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クルミットです♪
舞台の上で非業の死を遂げた楚啓児の事件は、一見するとあっさり片付いたように見えます。
現場に残された違和感を見逃さない張屏が、とんでもない執念で捜査を続けました。
蘭珏の怪しい動きも気になりますね。
それでは6話を一緒に見ていきましょう!
君子盟 6話のあらすじ
楚啓児の遺体は異様な状態でした。
刑部侍郎の王硯は、麺売りの張屏を連れて現場へ駆けつけます。
検視の結果、楚啓児は毒殺されたと分かりました。
王硯は、楚啓児の腕につけていた煙器に犯人が毒を仕込んだのだと主張します。
しかし張屏は納得しません。
舞台には煙が充満していたのです。
もし煙そのものに猛毒があれば、楚啓児だけが命を落とすのは不自然だと張屏は鋭く指摘しました。
一方、蘭珏の従者である旭東は青ざめていました。
現場に自分たちの関与を示す証拠が残っている恐れがあったからです。
蘭珏は旭東に、証拠を早く処分するよう命じます。
現場に張屏がいるのを見つけて蘭珏は警戒しました。
あの男に嗅ぎ回られたら計画が台無しです。
蘭珏は張屏を引き止め、旭東に証拠を隠す時間を与えることに決めました。
王硯は周囲の人々から当時の様子を聞き取ります。
客たちの証言を聞いた張屏は、煙の塊に幻覚剤が混ざっていたと見抜きました。
でも、その薬に命を奪うほどの毒性はありません。
そこへ蘭珏が王硯のもとへ歩み寄ってきます。
王硯は上機嫌で、張屏の能力を試している最中だと話しました。
自分が勝てば張屏を刑部にスカウトするつもりです。
もし負けたら、張屏の屋台で麺を売ると豪語しました。
負けたら屋台で麺を売るなんて王硯も思い切った賭けをしますね!
蘭珏は王硯の話を聞いて笑います。
大勢の部下を抱える刑部が相手では、勝っても自慢にならないと蘭珏は口を挟みました。
そして、自分は張屏の味方として推理勝負に加わると申し出ます。
張屏は蘭珏の申し出を断ろうとしました。
しかし王硯がきっぱりと張屏の拒絶を却下してしまいます。
王硯の部下が調べを進めると、あの煙術は西域の胡人から伝わった技だと判明しました。
観客を驚かせるため、幻覚作用のある薬を混ぜていたのです。
楚啓児は「胡煙仙人」と呼ばれる大道芸人から技を教わっていました。
使われた煙の塊も、その胡煙仙人が作った特注品です。
張屏は楚啓児の遺体の様子を思い出していました。
あの死に方は普通の毒物によるものではありません。
張屏は楚啓児の化粧箱を調べ始めます。
しかし怪しい物は見当たりませんでした。
すると蘭珏が張屏の隙を突いて動きます。
楚啓児の額につける花鈿を、懐から出した別の物へとこっそりすり替えました。
蘭珏はすました顔で張屏に声をかけます。
楚啓児の花鈿が鏡台にある予備と違う形だから、毒が塗られているのではないかと張屏を誘導しました。
目の前で堂々と花鈿をすり替える蘭珏の手際の良さに呆れました
蘭珏は物陰で旭東に、くれぐれも慎重に動くよう念を押します。
実は少し前、暗渠に潜んでいた旭東の姿を張屏に感づかれそうになっていたのでした。
蘭珏が咄嗟に張屏の気を引いてごまかしたのです。
一方、張屏はすり替えられた花鈿を調べます。
花鈿に毒はついていませんでした。
張屏は首をかしげて再び化粧台の前に戻ります。
そこで張屏の目が暗渠の周辺に留まりました。
水路の周囲に新しい土が落ちていたのです。
誰かが最近、井戸の蓋を開けて中に入った形跡でした。
張屏はためらうことなく、一人で暗渠の奥へと下りていきます。
暗い水路の底を調べると、鮮やかな紅の粉末が落ちていました。
一方、医師の診察により、楚啓児の煙塊には基準量を超えるマン陀羅の花粉が含まれていたと分かります。
それでも、死に至るほどの量ではありません。
そこへ張屏が暗渠から戻り、拾い集めた紅の粉を差し出しました。
散らばっていた紅の表面には、丸い押し型がついていたのです。
張屏は、容器ごと持ち去られた痕跡だと説明します。
それに、その場にいた令嬢たちは誰一人として紅を落としたと言いません。
誰かが嘘をついているのです。
張屏は紅を持ち帰り、自宅で念入りに成分を調べました。
しかし紅からは毒が検出されません。
翌朝、張屏は再び現場の飛花閣を調べようと出かけます。
ところが王硯は、事件は解決したと言い放ちました。
犯人は胡煙仙人だと言うのです。
楚啓児の首にかかっていた鈴を調べると、中から羊踟蹰の花がぎっしり見つかりました。
羊踟蹰は激しい毒性を持つ植物です。
マン陀羅と混ざり合うと、意識を失って命を落とす恐ろしい組み合わせでした。
確固たる証拠を握った王硯は、部下を率いて胡煙仙人のアジトへ踏み込みます。
張屏は王硯の結論に強い疑念を抱きました。
自宅に戻った張屏は、マン陀羅と羊踟蹰の粉末を混ぜ合わせます。
そして捕まえてきたネズミに毒を飲ませて経過を観察しました。
すると、ネズミが息絶えたのは毒を飲んでから十五分も経った後だったのです。
楚啓児は煙を吸った瞬間、その場で硬直して絶命していました。
両者の死に方は明らかに違います。
王硯の推理は間違っているのか、あるいは毒を盛った人物が他にもいるのか?
