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クルミットです♪
前回の張り詰めた空気のまま、物語は息をつく暇もない展開に突入しました。
無実を信じたい気持ちと、権力争いの理不尽な罠がぶつかり合って胸が痛みます。
愛する人を守るために太子がどこまで抗えるのか、気になるところですね。
それでは38話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 38話のあらすじ
蕭定権は、間一髪のところで救い出した陸文昔を連れて、父である皇帝のもとへ向かいます。
後ろめたいことなど何一つないと示すように、堂々と皇帝に対面しました。
蕭定権は、太子妃が毒殺された事件の全容を徹底的に追及し続けると宣言します。
そして、事件に関わっている疑いがある趙貴妃を宗正寺へ出頭させ、取り調べに協力させるべきだと強く求めました。
息子の思い切った要求に、皇帝は激しい不快感をあらわにします。
趙貴妃は太子の庶母にあたる身分です。
皇族の規律を正す場所とはいえ、太子の母同然の人物を宗正寺で尋問にかけるなど前代未聞でした。
そんな高貴な立場の人物を、本当に宗正寺へ送ることなどできるのでしょうか?
皇帝は蕭定権の言葉を一蹴し、国法に従って陸文昔を処分するよう聖旨を下します。
そのうえで、蕭定権自身にも軽はずみな行動を反省し、過ちを悔い改めるよう命じました。
いつもなら父の理不尽な叱責にもじっと耐えてきた蕭定権です。
しかし、この日の蕭定権は全く引き下がりませんでした。
監国太子という立場を行使して、皇帝が下した聖旨の封駁を申し出たのです!
あのいつも耐えてばかりだった蕭定権が、父の命令を真っ向から拒絶するなんて驚きました
聖旨を差し戻された皇帝は、息子の前例のない反抗に驚きを隠せません!
蕭定権の行動はそれだけに終わりませんでした。
刑部や大理寺など三司の役人と手を組み、本格的な合同審理を進める準備を整えていたのです。
息子の手回しの早さに皇帝は激怒し、監国太子がそこまで勝手な真似をするのかと怒鳴りつけます。
それでも蕭定権は少しもひるみを見せなかった。
すべては国の定めに従った正当な手続きであり、法に則った行動だと堂々と主張します!
皇帝は険しい顔つきのまま、監国太子の職務を実に見事にこなしていると嫌味を口にしました。
たかが一人の女のために、父親である皇帝の意志に背くのかと激しく責め立てます。
蕭定権はそれでも退きません。
手元に用意した印章の箱を示し、もし父上が真相を覆すつもりなら、事件を外朝に引き渡して公に審理させると脅した。
これには皇帝も言葉を失います!
皇帝は息子の態度を見て、かつて権力を振るった李柏舟の冷徹なやり口を学んだのだと察しました。
追いつめられた皇帝は、とうとう息子の要求を受け入れざるを得なくなります。
皇帝は李重夔に命じて、趙貴妃を宗正寺へ連行させました。
趙貴妃は涙を流しながら皇帝にすがりつきます。
しかし皇帝は冷淡な視線を向けたまま、一度も振り返らずにその場を去ってしまいました。
あんなに取り乱した妻を前にして、皇帝はどうしてこれほど冷酷になれるのでしょうか?
趙貴妃の取り乱しっぷりを見ても、皇帝の冷たさにはゾッとします
皇帝と趙貴妃が去ったあと、その場に残された陸文昔は机の上に置かれた印章の箱へ歩み寄りました。
そっと蓋を開けた陸文昔は、思わず目を見張ります。
箱の中身は完全に空っぽだったのです!
蕭定権には、初めからこの件を外朝に持ち出して大騒ぎにする気など全くありませんでした。
皇帝を従わせるために、ただのハッタリとして空の箱を利用したのだと陸文昔は気づきます。
もし嘘がばれていたら太子の立場はどうなっていたのでしょうか?
太子の覚悟と危うさを肌で感じた瞬間でした。
中身が空っぽだったと分かったとき、太子のギリギリの賭けに背筋が凍りました
一方、遠く離れた長州の城外では、敵軍との激しい戦闘が続いていた。
立ち込める硝煙の中、敵軍が猛烈な勢いで城を攻め立てています。
守備にあたる李明安は、周囲に何度も救援要請を送っていました。
しかし、待てど暮らせど何の返事も届きません。
なぜ近くにいる援軍は動こうとしないのでしょうか?
部隊が全滅の危機に瀕する中、李明安は危険を顧みず、顧思林の配下である楊盛将軍の陣営へ直接乗り込みます。
なぜ援軍を出さずに傍観しているのかと、李明安は楊盛に激しく詰め寄りました。
そこへ、顧逢恩が李明安の来訪を喜んで駆け込んできます。
しかし李明安の表情は怒りで歪んだままでした。
楊盛の卑劣な目論見に気づいたからです。
楊盛は、李明安が率いる天長衛の兵力が尽きるのをわざと待ち、その後に援軍を出して顧思林の軍だけが手柄を独占しようと企んでいた。
命懸けで戦う前線の兵士を駒として使い捨てる冷酷さに、李明安は怒りで歯ぎしりします。
味方同士で手柄争いをして救援を遅らせるなんて、本当に腹が立ちます!
その頃、蕭定権のもとに叔祖父である大宗正から秘密の知らせが届きます。
至急、宗正寺へ来るようにという連絡でした。
蕭定権が胸騒ぎを覚えながら急いで駆けつけると、門の前には蕭定棠と蕭定楷の姿があります。
なぜ二人の兄弟がここにいるのでしょうか?
