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今回は「双燕秘抄」第24話。陳文徳(ちん・ぶんとく)が白鳳瑶(はく・ほうよう)を半ば強引に迎えようとするなか、茉喜(まき)が“ある大胆な行動”に出ます。まさかの「自分こそ万嘉桂(まん・かけい)の妻」と名乗り出る展開に、波乱は最高潮へ…!
それでは第24話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第24話のあらすじ
陳文徳の“強引な婚礼”が進むなか、茉喜が猛抗議
前回、陳文徳は自らの権勢を固めるため、さらに万嘉桂に対する“人質”かつ“牽制”の意味合いも込めて、白鳳瑶を妻として迎えようと画策。その準備が着々と進むなか、茉喜はこの理不尽さに我慢ならず、「もし本当に強制的に鳳瑶を娶れば、彼女は生き延びられない」と必死に抵抗します。
しかし、陳文徳も「これはやむを得ない戦略だ」と譲らず、茉喜の言葉に「嫉妬で怒っているのか?」と的外れな反応を見せる場面も。茉喜は「鳳瑶が死ぬくらいなら、陳文徳は別の人を娶ればいい」と懇願しますが、彼は「白鳳瑶が万嘉桂の妻であるからこそ意味がある」と言い放ちます。
“好きだから娶る”わけではなく、“策略”のために迎える──そこに茉喜の怒りは頂点に達しますね。
茉喜が部屋に戻ると、鳳瑶はすでに手足を縛られ、逃げられない状態に。思わず二人で抱き合いながら泣きじゃくるシーンは胸が痛むばかり。
鳳瑶の“自決覚悟”を茉喜が必死に止める
夜が更けてからも、鳳瑶は「母が遺した簪(かんざし)を使って陳文徳もろとも自害しよう」と決意。そこへ茉喜が飛び込んで「絶対に死なないで」と必死に止めます。鳳瑶は「自分が人質のように扱われて万嘉桂を苦しめたくない」と言い張りますが、茉喜は何度も懇願し、取り乱す鳳瑶の簪を奪い取った拍子に、手を負傷してしまうのでした。
翌朝、茉喜は陳文徳のもとへ行き、膝をつき懇願。「鳳瑶は気丈な性格だから、本当に自害しかねない。どうか思いとどまってほしい」と頭を下げます。陳文徳は、それでも聞き入れる様子を見せず、「鳳瑶の命を失えば万嘉桂への牽制にはならない」として、むしろ厳重な監視を命じるという冷たい対応に。
陳文徳にも戸惑いはあるものの、周囲との同盟や軍の存続のために譲れないのでしょう…。
まさかの一手——茉喜が「私こそ万嘉桂の妻」と名乗り出る
一方、万嘉桂は城外から再び磬州へ潜入し、鳳瑶と茉喜を救い出す機会をうかがいます。そんな中、陳文徳による“婚礼の儀式”がいよいよ始まってしまいました。
ところが式の直前、茉喜が衆人環視の場で立ち上がり、「白鳳瑶は万嘉桂の妻ではない。私こそが万嘉桂と婚姻の約束を結んでいた本当の妻なのだ」と衝撃の宣言を放ちます。さらに、かつて“玉牌”を万嘉桂に授けたのは自分であり、“婚書”も取り交わしていたと証言。彼女の狙いは、鳳瑶の身を婚礼から外すことにより、鳳瑶を救おうという大胆な作戦でした。
予想外の逆転劇に、式場は大混乱…「あの姉妹の関係はどうなっているの!?」と目が離せません。
陳文徳はとっさに茉喜の言葉を疑いつつも、彼女の“はったり”を見抜いている様子。激怒しながらも「このまま式を中止すれば、二人まとめて殺す」と脅しをかけ、さらには「だったらお前たち両方を妻に迎えてもいい」ととんでもない提案までしてくるのです。
そして、タイミングを見計らった万嘉桂が佯攻(ようこう)を仕掛け、万嘉桂本人はこっそり府内に潜り込む作戦を決行。これにより館内が一時的に混乱するも、陳文徳は動じず、「今の式が失敗に終われば茉喜と鳳瑶を殺す」と宣言。一方で、鳳瑶は最後の覚悟を決め、簪で陳文徳を刺そうとする寸前に茉喜が制止。自らその簪を握って「自分を殺させてでも鳳瑶を守る」と対峙する場面が最高潮の緊迫感を生むのでした。
実の妹同然に慕う鳳瑶のため、茉喜は命を投げ打つ覚悟…涙なしには見られません。
双燕秘抄 第24話の感想まとめ
■衝撃の「真の万嘉桂の妻は私」宣言!
何といっても見どころは、茉喜が舞台のど真ん中で「鳳瑶は偽の妻で、本物は私」と名乗り出る場面。姉妹の友情はどうなるのか? 鳳瑶の心境は? と気になることが山積みですが、とにかくこれが“鳳瑶の自死”を回避するための苦肉の策だった点が切ないですね。
■万嘉桂と陳文徳の駆け引きもクライマックス寸前
万嘉桂は外から、陳文徳は内から、どちらが先に“決定打”を出すのか。結果として婚礼が失敗すれば茉喜と鳳瑶が危険に晒されるし、そのまま続行すれば鳳瑶が“不本意な結婚”を強いられる…。一瞬の猶予もない緊迫した状況に興奮が止まりません。
■鳳瑶と茉喜、姉妹の絆はどうなる?
婚礼の場で“姉妹関係の絶縁”とも取れる発言がありましたが、実はそれも茉喜の苦しいウソ。鳳瑶自身がどんな感情を抱き、今後二人の絆はどう変わっていくのか、次回も見逃せませんね。
血みどろの戦いに発展しそうな雰囲気を醸し出しつつ、愛と友情と策略が複雑に交差する「双燕秘抄」。果たしてこの“強行婚礼”の行方はどうなるのか、そして茉喜と鳳瑶は無事に陳文徳の魔の手から逃れられるのか…次回の展開がますます気になります♪
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