大宋宮詞 第39話 あらすじ 相国寺で掘り出された黒焦げの猫とワンジの壊れた心

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39話は、ずっと引っ張られてきた「あの夜の包み」の謎がついに形になる回です。それと並行して、ワンジの精神がじわじわと壊れていく様子も描かれていて、見ていてきつい場面が続きます。宮廷ではソウタイフが失脚し、テイイはまたうまいことやっていて。あちこちで静かに、でも確実に何かが変わっていきます。

それでは39話を一緒に見ていきましょう!

大宋宮詞 39話のあらすじ

朝、パンリョウが手下に前夜の不審な点を問いただします。手下の話では、あの夜に立ち会ったのはヤン美人がタン宸妃の出産を介助していただけで、他には誰もいなかった、とのことでした。パンリョウはしばらく考え込み、父のパンハクセイと密談を始めます。

パンハクセイは「わしも年を取った。パン家の復興はもうお前が切り開くしかない」と息子に言います。そのためにも、ギョクジュに近づいておくよう命じます。

翌朝の朝廷では、スギシンが内蔵庫の被害を報告します。二代にわたって積み上げてきた財が一晩で失われた、と。ソウタイフはその場に跪き、戒尺を頭上に掲げて「すべて私の罪です。どうかイジョウ(冀王)を責めないでください」と申し出ます。

するとゲンカンは、その戒尺を手に取り、自分の手のひらを打ち続けました。「先生が間違いを犯したなら、それは必ず生徒の至らなさのせいだ」と。

この言葉、じわっときました。ゲンカン、こういう人なんですよね。戒尺を受け取った瞬間の流れ、予想していなかったです。

ソウタイフは恐れ入って、跪いたまま何も言えません。ゲンカンはソウタイフが旧制(嫡長子への継承)にこだわっていることを知りながらも、情をもって処分しました。官職を降格し、書庫で余生を過ごすよう命じたのです。

誕生日の宴でみずから出世を潰したソウタイフ。朝廷を出ていくその顔が、真っ白でした。

産まれたばかりのショウジュエキがまた泣き止まず、リュウガと乳母がいくらあやしても効きません。リュウガはワンジに世話を頼みたいと言いますが、ゲンカンは「ワンジはもう正気を失っている。育児は無理だ」と言い切ります。

リュウガは言葉に詰まり、また涙が出てきます。

ワンジのいる部屋では、女官たちが卓のまわりに集まっていました。ワンジが卓の脚にしがみついて離れず、ちょっとした物音にも激しく怯えている状態でした。乳母が懸命に宥めようとすると、ワンジは乳母の腕をぎゅっとつかんで、何度も繰り返し聞きます。「私が産んだのは本当に皇子だったの?」と。

あの大雨の夜、包みから転がり出た何かをめぐる噂が、ワンジの耳にも届いていたのです。「あれのせいで陛下はもう私を愛してくれない」と怯えている。

乳母の「すべて過ぎ去ります」という言葉が、ちっとも慰めになっていないのがつらくて。あの立場では何も言えないんですよね、本当のことを知っていても。

傍らで見ていたエイラクも、姉のように慕っていたワンジがそんな姿になっているのを見て、顔に出ていました。

パンリョウがギョクジュに会いに行きますが、ギョクジュは扉を開けず、御簾越しに話すばかりです。潘家には戻らない、とも言います。パンリョウはじれて「自分だけのことを考えるな、家門の名誉を考えろ」とたしなめますが、ギョクジュはそれでも出てきません。

朝廷ではテイイが造宮の進捗をゲンカンに報告します。「奏折が山ほど来ている、工費がかかりすぎると」とゲンカンが言うと、テイイはすかさず運河の整備も提案します。しかも「太子様が誕生されたあの夜、祈福の宮殿に瑞兆の鶴が飛んできました」などと付け加えて。

