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クルミットです♪
朝廷の不正がついに皇帝の知るところとなって、陸英の告発から物語が一気に動き出しました。
悪事を働いた側が反省するどころか、小芝居を打って逃げ切ろうとする姿には本当にイライラします。
蕭定権が好きな人のために梅の香を一生懸命作っている裏で、最悪の事態が進んで胸が痛くなりました。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 10話のあらすじ
国の軍事力や財政を左右する茶馬貿易は、朝廷にとって極めて重要な政務です。
茶馬貿易とは、内地の茶と国境付近の馬を交換して軍馬を確保する重要な政策のことですね。
長州での戦に向けて軍馬を調達する役目を任されていた陸英は、皇帝に驚くべき事実を告発します。
馬を送る拠点である蜀の地で、安平伯の趙壅が送り込んだ富春という男が勝手な振る舞いを続けていました。
富春は官茶を集める名目で民衆の茶を強奪し、現地の民に激しい怒りを引き起こしていたのです。
それだけでなく、奪った上質な茶を都へ運んで途方もない高値で売りさばいて私腹を肥やしていました。
蜀の地へ送る茶といえば古くて粉々になったクズ茶ばかりで、分量さえ大幅にごまかしていたのです。
粗悪な茶を押しつけられた国境の民は激怒し、馬の調達そのものが立ち行かなくなっていました。
お茶を奪われた農民たちもひどいけれど、命がけで戦う前線にクズ茶を送るなんて許せません!
重大な危機をまったく知らされていなかった皇帝の顔色は、みるみる険しくなっていきます。
陸英はこれまで中書省へ何度も上奏文を届けたものの、すべて握りつぶされていた実態を明かしました。
李柏舟が意図的に上奏を隠蔽していたと察した皇帝は、激しい怒りに震えます。
陸英は手元に残していた上奏文の控えを差し出し、事実を調べてほしいと皇帝に懇願しました。
中書省を通しても返答が得られないため、やむを得ず皇太子の蕭定権を頼って取り次いでもらったのです。
皇帝は蕭定権をその場から退席させ、李柏舟らを宮殿へ呼び出しました。
宮殿の入り口で李柏舟とすれ違った陸英は、娘の陸文昔を蕭定棠の妻には絶対にやらないと告げます。
李柏舟は不快感をあらわにしますが、皇帝の前に進み出た瞬間、事の重大さを思い知る羽目になりました。
皇帝から怒声とともに厳しい追及を受けた李柏舟は、政務が忙しくて上奏が滞っていたと言い訳します。
しかし、そんな見え透いた嘘が通用するはずもありません。
皇帝が怒り狂う中、趙壅が上半身の着物を脱いで自らを縄で縛り、宮門の前で土下座して罪を請いました。
みっともない姿を晒して同情を買おうとする趙壅を見て、李柏舟はすかさず助命の口添えを始めます。
軍馬の調達が何より急務なのだから、国庫から金を出して茶と馬を買い直すべきだと進言しました。
その言葉を聞いた戸部尚書(財務担当大臣)の黄賜は、顔面蒼白で震え上がります。
宮中の出費がかさんでいるせいで、今の戸部にはそんな大金を工面する余裕などありませんでした。
黄賜の困り果てた様子を見た皇帝は、これ以上叱責しても無駄だと悟ります。
そこで皇帝は怒りを収め、自ら金を用意してこの混乱を収拾しようと決断しました。
自分が不正をしておいて、足りない金は国から出せだなんてどこまで図々しいのでしょうか?
趙壅が国をも脅かす大富豪であることを知っている皇帝は、趙貴妃の宮殿へ足を運びます。
出迎えた趙貴妃は華美な装飾を捨てて質素な白い衣をまとい、怯えた様子で父の罪を謝罪しました。
父は全財産を国庫に寄付する覚悟であると、殊勝な態度で皇帝に申し出ます。
さらに趙貴妃は、趙壅の罪を公に処罰しないでほしいと涙ながらに懇願しました。
父の命と息子の蕭定棠の名誉を守るためなら命も惜しくないと叫び、懐から短剣を取り出します。
慌てて駆け寄った侍女と蕭定棠が必死に短剣を奪い取り、母の命を助けようと騒ぎ立てました。
茶番劇を見せつけられた皇帝は我慢の限界に達し、泣き叫ぶ親子の芝居を一喝して止めます。
皇室の体面を守るため、皇帝は趙壅を極刑にはせず、自宅謹慎にとどめる処分を下しました。
趙貴妃と蕭定棠は涙を拭い、何度も頭を下げて皇帝の温情に感謝します。
その後、蕭定棠から皇帝の言葉を聞かされた趙壅は、娘が勝手に全財産を差し出したと知りました。
趙壅は胸をかきむしり、自分の財産を失ったショックで床に転がって泣き叫びます。
命が助かっただけでもありがたいはずなのに、お金を惜しんで転げ回る姿には呆れ果てました。
一方、蕭定権は愛する陸文昔を喜ばせたい一心で、顧逢恩と一緒に梅の花の香料作りに没頭していました。
立ち込める甘い香りに包まれながら、顧逢恩は陸英の真っ直ぐすぎる性格を心配します。
正義感が強くて嘘を許せない陸英は敵を作りやすく、これから先も大きな災難を招くのではないか?
