周将軍に渡せば、権力にすり寄っているように見られずに済みます。しかも今はちょうど軍資金が足りない時期。まさに雪中に炭を送るようなタイミングでした。それだけでなく、顧九思は自分の力で官職に就き、この世を変えたいとも考えていました。柳玉茹はこの考えに深く納得し、迷わず賛成します。
周子行は顧家が財産をすべて手放すと知り、驚きながらも感心していました。この先はきっと顧九思と柳玉茹のために全力を尽くすことでしょう。
財産を手放すって簡単に言えることじゃないのに、迷いがないのがすごいです
木南と印紅は、使用人が全員解雇されると聞いて自分たちもだと思い込み、しょんぼりしていました。でも柳玉茹が二人を呼んだのは解雇の話ではなく、これから一緒に商売を学んでほしいという話でした。ほっとしましたね。
財産を整理したあと、柳玉茹は屋敷まで手放し、みんなで小さな院子に引っ越します。小さいながらも風通しがよく、日当たりも良い場所でした。江柔は顧朗華の育てていた花や草を、日の当たる部屋にきちんと移してあげていました。木南と印紅、そして江柔の世話をする瑞雪以外、顧家にはもう使用人がいません。
瑞雪は何か言いたそうにしていて、江柔が尋ねると、柳玉茹と顧九思が夫婦としての実がなく、しかも将来は和離する約束をしていると知らされます。江柔はショックを受けながらも、二人の決断を尊重しました。
この告白のタイミング、瑞雪もずっと迷ってたんだろうなと思います
茂児は転んでしまい、柳玉茹の顔をまともに見られずおどおどしていました。月姨娘が茂児を連れ戻したのですが、ここで衝撃の事実が。かつて徉州を馬車で離れたとき、蘇婉は実は崖から完全には落ちていなかったというのです。もし誰かが手を差し伸べていれば、助かっていたかもしれません。手を伸ばそうとした柳玉茹でさえ、無理やり引き戻されていました。心根の優しい茂児はそのことを柳玉茹に負い目に感じていて、彼女の顔を見るたびに怯えてしまうのでした。月姨娘は容赦なく、優しい言葉と脅しを織り交ぜながら、みんなにこの秘密を絶対に口外しないよう釘を刺します。
正直、ぞわっとしました。あの落下シーンにこんな裏があったなんて。
木南が月姨娘たちに食事の支度を頼みに行くと、月姨娘は悔しさを飲み込むしかありませんでした。今の彼女たちは顧家に頼るしかない身なのです。
場面は変わって、悠州節度使の范軒と大将軍の周高朗は、顧九思が何のために来たのか探り合っていました。周高朗には見当もつきませんでしたが、范軒は顧九思が天下に名を轟かせ、東都を目指しているのではと疑っていました。周高朗は納得しません。顧九思といえば道楽者の御曹司というのがもっぱらの評判で、そんな志を持っているとは思えなかったからです。ただ、二人とも顧九思がどんな官職を望むかを見れば、その本心が分かるだろうと考えていました。
范軒は顧九思と直接会わず、周高朗に応対を任せ、自分は屏風の後ろに隠れていました。顧九思はやはり官職を求めてやって来たのですが、二人が驚いたのは、彼が望んだのがたったの衙役の職だったことです。
えっ、衙役って一番下っ端のやつですよね?そこから始める気なんだ
范軒は顧九思を侮ってはいけないと感じていました。磨けば光る璞玉のような人物だと。乱世に英雄が生まれるとはよく言ったもので、顧九思もそういう若者かもしれません。周高朗は范軒と賭けをして、顧九思は三ヶ月も持たずに音を上げるだろうと言い切りました。
柳玉茹は顧九思が衙役から始めることに賛成していました。彼にはきっと考えがあってのことだと分かっていたからです。この日、柳玉茹自身も店舗を借りて、胭脂を売る商売を始めることにしていました。府衙の衙役たちは今日、金持ちのお坊ちゃんが来ると聞きつけて、からかってやろうと待ち構えていました。朝早く、顧九思は衙役の衣装に着替えます。柳玉茹はその姿を見て、まるで夜回りの人みたいと冗談を言うのでした。
長風渡 18話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり蘇婉の件です。月姨娘たちが手を伸ばさなかったせいで蘇婉が助からなかったなんて、想像以上に重い過去でした。茂児があんなに柳玉茹を怖がっていた理由、ようやく分かりました。あの子は何も悪くないのに、大人の都合で秘密を背負わされているのが可哀想です。
顧九思と柳玉茹の潔さにも心を動かされました。屋敷まで手放して小さな院子に住むことになっても、二人とも後ろ向きな様子がありません。木南と印紅を見捨てずに商売を教えると言ったところも、この夫婦らしいなと感じます。
そして顧九思が選んだのが衙役だったのには驚きました。周高朗が三ヶ月で諦めると賭けているくらいですから、相当下から始めるつもりなんだと思います。柳玉茹の「打更の人みたい」という一言に、ちょっと笑ってしまいました。あの衣装で衙役たちにからかわれに行く顧九思の後ろ姿を想像すると、次はどんな顔で帰ってくるのか気になります。
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