安楽伝 第1話ネタバレあらすじ・感想|太子をめぐる波乱の出会いと運命の始まり

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クルミットです♪
今回は中国時代劇「安楽伝」の第1話について、主婦目線でくわしくご紹介します。
全く新しいキャラクターや壮大な歴史背景、そして予想外の展開に、つい引き込まれてしまいました。
「海賊の女頭目」と「国の太子」という、身分も生き方も全く異なる2人が出会った時、物語はどう動き出すのか…?
この記事では第1話のストーリーと、私が思わず注目したポイントや感想をたっぷりとお伝えします。
それでは第1話を一緒に見ていきましょう!

安楽伝 第1話のあらすじ

嘉昌六年の冬、時代は混乱の渦中。
靖安侯・帝永寧が敵と通じた罪に問われ、青南山で八万の大軍を失った末、自ら命を絶ちます。その怒りは嘉昌帝・カンチョウテイ(ハン・チュンエン)にも向けられ、帝氏一族は容赦なく根絶やしにされることに。左相カンユと忠義侯コ・ウンネンが帝家を包囲し、家族も使用人も誰一人生き残ることはできません。

そんな中、たった一人助かったのが帝永寧の娘、帝梓元(テイ・シゲン)。太子・韓燁(カン・エツ)が太祖の遺命を盾に、「帝梓元を太子妃とする」と皇帝に申し出て命を救いました。ただし、その身は“罪臣の娘”として、以後は玳山・永寧寺に一生閉じ込められることになります。

物語の冒頭からまさかここまで壮絶な運命を背負うとは…。

韓燁は帝梓元を心から大切に思っていますが、帝梓元は自分の立場をよく理解しています。「家族は全滅、私だけが生き残っても…」と、希望が持てない気持ち、きっと共感できる方も多いはずです。
それでも韓燁は三ヶ月ごとに贈り物を用意し、決してあきらめません。ほかの妃を迎えることもせず、ただ一人帝梓元だけを想い続けている…この一途さ、現実世界にもこんな男性がいたら素敵だなあ、と個人的に思ってしまいました。

“弱水三千、取るは一瓢のみ”という中国詩を思い出します。たくさんの選択肢の中で、たった一人だけを愛する、そんな一途さは見ていて胸がきゅんとします。

韓燁は帝梓元のために戦功を立てようと、皇帝に願い出て南下し、東征を志します。彼の想いはかなうのか——。

そのころ、安楽寨の首領・**任安楽(ニン・アンラク)**のもとにも、波乱の予感が近づきます。
彼女は海賊団の女頭目、男勝りの強さと自由さで知られています。ある日、彼女は旅の途中で偶然、韓燁と出会います。
韓燁はその優雅で誠実な雰囲気をまとった若き太子。ところが、任安楽は彼に興味津々!
2人はひょんなことから一緒に海上を逃げ回るハメに…。韓燁は不器用な一面を見せ、うまく船を操れずオタオタ。そんな彼を、任安楽がからかうシーンは思わず笑ってしまいました。

女性がリードして、男性がタジタジ…この構図、現代ドラマでもなかなか見かけませんよね。

その後、敵の海賊が大勢現れ、2人は大ピンチ!任安楽がとっさに韓燁を海へ連れて飛び込み、なんとか危機を脱します。ここで任安楽が「助かったらあなたのお嫁さんになる」とちゃっかり約束するシーンは、正直ドキッとしました。

大胆すぎる…!だけど、こういうぶっ飛んだキャラこそ物語を動かす原動力になりますね。

やがて安楽寨の船が駆けつけ、韓燁はようやく任安楽が“3万の水軍を束ねる女海賊”だと知ります。
一緒に敵を撃退するも、韓燁は毒矢でケガを負ってしまい、任安楽が手当てをするシーンも必見です。侍女たちが2人を見てヒソヒソする様子がまた微笑ましいです。

このあたりから「韓燁×任安楽」という新たな関係が始まる予感。

任安楽は「私が太子妃になりたいから水軍ごと朝廷に仕える」と宣言し、韓燁も驚きの表情!
ですが、韓燁は即座に拒否。しかし任安楽は韓燁の大切な玉佩(ぎょくはい=中国でお守りのような意味)を奪って「これを証にする」と言い放ちます。

その後、任安楽は自分の思いを皇帝に直接伝えるため、都へ伝言を送るのですが…
皇帝はもちろん激怒し、「罪臣の娘も水賊の女頭目も、太子妃には絶対になれない」と断言します。

韓燁は思い悩み、刑部尚書・**洛銘西(ラク・メイセイ)**を訪ねます。実は洛銘西は帝梓元と幼なじみで、彼女の絵を簡単に描けるのに、韓燁はどうしても彼女の顔が描けません。このもどかしさがまた切ない!
帝梓元が去る時、韓燁に投げかけた“失望のまなざし”が、彼の心に深く残っているようです。

場面は変わって春狩の宴。名家のお嬢さまたちがずらりと並び、みんな太子に夢中。しかし「女海賊が太子妃を狙っている」というウワサが京城中に広がり、女たちは「どうせガサツでブサイクに決まってる」とバカにします。でも太子の侍童・温朔(オン・ソク)だけは「きっと絶世の美女だ」と信じているのが面白いです。

その時、華やかな琴の音とともに侍女・苑琴(エンキン)が現れ、続いて真っ赤な衣装の女性が馬で登場。見事な弓さばきで一番を取り、堂々と「私が太子妃よ」と現れたのは——任安楽だったのでした!

安楽伝 第1話の感想まとめ

第1話から想像をはるかに超える展開で、一気に引き込まれました!
罪を着せられて家族を失い、絶望の中で生きる帝梓元の姿は本当に胸が痛い…。一方で、韓燁の一途な想いや、任安楽の突き抜けた明るさ・パワフルさに、暗い物語の中にも希望や笑いを感じられました。

特に、任安楽の“お嫁さん宣言”と韓燁の困惑した顔!このギャップが面白すぎて、何度も見返したくなります。

また、韓燁と帝梓元の過去や葛藤も丁寧に描かれていて、「この2人は今後どうなるの?」とますます目が離せません。
そして、太子妃の座をめぐる女たちのバトルも、今後の展開に大きく関わってきそうです。

時代劇ならではの重厚なストーリー、だけど任安楽のキャラクターがとても明るくて、重くなりすぎず読みやすい第1話でした。

次回は任安楽がどうやって太子妃の座を狙うのか、韓燁や帝梓元、そして新キャラたちとの関係がどう進展するのか、今からとっても楽しみです!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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