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クルミットです♪
「風起西州」第27話は、疲労と心労が重なった琉璃がついに傷寒で倒れ、生死の境をさまようハラハラの展開。家族や仲間たちの祈りや支え、そして人のぬくもりがあふれる回でした。
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!
風起西州 第27話のあらすじ
阿史那云伊(アシナウンイ)の一件が落ち着き、琉璃(ルーリー)は疲れがピークに。椅子で眠り込む琉璃を見た裴行俭(ペイ・コウケン)は、そっと彼女をベッドへ運びます。
琉璃が目を覚ますと、裴行俭は王文度らの処遇を伝えます。「悪人は処罰され、蘇定方が大総管に」と状況は好転。ただし前線の事情もあり、裴行俭は軍務で家を離れる時間が増えると寂しそう。
夫婦の強い絆と「また離れ離れになる」切なさが沁みました。
麴崇裕(キク・スウユウ)は琉璃に紅利(利益分配)を届けに来ますが、阿史那云伊と小檀(ショウタン)にからかわれ少し照れた様子。琉璃が体調不良でも皆のために都護府へ向かう姿に、仲間たちも心配を隠せません。
村人たちは琉璃にたくさんの特産を贈りますが、帰り道で力尽きて倒れてしまいます。
麴崇裕や安三娘(アン・サンジョウ)、阿史那云伊らは琉璃のために町中の名医を呼び寄せますが、治療方針はバラバラ。
信頼の厚い韓四(カン・シ)が「牛馬を診る経験から、琉璃の症状は傷寒。今夜がヤマだ」と診断。もし熱が下がらなければ命の保証がない――と覚悟を示します。
本当に大切な人を助けたい――その必死さに胸が熱くなりました。
琉璃は高熱で震え、薬も飲めない状態。最終手段として韓四は艾灸(お灸)を提案。「命が優先」と阿史那云伊らも協力。
ちょうど帰宅した裴行俭が決断し、自ら韓四の指示で施術――ついに熱が少し下がり、一同は希望をつなぎます。
安三娘の手当や韓四の照れ、張敏娘の探りなど、騒がしくも温かい人間模様が続きます。裴行俭はずっと寄り添い、琉璃の回復をただ祈り続けます。
「誰かを想う力」が病をも癒やす…そう感じる展開でした。
琉璃の意識は雪原をさまよう夢の中。「自分が誰か」も分からなくなりながらも、家族や仲間の記憶が遠くで支えになっているようです。
風起西州 第27話の感想まとめ
第27話は、「守りたい」「生きてほしい」という思いが交差する感動回でした。
医術だけでなく、愛や絆がどれだけ大切か――
病の向こうにある人の温かさが、ひときわ沁みる回です。
みんなで支え合い、奇跡を信じて祈る姿に涙がこぼれました。
回復を願う夫・友人・家族の優しさ、そして最後の希望――
次回、琉璃の目が覚めるのか、ますます目が離せません!
「何もかも一人じゃない」と感じさせてくれる一話でした。
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