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前回に続き、女学を舞台に波乱の予感が加速する「双燕秘抄」第13話。弓術教師・冯銘(ふう・めい)が突然の変死を遂げる一方で、“新任の射芸先生”として現れた謎の男性の正体は…なんと陳文徳(ちん・ぶんとく)でした!
それでは第13話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第13話のあらすじ
冯銘の怪死と女学の疑心暗鬼
弓術教師・冯銘(ふう・めい)からしつこく言い寄られ、さらには「山長の弟」という立場を利用されて脅されていた鳳瑶(ふぇんよう)。ついに“鳳瑶が冯銘を誘惑している”という事実無根の噂を山長(さんちょう)に吹き込まれた結果、山長は鳳瑶をこっぴどく叱責。
しかも、仕事の報酬(束脩)の半額を没収されてしまい、妹分である茉喜(まき)も激怒します。しかし、鳳瑶は「もう少し我慢すれば冯銘も落ち着くかもしれない」と考え、女学を辞める気はありません。苛立つ茉喜は「そこまで我慢しなくても…」と説得するものの、鳳瑶の決意は固く、二人の気持ちはすれ違い気味です。
“姉妹”のように支え合ってきた二人ですが、鳳瑶の我慢強さに茉喜がもどかしさを募らせているのが伝わりますね。
一方、冯銘は「近々、家名を高めて鳳瑶を正妻として迎える」とまで言い放ち、彼女への執着を加速。その様子を見た茉喜は、今度こそ彼を懲らしめようとするのですが、謎の生徒・呉吟(ごぎん)に邪魔されてしまいます。
やがて冯銘が“何者か”によって殺害された遺体で発見されると、女学は一気に騒然。山長は「冯銘とトラブルのあった鳳瑶姉妹が怪しい」と思い込んで追及を始め、官差(かんさ)まで介入してきます。しかし、ちょうど冯銘が亡くなった時刻、鳳瑶と茉喜は呉吟と一緒にいたという証言が飛び出し、二人の疑いは晴れることに。
実は、茉喜が密かに「呉吟が男装女子か、あるいは女装男子かもしれない」と気づいており、その秘密と引き換えに協力を得る形になったようです。
呉吟の正体や背景がますます気になりますね…茉喜は勘のよさでこの危機を見事回避しました!
黒衣の侵入者と“文東”登場
冯銘の死を機に、山長は激しい悲嘆に暮れ、突然「養生のため」と称して女学を留守に。そこにやって来たのが“新任の射芸先生”。
なんと、その正体は茉喜の知る名将・陳文徳(ちん・ぶんとく)だったのです。ここでは“文東(ぶん・とう)”と名乗り、あくまで「射芸を教えに来た」と言っていますが、その目的はどうやら別にある模様。実際、夜中に黒装束で書庫を探っているところを呉吟と鉢合わせし、戦闘になったようです。
久々の陳文徳! 一体なぜ女学に潜入しているのか…?
茉喜はこの“文東”こそ陳文徳であると見抜き、過去の経緯から「彼に逆らえば自分たちが危ない」ことを痛感。鳳瑶に「射芸先生には十分気をつけて!」と呼びかけるも、鳳瑶は「どうしてそこまで警戒するのか」と不思議そう。茉喜は陳文徳から「もし正体をバラせば、姉妹ともども磬州から消えてもらう」と脅されているため、本当のことは言えません。
暗躍する陳文徳と動き出す謎
さらに、茉喜は夜中に黒衣姿の呉吟が“何か”を探しているところを目撃。そこへ陳文徳も現れて一触即発となるも、呉吟は敗走してしまい、茉喜は大混乱。
翌日、「山長が不在のあいだは沈書墨(しん・しょぼく)が代理を務める」と宣言され、新たに射芸担当になった“文東”を加えて女学が再編されることに。女学での授業も回り始めますが、一連の騒動を受けて、何やらきな臭い空気がさらに漂い始めています。
冯銘を殺したのはいったい誰なのか、そして女学の書庫にある“太后墨宝”とは何なのか…気になるポイントが山積みです!
双燕秘抄 第13話の感想まとめ
今回の最大の衝撃は、何と言っても冯銘の急死と、謎めいた“文東”としての陳文徳の登場ですね。冯銘が命を落としたことで鳳瑶姉妹は容疑者扱いされましたが、呉吟の証言で何とか難を逃れました。ただ、その呉吟の素性も謎が多く、一筋縄ではいきそうにありません。 まるで女学が陰謀渦巻く舞台に…これからの展開にハラハラが止まりませんね。
さらに、夜中に黒装束で動き回る陳文徳と呉吟の対立、“文東”の名で紛れ込んだ陳文徳が探している「太后墨宝」の存在など、新たな伏線が盛りだくさん。茉喜が自分たちの身の危険を察し、鳳瑶に“先生に注意して”と警鐘を鳴らすのも頷けます。
続きがますます気になるこの物語、次回の動向もお見逃しなく♪
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