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クルミットです♪
今回は六聖賢の伝説にまつわる連続殺人の全貌が見え始めます。
まさかあんな不気味な目的で遺体を集めていたなんて、背筋が凍りつきますね。
そして、蘭珏のお父さんが関わったとされる20年前の事件の影もちらついてきました。
二人の関係にも少しずつ変化が訪れます。
それでは8話を一緒に見ていきましょう!
君子盟 8話のあらすじ
修復中だった封兄弟の絵巻。
その画巻に描かれていたのは、古くから伝わる「六聖賢」の伝説でした。
凶手はわざとこの画巻を選ばせ、絵の具の中に恐ろしい毒薬を混ぜていたのです。
無名閣の惨劇の現場を調べると、異様な事実が浮かび上がってきました。
現場から持ち去られていたのは、3つの頭部と6本の腕、そして完全な1体の遺体。
知恵を司る聖者モーリゲンの姿を作り出すための仕業だった。
以前に殺された楚啓児と孫神医の不気味な死に方を思い出し、張屏は真相を察します。
凶手は毒を使って遺体を特定のポーズで固定し、六聖賢の像を造り出そうとしているのでしょうか?
死体を切り刻んで伝説の聖人の像を組み立てるなんて、狂気そのもので寒気がします。
検視人の調べにより、現場の死因は楚啓児たちと同じ毒だと判明します。
どの被害者も生きたまま血液を抜かれ、その後に頭部や両腕を切断されていました。
しかし、張屏は遺体に残された奇妙な痕跡を見逃しません。
皮膚のあちこちに、ノミに噛まれた跡が残っていたのです。
ノミは暗く湿った場所にしか生息しない虫。
一体どこからこれだけの遺体を運び出したというのでしょうか?
警備が厳重な無名閣からこれだけの部位を運び出すなら、人目につかない秘密の抜け道が存在します。
張屏が無名閣の内部を丹念に探すと、壁の奥に隠し通路が見つかりました。
地下へ続くその通路は、都の地下を張り巡らす暗渠へと通じていたのだった。
ノミの痕跡ひとつから地下の抜け道を見つけ出す張屏、観察眼が本当に凄いです!
張屏と蘭珏は、湿った暗渠の壁に残るわずかな血痕を頼りに先を急ぎます。
すると、二人が追ってくる気配に気づいた凶手は、運んでいた遺体を放り出して逃走しました。
二人は暗がりの中を懸命に追跡します。
しかし、凶手の罠にはまり、頑丈な囚室の中に閉じ込められてしまいました。
凶手は二人を閉じ込めたまま、強力な火薬である驚天雷を爆破させます!
凄まじい轟音とともに崩れ落ちる天井。
蘭珏はとっさに身を翻し、張屏をかばって瓦礫の下敷きになるのを防ぎました!
命拾いした二人でしたが、崩落した大量の巨石によって出口を完全に塞がれてしまいます。
あの蘭珏が迷わず張屏の上にかぶさって助けた瞬間、思わず息を呑みました!
そこへ、暗闇の奥から凶手が静かに姿を現します。
自分は暗渠の底で陽の目を見ずに生きる幽魂だと語る凶手。
凶手はなぜそこまでして六聖賢の姿に執着するのでしょうか?
生と死は背中合わせの存在にすぎないと言い放ちます。
「死の味を知ってこそ、人は初めて生が何であるかを知るのだ」
不気味に笑う凶手に対し、蘭珏は捕らわれている龔毓貞の居場所を鋭く問い詰めます。
しかし凶手は、彼女は楽聖ロナジンとして選んだ存在であり、まだ降臨の時ではないと告げました。
そう言い残すと、凶手は暗闇の奥へと姿を消してしまいます。
暗闇から現れた凶手の言葉、何を言っているのか理解が追いつかなくて不気味でした。
取り残された二人は脱出の手立てを考えます。
張屏は凶手の言葉から、相手が六聖賢の降臨する順番通りに殺人を犯している事実に思い至りました。
順番がまだ先だからこそ、龔毓貞は今すぐ殺されずに済んでいるのです。
六聖賢の残る二人の枠は誰なのでしょうか?
現場に残された手がかりを繋ぎ合わせた蘭珏は、農桑の聖者ザンサンが雲裳坊の呉娘子だと察します。
そして典獄の聖者ウヨウに選ばれたのは、大理寺の陶大人でした。
あの穏やかな陶大人までが狙われているのでしょうか?
早くここを出て二人を救わなければ、次の犠牲者が出てしまいます!
出口は硬い岩で塞がれたまま。
しかし、どうやってこの崩落現場から抜け出せばよいのでしょうか?
そこで張屏は、凶手が口にした「死の味を知ってこそ生を知る」という言葉を思い出しました。
八卦の生門と死門。
あえて死門に位置する遺体焼却炉を調べると、外へ抜け出せる狭い通路を発見したのです!
二人が煙突の奥から必死に叫び声を上げると、外を捜索していた旭東と王硯が気づき、無事に救出されました!