顧逢恩が漏らした不安の通り、屋敷に戻った趙壅のもとには冷徹な表情の李柏舟が訪れていました。
李柏舟は財産を惜しんで愚痴をこぼす趙壅を一喝し、命があっただけでも拾い物だと吐き捨てます。
そして味方を増やすために吏部尚書(人事担当大臣)の張陸正を取り込もうと企み、手土産を用意させました。
同じ頃、陸英は娘が皇子たちの激しい権力闘争に巻き込まれることを深く恐れていました。
愛する娘を守るため、陸英は陸文昔を都から遠く離れた場所へ逃がす決断を下します。
旅立ちの前夜、陸文昔は一睡もできずに夜を明かしました。
蕭定権と心を通わせた日々の記憶が次々と蘇り、切ない悲しみが胸いっぱいに広がっていきます。
翌朝、陸英の屋敷に、李柏舟が皇帝からの聖旨を携えて現れました。
李柏舟が読み上げたのは、陸文昔を蕭定棠の側室として迎え入れよという信じられない勅命です。
予想もしなかった事態に陸英は言葉を失い、断ることも逃げることもできない罠に嵌まりました。
すでに都を出発していた陸文昔の馬車も追っ手によって行く手を遮られてしまいます。
妹が敵である蕭定棠の側室にされると知った兄の陸文普は、あまりの理不尽さに青ざめて立ち尽くしました。
蕭定権と心を通わせていた陸文昔が、よりによって斉王の側室にされるなんて残酷すぎます!
鶴唳華亭 10話の感想まとめ
白装束を着て短剣を振り回した趙貴妃の狂言自殺には、開いた口が塞がりませんでした。
皇帝の前に出る直前まで入念に計算していたのが見え見えで、その場しのぎの演技に怒りさえ覚えます。
自分の父親が前線の兵士や民を苦しめて私腹を肥やしていたのに、反省の色など爪の先ほどもありません。
息子の蕭定棠まで一緒になって止めに入り、皇帝を言いくるめようとする姿は本当にあざとかったです。
それに対して皇帝もすべてお見通しで、冷ややかに芝居を打ち切らせた場面には少し胸がすきました。
でも、結局は皇室の体面を気にして趙壅を自宅謹慎で済ませてしまったのは納得がいきません。
国境で苦しむ民衆や、前線で命を懸ける兵士たちの怒りはどこへぶつければいいのでしょうか?
自宅に戻った趙壅が、命が助かったことよりも失った財産を惜しんで泣き叫ぶ姿も醜かったです。
民から強引に巻き上げたお金なのに、まるで自分の正当な宝を奪われたかのように嘆いていました。
李柏舟に「命があるだけありがたいと思え」と怒鳴られていましたが、その通りだと思います。
悪党同士の仲間割れのような空気には少しスカッとしましたが、李柏舟の悪知恵は衰えていませんね。
すぐに張陸正を抱き込もうと動くあたり、権力への執念が恐ろしいです。
宮殿の重苦しい陰謀とは対照的に、蕭定権が梅の香料を調合していた場面は穏やかでした。
陸文昔の笑顔を思い浮かべながら、楽しそうに香りを試す蕭定権の姿がとても愛らしかったです。
顧逢恩が「陸英は真っ直ぐすぎて敵を作りやすい」と心配した言葉が、あまりに的確で胸に刺さりました。
純粋な恋心を抱く蕭定権と、娘を政争から遠ざけたい陸英の願いが、無残にも打ち砕かれてしまいます。
眠れぬ夜を過ごしながら、蕭定権との思い出を振り返っていた陸文昔の表情が本当に切なかったです。
お互いに思い合っているのに身分や政治の壁に阻まれて、遠くへ逃げることしか選べないなんて。
それだけでも十分に苦しいのに、李柏舟が運んできた皇帝の命令はあまりに残酷でした。
陸文昔をよりによって蕭定棠の側室にするだなんて、一体誰が仕組んだ罠なのでしょうか?
陸英の必死の抵抗を嘲笑うかのように、追っ手に馬車を止められた陸文昔の絶望を思うと息が苦しくなります。
あんなに純粋な女性が政治の生贄にされる姿を、兄の陸文普と一緒にただ震えながら見届けるしかありませんでした。
『鶴唳華亭』第1話で、尚服局の張尚服が太子の儀礼服を点検していた際、足りないことに気づいた装飾品は何か?
『鶴唳華亭』第4話で、蕭定権は盧世瑜の机の上で見つけた辞表をどのように処分したか?
『鶴唳華亭』第7話で、盧世瑜は部屋を訪れた蕭定権の体を何を使って激しく打ち据えたか?
『鶴唳華亭』第10話で、趙貴妃は父の命と息子の名誉を守るためと叫び、懐から何を取り出して見せたか?
『鶴唳華亭』第13話で、射柳の決勝戦において、皇帝自らが放った矢は何を正確に貫いたか?
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