双燕秘抄 第23話のあらすじ&感想|白鳳瑶の病と“政略結婚”の脅威…陳文徳が迫る新たな決断とは?

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回は「双燕秘抄」第23話をご紹介します。陳文徳(ちん・ぶんとく)が磬州(けいしゅう)を制圧したことで、白鳳瑶(はく・ほうよう)と茉喜(まき)は人質同然の立場に。さらに鳳瑶が高熱で倒れてしまい、茉喜は必死に助けを求めます。一方、各州刺史や朝廷の思惑が絡み合い、陳文徳は「白鳳瑶との婚礼」という大胆な提案を突きつけられることに…。
それでは第23話を一緒に見ていきましょう!

双燕秘抄 第23話のあらすじ

攻防戦が続く磬州|万嘉桂の反撃と陳文徳の苦戦
前回、陳文徳は夜襲・偽装などの戦術を駆使し、万嘉桂率いる龍襄軍(りゅうじょうぐん)を翻弄。ついに磬州城を陥落させることに成功しました。しかし万嘉桂もまた、策略を巡らせ井水に毒を仕込み、陳文徳の兵の一部を中毒させるなど反撃を試みます。
この隙を突いて万嘉桂は城門を突破し、一部の残存兵たちと合流。茉喜と白鳳瑶が陳文徳側に囚われていると知りながらも、やむを得ず城外へ撤退してしまいました。

まさに“知略と知略”のぶつかり合い…戦況はまだまだ予断を許さないですね。
鳳瑶の容態悪化で茉喜が陳文徳に懇願
陳文徳は、磬州城を抑えたはいいものの、彼の目的は「鉄鉱の確保」と「朝廷側(吳朗や明徳侯)からの追撃をかわす」こと。さらに、中毒兵の治療や街の統治にも手が回らず、苦しい状況が続きます。
そんな折、陳文徳が万家邸を訪れると、茉喜が悲痛な面持ちで「白鳳瑶が高熱で倒れた。今にも命の危機だ」と必死に訴えます。鳳瑶を助けたい一心で頭を下げる茉喜に、陳文徳は一瞬ためらうも、結果的には医者を呼ばせて治療させることを許可。「白鳳瑶が生きていれば、万嘉桂への牽制にもなる」という打算も加わった決断でした。

茉喜の健気さに加え、陳文徳も“冷酷”というだけではない部分が垣間見えますね。
各州刺史との暗闘|“鉄鉱”をめぐる思惑
さらに、磬州城の支配を固める陳文徳のもとに、尧州刺史など各地の特使が次々とやって来ます。彼らは「磬州の鉄鉱を共に開発しよう」と持ちかけ、条件次第では“同盟”を組む構え。それに対し陳文徳も、彼らの狙いを見抜きつつ、敵に回すべきか手を組むべきか駆け引きに苦慮します。
結局、彼は「龍襄軍を撃退し、朝廷と決定的に手を切る形」を示すことで、各州勢力から支援や物資を引き出そうと考え始めるのでした。

鉄鉱をめぐる利害関係が複雑に絡み合い、陳文徳の政治手腕が試される場面が続きます。
“白鳳瑶を妻に迎えよ”という提案が浮上
各州の特使たちは「確実に朝廷と決裂した姿勢を示してほしい」と陳文徳に迫ります。その“証”の一つとして持ちかけられたのが、「万嘉桂の妻・白鳳瑶を陳文徳が娶る」案でした。もしこれが実現すれば、朝廷との再和解はほぼ不可能となり、陳文徳が“反逆”の道を進むことが明確になる…つまり同盟相手としては安心できるというわけです。
これにはさすがの陳文徳も躊躇(ちゅうちょ)。しかし、兵糧が尽きかけている状況や、味方への補給がままならない現実を前に、頭を抱え込むしかありません。一方、鳳瑶は「万嘉桂は朝廷への忠義を優先するかもしれない」「助けに来られなくても恨まない」と覚悟を決めていますが、茉喜は「大好きな人を想えば一緒にいるべき」と自分の価値観を吐露し、二人の考え方は真逆です。

鳳瑶はあくまで“夫”の軍務を最優先し、茉喜は“愛”を優先しようとする…二人の対比が痛烈ですね。
陳文徳、白鳳瑶に“婚礼”を通告…
そして遂に、陳文徳は「白鳳瑶を妻に迎える」と各州特使に示すことで、同盟を確かなものにしようと動き出します。柴房から出された茉喜と鳳瑶のもとへやって来た陳文徳は、鳳瑶に対し「お前を迎えるための挙式を行う」と言い放ちます。
鳳瑶は当然、かたくなに拒否。「万嘉桂の妻として死ぬまで気持ちは変わらない」と譲りませんが、陳文徳もまた「これは通告であり、お前の意思など関係ない」と冷酷に返すのです。果たして、この“政略婚”が強行されるのか…波乱の予感が最高潮に。

家族のために一度は“偽りの結婚”をしていた鳳瑶ですが、今度は“敵将”との婚姻を迫られるなんて…。

双燕秘抄 第23話の感想まとめ

第23話は、陳文徳と万嘉桂の知略対決に加え、“政略結婚”をめぐる緊迫感が一気に高まりました。鐵鉱を得たい各州刺史や、軍糧を必要とする陳文徳の思惑が交錯し、“白鳳瑶を娶る”という案が生まれる展開は、視聴者にとって衝撃そのもの。 鳳瑶や茉喜がどれほど拒んでも、権力の論理が彼女たちを翻弄するのが歯がゆいですね。
さらに、鳳瑶の病状は回復したものの、いつ再び容体が悪化するか分からない不安も残ります。茉喜は「そもそもこんな状況になった元凶は陳文徳だ」と憤りつつも、助けてくれた面を見て複雑な心境。
はたして陳文徳は本当に「鳳瑶との婚礼」を強行するのか? 龍襄軍と万嘉桂は、このまま鳳瑶たちを見捨てるのか? 次回も大きく情勢が動きそうで、目が離せませんね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする