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今回ご紹介するのは、中国ドラマ『七時吉祥-しちじきっしょう』第10話のあらすじと感想です。宋祥云（そう しょううん）がまさかの決断を下し、李修茗（り しゅうめい）との婚約に向かう事態となりますが、その裏にはどんな思惑があるのでしょうか？ さらに陸長空（りく ちょうくう）の反撃も動き出し、物語は一気に盛り上がっていきます。
それでは10話を一緒に見ていきましょう！
七時吉祥-しちじきっしょう 第10話のあらすじ
陸長空は父・陸凉（りく りょう）の無念を晴らすため、安凉（あんりょう）にいる叔父・解岚（かい らん）の軍勢と合流します。彼には旧知の部将たちが大勢おり、皆そろって皇帝の横暴ぶりに憤慨。解岚からは“飛勇団”を率いるための調令牌（ちょうれいはい）を渡され、これを使って軍を動かし、都へ戻って奸佞（かんねい）を討つようすすめられます。
一方、宋祥云は久しぶりに宋府へ戻りますが、屋敷内は荒れ果て、父・宋勤文と母・婉娘（えんじょう）もどこか様子がおかしいと感じます。陸放の死で心痛に暮れる翠碧（すいへき）を見て、宋祥云も責任を感じずにいられません。そんな宋祥云に接触してきたのは、李修茗でした。
李修茗によれば、宋勤文が陸家を捜索したことで周囲の反発が強まり、朝廷には宋勤文を弾劾する奏折が相次いでいるというのです。宋家がこのままでは危ういことを理解した宋祥云に、李修茗は「自分と婚姻を結べば、宋府を守ってやれる」と告げます。宋祥云は父母のこれまでの苦労を思い、ついに婚約を了承。
ここでの決断はあまりにも重いですよね。
果たしてこの婚礼の知らせはすぐに辺境にも届き、陸長空の耳にも入ります。 彼は大切にしていた宋祥云からの“長命玉”を落とし、玉が砕けてしまうのを見て心が乱れます。しかも李修茗は“天下を取るか宋祥云を取るか”と迫るように、都付近の堤防に再び災害を起こす策を用意している様子。
解莺時（かい おうじ）は紫辉（しき）の助力でなんとか死地を脱し、紫辉が女娲石（じょかせき）であることにも気づきますが、彼が自分の心の内まで聞いていたことに大激怒。とはいえ、紫辉が解莺時を守るため奔走してきた事実は消えず、二人の間には少しずつ信頼が芽生えていきます。
そんななか、宋祥云と陸長空はそれぞれ離れた場所から同じ空を見上げ、お互いを想い続けます。陸長空は李修茗が仕掛けた炸薬を何としても阻止しようと、配下を率いて搬送経路を調べ、罠にはめられないよう対策を練っていました。そして夜通し待機していたところ、ついに火薬を運ぶ車隊を発見し、一網打尽にします。
危険な作戦ですが、陸長空の迅速な行動力が頼もしいですね。
一方の宋祥云は、李修茗の策略を警戒しつつ、大婚の支度を進めざるを得ません。後宮で礼儀作法を学びながら、手作りの香囊（こうのう）を家族や陸長空、そして李修茗にも作っていました。しかし、嬷嬷（ばば）から「李修茗は特定の香料にアレルギーがある」と聞かされ、あわてて彼のもとへ向かいます。
そのとき、偶然にも二皇子・李修文（りしゅうぶん）の怒声が聞こえ、宋祥云は立ち止まって話を盗み聞きしてしまいます。そこでは李修文が「宋家や陸家を滅ぼしたのは、おまえ（李修茗）の仕業だ」となじり、目的は“宋祥云を手に入れるため”だったことを暴露。真相を知った宋祥云は大きな衝撃を受け、李修茗に対する信頼も崩れ去ります。
あまりにも衝撃的な事実に、宋祥云の心中を思うと胸が痛みます。
七時吉祥-しちじきっしょう 第10話までの感想まとめ
宋家を守るためとはいえ、李修茗との婚姻を決意した宋祥云。しかし、その裏にある本当の目的を知ってしまい、大きく心が揺れてしまいます。陸長空もまた、彼女を守りたい思いは強いものの、多くの仲間や民衆を救うための大義を背負っており、苦悩は深まるばかり。
これまでの二人の絆がどうなるのか、気がかりでなりません。
また、解莺時と紫辉の関係もさらに進展が見られそうです。女娲石という特別な存在である紫辉が、“人間らしい感情”をどのように深めていくのかも注目ポイントでしょう。
物語はいよいよ佳境へと突入しており、皇帝の座を狙う李修茗、反撃に転じる陸長空、そして運命に翻弄される宋祥云の行方から目が離せません。次回は宋祥云がどう決断し、陸長空との再会はあるのか……引き続きお楽しみにしてくださいね♪
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