テイイ、本当にこれです。ゲンカンの弱いところをちゃんとわかっていて、そこを突いてくる。

ゲンカンは喜んで承認します。

ところがそこへ、ワンジが乱れ髪のまま駆け込んできて「私は畸形の子を産んでいない」と叫びます。ゲンカンが怒って太監たちに連れ出すよう命じたとき、リュウガが駆けつけました。ワンジはリュウガを見るなりすがりつきます。リュウガが静かに抱き留め、何度も声をかけながらやっと落ち着かせます。ゲンカンは「宮から追い出すつもりはない」と言いますが、この場面のリュウガの顔に滲む罪悪感が、なんとも言えませんでした。

そのころ、リサイホウ(李載沣)が相国寺を訪れていました。小僧の案内を受けながら、スコップを手にして掘り始めます。大雨の夜にワンジが握っていた包み——それを探しに来たのです。

そして出てきたのは、黒焦げの狸猫(たぬき猫)でした。

狸猫。子どもじゃなかった。この瞬間、やっぱりそういうことか、と。

リサイホウは「こんな馬鹿な話があるか」と叫びながら急いで宮に戻り、ワンジに事実を伝えます。「誰かが赤ちゃんを狸猫とすり替えたに違いない。でもあの夜、宮中に産まれた赤ちゃんがいたのは本当だ」と。

考えれば考えるほど謎が深まるリサイホウは、ゲンカンとリュウガのところへ連れて行くと言って動き出しますが、ゲンカンはすでにリサイホウが相国寺に行ったことを知っていました。リュウガが「やっぱり私がワンジに申し訳ないことをした」と言うなか、ゲンカンはリサイホウを宮から追放する決断を下します。

リサイホウは「狸猫にまつわる不吉な噂」を耳にして、今度はパン府に乗り込みます。しかし門番に追い返され、今度は開封府に訴え出ます。ゲンカンとスギシンはリサイホウの動向を追い続け、これ以上騒ぎを起こさせてはまずいと判断して、とうとう捕らえさせます。

一方、ギョクジュはけがをした父パンハクセイの見舞いで実家に戻り、リサイホウの件を話します。パンリョウの顔色が変わり、手下に確認すると、リサイホウが以前パン府を訪ねてきていたことが判明します。「京中くまなく探せ。リサイホウを見つけろ」とパンリョウが命じます。

やがて、ショウジュエキの百日の祝いが近づいてきます。リュウガは毎日成長していく子を見て、ほっとした様子です。ワンジは泣き叫ぶことはなくなりましたが、今度は感情が消えたように冷たくなっていました。リュウガはしばらく考えてから、女官にワンジを百日宴に招くよう伝えます。

大宋宮詞 39話の感想まとめ

一番きつかったのは、ワンジが卓の脚にしがみついている場面です。

泣き崩れるわけでも怒鳴り散らすわけでもなく、ただ卓から離れられなくて、「私の子は皇子だったの?」って繰り返し聞く。あれ、見ていてしんどかったです。静かなのに重くて、ずっと頭に残ります。

リュウガが「ワンジに申し訳ない」と言うシーンも、ずしっときました。何をしたかを口にするわけじゃないのに、目と声に全部出ていて。そしてゲンカンはゲンカンで、リサイホウを追放することで「なかったこと」にしようとしていて。

二人が守りたいものが少しずつずれていて、でも二人とも間違ってはいなくて、そこが苦しいんですよね、このドラマ。

相国寺の場面で黒焦げの猫が出てきたとき、正直「やっと来た」という気持ちでした。ずっと引っ張られてきた謎が形になった瞬間。でも真相がわかっても、それを動かせる人がどんどん捕まえられたり黙らされたりしていきます。リサイホウが開封府に駆け込んで、それでもまだ塞がれてしまう。

パンリョウがリサイホウの存在を知って動き出したのも、気になります。

百日宴にワンジが招かれるラストは、リュウガなりの誠意なんだろうとは思います。ただ、感情が消えてしまったワンジに、あの宴がどう映るのか。冷たくなったワンジの顔がまた頭に浮かびます。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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