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今回は『後宮の涙 第3話』をお届けします。陸貞が思わぬ形で偽の官籍を使ってしまい、それが発覚して大ピンチに陥るエピソードです。さらに高湛の命を狙う闇の手が動き出し、二人の運命は大きく交差していきますよ。
それでは第3話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第3話のあらすじ
継母によって無理やり嫁がされそうになった陸貞は、家を抜け出し守備府の李二少爷(リ・アルシャオイエ)を頼るも、李誠(リー・チェン)に捕らえられて再び陸家へ戻されてしまいます。そこで継母から「そもそも老陸(ラオルー)の娘ではない」と責められ、陸貞は絶望。亡き父の前で「どうしたらいいの…もう疲れたよ」と涙を流すのでした。
陸夫人は陸貞に強引に嫁入り道具を着せて縛り上げ、輿入れさせようとします。そんななか、乳母がそっと差し入れた瓦片(かわらけ)で陸貞は縄を切り、必死に逃走。すると偶然、馬を駆る高湛(こうたん)とぶつかりそうになり、高湛に抱き留められます。驚いた陸貞は彼の披風を奪い、そのまま姿をくらませるのでした。
一方、後宮では太后が高湛の動向を怪しみ、張相(ちょうしょう)宅や驸馬(ふば)である徐顕秀(じょけんしゅう)の家に出入りしている事実を知り、密かに娄家の兵を動かして高湛を監視。そんな暗躍をよそに、高湛は帰り道で何者かの襲撃を受けてしまい、負傷してしまいます。
後宮や王族の家同士の策略が入り乱れ、緊張感が一気に増してきましたね
陸貞は逃げる最中、都で「宮女募集」の噂を耳にし、これを機に人生を変えようと試みます。しかし官籍がなければ応募できず、やむを得ず城南の江師傅(こうしふ)から偽の官籍を購入することに。さらに江師傅が陸貞に乱暴を働こうとしてきたため、陸貞はとっさにハンマーで彼を気絶させ、官籍を持ち去るしかありませんでした。
こうして偽の官籍を携え入宮試験に挑む陸貞。書の試験で優秀さを示し、王尚儀(おうしょうぎ)から期待を寄せられるものの、官籍が偽装だと見破られてしまい、あえなく放り出されてしまいます。
絶体絶命の状況でもくじけず進む陸貞の行動力が光ります
一方、高湛は自分を襲った刺客を返り討ちにするも、腕に深手を負って倒れているところを陸貞に助けられます。陸貞は高湛を大夫(医師)の元へ連れて行こうとしますが、城には陸家から出された手配書が貼られていて危険がいっぱい。さらに大夫の診断によって「高湛の手筋が切られており、剣を握るのは難しい」と知った彼は、絶望のあまり命を絶とうとします。
強い誇りを持つ高湛が、武人としての人生を断たれかねない苦しみに直面する場面は胸が痛みます
そんな高湛を厳しい言葉で叱咤し、思いとどまらせる陸貞。夜には高湛が発熱を起こすことを想定し、陸貞は看病に専念します。彼女に感謝を示したい高湛は一輪の花を手渡しますが、そこへ再び高湛を狙う刺客が迫り――。危機が続く二人の運命は、ここからどのように交わっていくのでしょうか。
後宮の涙 第3話の感想まとめ
第3話は陸貞が偽官籍を使ってまで入宮を目指す壮絶な行動力が印象的でしたね。その一方で、高湛が命を狙われ、さらに自分の身体能力を失うかもしれないという絶望に陥る姿は見ていて胸が締めつけられます。
とことん追い詰められてからこそ、陸貞と高湛がどう前に進んでいくのかに期待が高まります
宮廷の陰謀だけでなく、陸家での継母の仕打ちや、城外での手配など、あらゆる場所が危険だらけの中で、陸貞の存在が高湛にとって心の支えとなっていく予感がします。助け合う二人の絆が今後どのように育まれていくのか、とても楽しみですよね。
次回は刺客との対決や、高湛の傷の行方、そして陸貞の再起がどう描かれるのかに目が離せません。これからも一緒に見守っていきましょう!
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