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今回ご紹介するのは、「双燕秘抄」第3話。茉喜(まき)と謎多き将軍・陳文徳が再び出会う場面は必見です。さらに茉喜と万嘉桂(まん・かけい)の関係も新展開を迎え、ますます目が離せません!
それでは第3話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第3話のあらすじ
前回、茉喜は負傷中の万嘉桂を匿う代わりに「婚書」を取り付けるという奇想天外な行動に出ました。万嘉桂は当初「出自の違い」を理由に渋っていましたが、茉喜の強引さに根負けし、ついに一筆を交わすことに。とはいえ、茉喜は「この婚書で結婚を迫るつもりはない」と言い放ちます。 万嘉桂としては不可解かもしれませんが、茉喜の破天荒さが魅力ですよね。
一方、白家では夫婦間で娘・白鳳瑶(はく・ほうよう)を陳文徳に差し出す話が浮上していましたが、白文泰(はく・ぶんたい)は「陳文徳は乱臣贼子だ」と大反対。代わりに白二夫人が思いついたのは、なんと茉喜を妾として差し出すこと。将来もし陳文徳が朝廷から咎められたとしても、茉喜は“血縁上は姪”なので、白家への影響が少ないだろう…という打算があるようです。
まさかこんな形で茉喜が白家の“身代わり”にされるとは…切ないです。
そのころ、白鵬鯤(はく・ほうこん)は懲りずに茉喜を売り飛ばそうと、またしても夜陰に乗じて茉喜の部屋に忍び込みます。しかし、そこには万嘉桂が潜んでおり、白鵬鯤は見事に返り討ちにあってしまいました。
一方、茉喜は不気味な夢を見てうなされます。万嘉桂が婚書を破り捨て、「お前ごときと結婚できるか」と冷たく言い放つ夢です。動揺で涙を流してしまう茉喜ですが、白鳳瑶に起こされて正気に返り、安心します。
茉喜の心の奥底には、自分が“誰からも望まれない存在”だという不安があるのかもしれません。
そして問題の「白鵬鯤が茉喜の部屋でケガをした」事件について、白二夫人は茉喜を問い詰めます。ところが、茉喜はうまく言い逃れ、さらには「この部屋には死者の怨霊が出る」と脅かして退散させることに成功。実はこの部屋、以前“関係者に疎まれた小妾”が閉じ込められ、亡くなった場所でもあるらしく、白二夫人には覚えがありそうです。
こうした“怨霊”エピソードが、白家の闇を一層深く感じさせます…!
茉喜と万嘉桂は、彼を安全に城外へ逃がすために、街の馴染みの王店家に協力を頼みます。しかし、王店家は高額な金を要求。警戒した万嘉桂は一度引き下がろうとしますが、そこへ陳文徳が兵を連れて登場。茉喜と万嘉桂は思わず別行動をとり、茉喜は陳文徳とバッタリ再会してしまいます。
実は、陳文徳こそが以前、相府で“黒衣姿”だった人物。驚く茉喜に対し、陳文徳は「白家の者ならば、何をしにここに来た?」と問い詰め、さらには白家の人間を人質にするぞと脅してきます。
しかし、茉喜は「そんなの関係ない」と言わんばかりに強気を貫きます。すると今度は陳文徳が刀を抜いて脅しを強めるため、茉喜は仕方なく「白鵬鯤に下剤を飲ませるために買い物をしていた」と白状し、ようやくその場を見逃してもらいました。
危機一髪の場面で、茉喜の度胸の強さが際立ちますね。
その後、無事に逃げ延びた万嘉桂と茉喜は再会。万嘉桂は白鳳瑶が茉喜に東珠を譲った経緯を聞き、先日「茉喜が盗んだのだろう」と誤解していたことを深く謝罪します。
こうして、再び絆を深める二人。しかし茉喜の心には、強引な婚書のことや陳文徳との再会など、様々な悩みが渦巻き始めていました。
茉喜が見せた“無謀とも言える積極性”は、どんな運命をもたらすのか…気になります!
双燕秘抄 第3話の感想まとめ
第3話では、茉喜を取り巻く環境が一段と過酷になりながらも、彼女が持ち前の明るさと機転で状況を乗り切っていく姿が光りましたね。万嘉桂も、最初は茉喜を見下すようなところがありましたが、今やすっかり彼女に助けられる立場に。二人のやりとりには、思わずクスッと笑ってしまうシーンもありました。 打算的な白家の人々と、自由奔放な茉喜のギャップが面白いです。
また、茉喜と陳文徳の再会シーンでは、単なる威圧だけでは終わらない不思議な空気感がありました。陳文徳自身も“乱臣贼子”だと誹られながら、実際には朝廷と密かに火花を散らしている模様。敵か味方か分からない存在が増えて、先が全く読めませんね。
これからどうなるのか、そして茉喜の“婚書”は何らかの形で大きな転機を呼ぶのか…次回がますます楽しみです♪
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