ネズミで毒の回り方を確かめる張屏の執念が凄まじいです
その頃、王硯は胡煙仙人を捕らえていました。
胡煙仙人はあっさりと犯行を認めます。
楚啓児が無理やり煙術の秘技を奪おうとして、自分の大切な娘を死に追いやったと叫びました。
娘の仇を討った胡煙仙人は、楚啓児を殺したことに少しの後悔もないと言い切ります。
そこへ張屏が刑部へ駆け込んできました。
自分の実験結果を王硯に伝えようとしたのです。
王硯は胡煙仙人を捕らえる際、マン陀羅の毒煙を吸って倒れていました。
蘭珏が解毒薬を届けて手当てをします。
胡煙仙人が罪を認めたと聞いても、張屏は引き下がりません。
楚啓児を即死させた真犯人は別にいると訴え、ネズミの実験結果を突きつけました。
しかし蘭珏は冷ややかに張屏を見つめます。
他に決定的な証拠がない以上、見届け人として王硯の勝ちを宣言すると言いました。
張屏は悔しさをにじませます。
勝負には負けた形になりましたが、張屏は一人でも捜査を続けると宣言しました。
蘭珏はそんな張屏の背中を目で追います。
張屏は現場で見つけた紅の謎が頭から離れません。
事件のことで頭がいっぱいになり、屋台の麺作りにも身が入らない状態でした。
そこへ、麺の茹で汁の匂いを嗅ぎつけて友人の陳籌がやってきます。
陳籌がお腹を空かせて呑気に放った一言に、張屏はハッとしました。
紅は毒を仕込むためではなく、犯人が匂いで相手の居場所を突き止める目印だったのです。
陳籌の呑気な一言がまさかの大ヒントになるなんて面白すぎます!
張屏は京中の紅の店を歩き回りました。
しかし、あの紅と同じ商品を扱う店は一軒も見つかりません。
途方に暮れる張屏に、通りかかった街の女性が声をかけます。
女性はその紅を見て、ミョウバンが入っていない特別な品だと教えてくれました。
張屏は直感を働かせます。
自分が紅を調べていると察した何者かが、先回りして店主たちを買収したのです。
そこで張屏は陳籌に頼み込みました。
あの宴に参加していた名家の令嬢たちの中で、肌が弱くてミョウバン入りの化粧品を使えない人物を探させます。
陳籌が聞き込みを行うと、礼部尚書の孫娘である龔毓貞の名前が浮上しました。
龔毓貞は肌がとても敏感で、あの日も特注の紅を持ち込んでいたのです。
彼女は琴などあらゆる楽器に精通し、画聖の最後の絵に描かれる最有力候補でした。
それなのに、龔毓貞は宴の直前になって急に参加を辞退していたのです。
そして主役の座を捨て、なぜか楚啓児の伴奏を引き受けていました。
不思議なことに、あの日以来、龔毓貞は屋敷に帰っていません。
張屏の頭の中で点と点がつながりました。
裏で糸を引いて捜査を邪魔しているのは蘭珏です。
張屏はみすぼらしい格好に変装しました。
蘭珏の屋敷の外に張り込み、その行動をじっと監視します。
張屏の読み通り、蘭珏の怪しい動きを追跡したことで、ついに龔毓貞の隠れ場所を突き止めました。
変装して蘭珏を尾行する張屏の行動力には脱帽です
君子盟 6話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、張屏が自宅でネズミを使って毒の効き目を実験する場面でした。
普通の役人なら犯人が自白した時点で満足して事件を片付けてしまいますよね。
現に王硯はすっかり解決した気になっていました。
でも張屏は、遺体の状態と毒の性質のズレを決して見逃しません。
自分の手で粉末を調合して、毒が回る時間をきっちり時計で測る姿には本当に感服します。
理屈だけで片付けず、自分の目で確かめる姿勢こそが真の探偵ですね。
それにしても蘭珏の暗躍ぶりにはイライラさせられます!
張屏の目の前で花鈿をすり替えたり、紅の店主を先回りして買収したりと、やることがいちいち小賢しいです。
旭東のミスを隠すためとはいえ、事件の真相を捻じ曲げようとする態度は許せません。
王硯との賭けで見届け人ぶって張屏の負けを宣言した瞬間は、腹が立って仕方がありませんでした。
一方の王硯も、胡煙仙人の恨みを聞いてすっかり納得してしまう単純さが危なっかしいです。
娘の仇討ちというわかりやすい動機があると、誰でも信じたくなります。
でも、楚啓児を本当に殺した別の毒が存在するなら、胡煙仙人も利用されただけかもしれません。
事件の裏に潜む悪意の深さを感じて背筋が寒くなりました。
そして最後に浮上した龔毓貞の謎です。
なぜ将来を嘱望された名家の令嬢が、あんな我儘な楚啓児の伴奏なんかに甘んじたのでしょうか?
宴の後に姿を消し、蘭珏がその行方を隠そうとしていた点も気になります。
張屏が変装までして蘭珏を尾行し、隠れ場所を突き止めた執念はお見事でした。
屋敷に潜む龔毓貞が一体何を語るのか、蘭珏とどう関わっているのか、冷たい視線を交わす張屏と蘭珏の張り詰めた空気にゾクゾクします。
変装までして蘭珏の前に立ちはだかった張屏の真っ直ぐな瞳がとても頼もしかったです。
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