焼却炉が出口になっているなんて、あの土壇場で気づく張屏の頭の冴えには感心します。
その夜遅く、自宅に戻った張屏。
近所に住む馬叔が訪ねてきて、南方で国境を守る息子の子易から届いた手紙を読んでほしいと頼まれます。
張屏は手紙を受け取り、息子からの便りを一文字ずつ丁寧に読み上げました。
手紙を読み終えた後、馬叔との間で張屏が追っている連続殺人事件の話になります。
楚啓児の異様な死に様を聞いた馬叔は、南方に伝わる古い言い伝えを思い出しました。
南方の秘境には、外界から隔絶された深山幽谷に暮らす謎めいた部族が存在していたのだった。
彼らは人の魂を奪い取る恐ろしい術を操っていましたが、禁忌を犯したがゆえに天罰を受けました。
その夜、空は真昼のように白く輝き、村の上空には巨大な血の霧が立ち込めたといいます。
村人たちはその場で立ったまま息絶え、全身の皮膚がひび割れて全滅したという伝説だった。
血の霧の中で全員が直立したまま全身が割れて死ぬなんて、想像するだけで背筋が凍ります。
馬叔の昔話にただならぬ気配を感じた張屏。
すぐに王硯を連れて大理寺へ向かい、各地の古い記録文書を徹底的に調べ始めます。
膨大な記録をひっくり返した末、20年前に嶺南道のモロ村で起きた惨劇の記録を発見しました。
邪術に手を出したことで天から血霧が降り注ぎ、天罰によって村人が全滅したと記されていたのです。
張屏は机の上に広げた地図を測り、都からモロ村へ行くのに必要な日数を算出しました。
その鋭い動きを見た王硯は、陶大人を護衛するという名目で張屏を大理寺へ送り出し、その場から遠ざけます。
張屏を追い払った王硯は、すぐに蘭珏の屋敷へと向かいました。
この奇怪な事件は、20年前に起きた蘭珏の父親の事件と深く交錯していたのだった。
ここで蘭珏のお父さんの冤罪事件と繋がるなんて、因果の深さに胸が締めつけられます。
当時、蘭珏の父は嶺南道で山崩れに遭遇して街道を迂回し、ちょうどモロ村の近辺で引き返していました。
もし一連の連続殺人の犯人がモロ村に関わる者なら、父の無実を証明する手がかりが得られるかもしれません。
しかし、父親は当時みずから敵国への内通と反逆を認めて死罪となっていました。
朝廷がすでに決着をつけた大事件を蒸し返せば、待ち受ける障害は計り知れません。
張屏は性格がまっすぐすぎて、自分の信じた道を曲げない男。
それゆえに事件へ首を突っ込ませれば、必ず分寸を失って無茶をしてしまいます。
蘭珏は張屏を巻き込んで破滅させたくないからこそ、真相を伏せておきたかったのです。
ところが、屋敷の扉の外には張屏が立ち尽くしていました。
二人の密談をすべて外で聞いていた張屏は、何も言わずに暗い夜道へと立ち去ってしまいます。
張屏を巻き込みたくない蘭珏の思いやりと、外で黙って聞いていた張屏の孤独な姿が切ないです。
夜が明けると、刑部から急報が舞い込んできました。
安置されていた楚啓児、呉娘子、孫神医の遺体が、保管場所から盗み出されたのです!
陶大人の身には何も起きていませんでしたが、凶手は確実に遺体を集めています。
そこへ、息を切らした別の役人が大理寺から駆け込んできました。
その役人は、張屏と一緒に大理寺を出た直後の出来事を報告します。
荷車に遺体を載せた口のきけない遺体縫合人が現れ、手伝ってほしいと助けを求めてきたとのこと。
張屏は荷車に近寄ったものの、なぜか同行していた役人に冷たい皮肉を浴びせて追い払ってしまったそうです。
役人から張屏が言い放った言葉の内容を聞かされた蘭珏。
普段の張屏なら決して口にするはずのない不自然な言葉に、蘭珏は激しい違和感を抱くのでした。
君子盟 8話の感想まとめ
8話で一番心に残ったのは、崩れ落ちる地下道で蘭珏が張屏の上に覆いかぶさって守った場面でした。
これまでの蘭珏は張屏の勘の鋭さを警戒して、利用したり距離を置いたりしていましたよね。
それなのに、命の危険が迫った瞬間に体が勝手に動いて張屏をかばうなんてずるいです!
口では冷たいことを言っていても、蘭珏の優しさが溢れ出ていて胸が熱くなりました。
それだけに、蘭珏のお父さんの過去が絡んできた後半の展開は切なくてたまりません。
父親が通敵の罪を着せられて処刑され、蘭珏はずっと一人で重い汚名を背負って生きてきたのですね。
真実を知りたいけれど、朝廷の闇に触れれば命の危険があることも知っています。
張屏の実直さを認めているからこそ、巻き込んで危ない目に遭わせたくなかったのですね。
でも、部屋の外でそれを静かに聞いていた張屏の気持ちを考えると胸が詰まります。
自分が頑固で融通が利かないと言われたことより、蘭珏から壁を作られた寂しさのほうが大きかったのでしょうか?
それにしても、20年前のモロ村の血霧事件はあまりにも不気味でした。
真昼のように光る夜空と血の霧、立ったままひび割れて死んだ村人たち。
天罰なんて記録されていますが、絶対に人為的な陰謀が隠されていますよね?
六聖賢の遺体集めといい、過去の虐殺といい、不気味な謎がどんどん深まってきました。
最後の遺体縫合人に対して張屏が放った言葉、あれは一体どんな合図だったのでしょうか?
いつも愚直で優しい張屏が理由もなく人を傷つける人ではないので、咄嗟に皮肉を言って危機を伝えようとした張屏の機転に唸りました。
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