理由を考える間もなく皇帝が姿を現し、三人の皇子は事情も分からないまま父の後ろについて中へ入りました。
広間に着くと、皇帝は捕らえていた孫内人と陸文昔を引き出させます。
そして、居並ぶ皇子たちの前で公の尋問を始めました。
皇帝の前に立たされた孫内人は、なりふり構わず嘘の証言を並べ立てます。
太子妃を毒殺するように命じたのは陸文昔であり、自分は指示に従っただけだと主張した。
そのうえ孫内人は、先日の寿宴の夜、太子妃が泣きながら陸文昔に土下座している場面をこの目で見たと言い放ちます!
場内は瞬く間にざわめきに包まれました。
孫内人のあの図々しい嘘八百には、本当にイライラさせられます
主人が召使いに土下座するなど、宮中ではあり得ない事態です。
太子妃がなぜ自分にひざまずいたのか、陸文昔はどうして公の場で説明できないのでしょうか?
自分の本当の身分や、家族の命運が関わっているからでした。
追い詰められた陸文昔は、自分は決して太子妃を害してなどいないと青ざめた顔で訴えるしかありません。
見るに見かねた蕭定権は、必死になって陸文昔をかばおうと前に出た。
宗正寺の案件は本来大宗正が取り調べるべきであり、皇帝自らが越権して審理を進めるのは筋が通りません。
しかし蕭定権は、皇帝がすでに大宗正へ密かに聖旨を下し、審理の権限を完全に奪っていた事実を知りませんでした。
最初から蕭定権を追い詰めるための罠だった。
大宗正の後ろ盾を失った蕭定権は、この状況でどうやって彼女を救えばよいのでしょうか?
皇帝はおもむろに腰から鋭い利剣を抜き放ち、それを蕭定権に突きつけます。
この手で陸文昔の首をはねて処刑しろと冷酷に命じました。
愛する女性を自分の手で殺せと命じられた蕭定権は、激しい悲しみと怒りに体を震わせます。
蕭定権は受け取った剣を、力任せに床へと投げ捨てた!
息子の拒絶に皇帝は怒り狂い、聖旨に背いただけでなく徒党を組んで朝廷を乱していると怒鳴りつけます。
蕭定権の目から悔し涙がとめどなくあふれ出しました。
どう抗っても父の冷酷な罠から抜け出せず、蕭定権はただ立ち尽くすしかありませんでした。
愛する人を自分で斬れだなんて、父親のすることとは思えません
鶴唳華亭 38話の感想まとめ
皇帝が蕭定権に剣を握らせて、陸文昔を自分の手で処刑しろと迫った場面が一番きつかったです。
実の息子に対してここまで残酷になれるものでしょうか?
父親としての情のかけらも感じられず、息が詰まりそうになりました。
蕭定権が悲しみに耐えかねて床に剣を投げ捨てた瞬間、張り詰めていた空気が一気に破裂したような感覚でした。
あの涙には、理不尽に踏みにじられ続ける太子の苦しみが全部詰まっていましたね。
孫内人が殿前でペラペラと嘘を並べ立てる姿にも、本当に腹が立ちました!
太子妃が陸文昔に土下座した事実だけを悪用して、毒殺の首謀者に仕立て上げるやり方が陰湿すぎます。
真実を言えないもどかしさに、胸が苦しくなりました。
陸文昔は一体いつになったら本当の身分を明かして救われるのでしょうか?
前半で見せた蕭定権の覚悟には胸を打たれただけに、後半の展開が余計に悔やまれます。
空っぽの印章の箱を使って皇帝を相手にハッタリを利かせ、趙貴妃を宗正寺へ送り込んだときは、ついに一泡吹かせたと思いました。
父のやり口を真似てまで陸文昔を守ろうとした太子の必死さが、あの空の箱に表れていましたよね。
でも、一枚も二枚も上手だった皇帝は、最初から大宗正の手足を縛って待ち構えていた。
太子の小さな反撃すら、皇帝の手のひらの上で弄ばれていたのかと思うとやり切れません。
長州の前線でも、味方同士の醜い権力争いが露骨になってきて暗い気持ちになりました。
李明安が必死に救援を求めているのに、手柄を独占するために援軍をわざと遅らせる楊盛の態度は本当に許せません!
顧逢恩は無邪気に李明安を出迎えていたけれど、軍の上層部が裏でこんな汚い計算をしているとは全く知らない様子だった。
都でも国境でも、権力に翻弄される人たちを救う手立てはないのでしょうか?
弱い立場の人間ばかりが危険にさらされていく状況は本当に居たたまれないです。
床に落ちた剣を見つめながら、ただ涙を流すしかなかった蕭定権の姿が頭から離れません。
『鶴唳華亭』第26話で、官兵が踏み込んだ現場で陸文昔が拾い上げた契約書において、張紹筠の立場はどのように記載されていたか?
『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?
『鶴唳華亭』第32話で、陸文昔は蕭定権の部屋を去る際、机の上に何をそっと置いたか?
『鶴唳華亭』第35話で、毒を盛られて倒れた太子妃と六皇子を前にした陸文昔は、机上にあった一杯の牛乳をどちらに飲ませたか?
『鶴唳華亭』第38話で、蕭定権が皇帝を脅すために示した印章の箱の蓋を陸文昔が開けたところ、中身はどうなっていたか?
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