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この「双燕秘抄」第25話では、陳文徳(ちん・ぶんとく)の強引な婚礼がまさかの“花嫁交代”を迎え、茉喜(まき)と白鳳瑶(はく・ほうよう)の運命が急展開を迎えます。最後まで抵抗し続ける茉喜ですが、果たして本当に“陳文徳の妻”となってしまうのでしょうか…?
それでは第25話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第25話のあらすじ
強行婚礼、突如“花嫁チェンジ”が発生
前回、陳文徳は“万嘉桂(まん・かけい)の妻”である白鳳瑶をあえて迎え入れることで、万嘉桂に圧力をかけようとする作戦に出ました。しかし直前、そこへ茉喜が割って入り、「私が代わりに嫁ぐから、鳳瑶を解放してほしい」と自ら進んで身代わりを名乗り出たのです。もし望みが聞き入れられないなら「鳳瑶もろとも死ぬ」と迫る茉喜。
結果、陳文徳は一瞬考えた末にこの取引に応じることを決断。こうして婚礼当日に、まさかの“花嫁交代”という前代未聞の展開を迎えたのです。
鳳瑶が人質にされ、さらに命を絶つ覚悟までする姿に、茉喜も覚悟を決めたんですね。
一方、万嘉桂は救出のために城内へ侵入するも、北朔軍の策で囲まれ、多くの部下を失いながら何とか逃走。「鳳瑶と茉喜が陳文徳に囚われている」と分かりつつも、救出は叶いませんでした。
“ふつうに結婚式”を敢行する陳文徳
婚礼の場では、「白鳳瑶の姿が見えない」「花嫁が誰なのか…?」と一瞬騒然とします。しかし、陳文徳が「新娘子は茉喜に変わった」と宣言しても、各州の特使らは特に反対の素振りを見せず、式そのものは滞りなく? 進行してしまいます。実質的には“政略婚”と分かっていても、特使たちが責め立てないのは、“花嫁”が誰であれ、陳文徳が明確に“朝廷と決別”する意思を見せれば彼らに利益があるからでしょう。
まさに“外面”だけの婚礼…当人同士は当然ながら複雑すぎますね。
式を終えると、陳文徳は茉喜とともに“新房”へ移動。儀式的な合笄酒(がっけいしゅ)を交わし、下僕たちが退室すると、彼は茉喜を迫ろうとします。茉喜は枕の下に忍ばせた刃物で抵抗しようとしますが、陳文徳に気づかれてしまい、結果的に彼は茉喜を“追い出す”形でその晩は一緒に過ごさず。それでも、茉喜に「寒いだろうから中へ戻れ」と声をかけるなど、微妙な“やさしさ”を見せる場面もありました。
鳳瑶は監禁続行…深い後悔と自責の念
鳳瑶は自分が解放されるのだと思っていたものの、実際にはいまだに陳文徳の命令で軟禁状態。そこへ手勢の小武(しょう・ぶ)などが見張りについており、自殺防止も兼ねて、目を離してはくれません。鳳瑶は「自分が茉喜を苦しめてしまった」と後悔し、何度も死のうと試みるほど絶望していました。
しかし守りを託された小武は「茉喜は鳳瑶を守るために選んだ道。もし鳳瑶が死ねば、茉喜の決断は無意味になる」と必死に説得し、鳳瑶の命を繋ぎ止めます。
姉妹の情が互いを支えあってきただけに、今回の“すれ違い”は見ていて切ないですね。
茉喜の苦悩と“将軍夫人”としての日常
翌朝、陳文徳は茉喜を起こし、「将軍夫人らしく身なりを整えよ」と命じます。数人の侍女もあてがわれ、府内をまとめるように言われる茉喜。そもそもこの婚姻は彼女にとって“不本意”でしかなく、部屋に押し寄せる侍女たちを“間者”と疑い、全く気が休まらない状況です。
外では、万嘉桂の部下が釈放された際に「茉喜が代わりに嫁いでしまった」ことを報告しており、これを聞いた万嘉桂は激しく動揺。「茉喜の本心はどうなのか? なぜ自分を“妻”だと名乗る行動を取ったのか?」…彼は途方に暮れながらも、朝廷に救援要請の書状を出し、再度の突入を狙っている模様。
万嘉桂としては「白鳳瑶が妻のはずが、実は茉喜と…?」とややこしく混乱は極まりますね。
双燕秘抄 第25話の感想まとめ
■まさかの“代打花嫁”にドキドキが止まらない
この第25話最大の衝撃は、茉喜が“身代わり”で陳文徳と結婚してしまうところ。「鳳瑶を救うため」とは言え、まさか本当に婚礼が進んでしまうとは…視聴者としても思わず息を呑む展開です。
■“本当の夫婦”になれないまま?
形式的には新婚生活が始まりましたが、茉喜は陳文徳に全く心を許さず、一方の陳文徳も「そこまで嫌われるとは」と戸惑っている様子。でも陳文徳の中には茉喜をいとおしむ気持ちがあるような描写もあり、今後“夫婦関係”がどう変化していくのかは注目ポイントです。
■鳳瑶の行方と万嘉桂の決断
一方で、鳳瑶は軟禁、万嘉桂は城外で支援を待つ…という苦しい立場。鳳瑶や茉喜の存在が“人質”として利用される限り、万嘉桂も動きにくいでしょう。誰もが不本意なこの状況を、誰がどう打破するのか…。
次回は、茉喜が“将軍夫人”としての生活を送る中でどんな事件が起こるのか、そして鳳瑶と万嘉桂はどう動くのかが焦点になりそう。さらに深まる波乱に期待しながら待ちましょう♪
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