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今回は『後宮の涙 第4話』についてご紹介していきます。継母に追われる陸貞と、刺客に命を狙われ続ける高湛が出会い、一緒に逃げる展開がドキドキですね。さらに玉佩（ぎょくはい）や、後宮での謎の受け入れが物語を大きく動かしそうな予感……！
それでは第4話を一緒に見ていきましょう！
後宮の涙 第4話のあらすじ
陸貞（ルチン）は逃亡生活の中、刺客に襲われ負傷していた高湛（こうたん）と行動を共にしながら山中で療養していました。夜に高湛が発熱を起こし、「体を拭いてほしい」と頼まれた陸貞は仕方なく看病することに。しかし高湛が色々と注文をつけるせいで、陸貞も思わず腹を立ててしまいます。けれど彼が痛がるとすぐ謝ってしまう陸貞――二人の距離が少しずつ近づいているようにも見えますね。
高湛のわがままにもきっちり応じる陸貞の優しさが素直に伝わってきます
高湛は自分の家柄について語り、「継母が官兵を動かせるほど強大な力を持っている」と明かします。陸貞は「普通の家庭じゃないのは確か」と推測。そして陸貞は、かつて形見として大切にしていた九鸞釵（きゅうらんさい）を当ててしまったことを後悔しながらも、「果樹の実を売って軍資金にしている」と、どこかたくましい一面を見せます。
そんな陸貞に感謝の気持ちを示すため、高湛は大切な玉佩（ぎょくはい）を彼女に再び譲ろうとします。陸貞はそれが高湛にとって重要なものだと理解しているため、受け取るのを一度はためらいますが、高湛の強い意志を感じて押し返すことはできません。
お互いに譲り合いつつも、そこに通じ合うものがある感じがたまりませんね
二人はしばし山里で平穏な時を過ごしますが、その幸せは長くは続きません。刺客が再び彼らを追跡し、ついに見つかってしまいます。必死に逃げた先は崖っぷち――そこから足を滑らせた陸貞が転落寸前になると、高湛は腕の傷を再び開かせながら陸貞を必死に引き上げようとします。しかし力尽きた高湛は間に合わず、陸貞は崖下へ落下してしまうのでした。
時を同じくして、張相（ちょうしょう）が殺し屋たちを制止し、「あれは長広王殿下だ」と告げます。結局、高湛の素性を知った刺客たちは場を離れ、落ちていく陸貞を救う余裕などないまま。そのまま陸貞は木に引っかかって地上に落ち、意識不明に……。
見ているこちらまでハラハラ…陸貞はどうなってしまうのか！
一方、陸家では継母が陸貞を執拗に探し回り、「下流で若い娘の遺体が見つかった」という報告を受けると、「やっと厄介払いできた」とばかりにほくそ笑みます。珠児（じゅーる）はこの話を聞いても安易に信じられず、心のどこかで陸貞の無事を願っていました。
陸貞は何とか助かり、町へ戻って薬を手に入れますが、そこには自分の手配書が貼られている状態。身の危険を感じながらも、玉佩を当鋪（質屋）で換金しようとしますが、その玉佩が長公主府のものであると質屋の老板（ろうばん）に気づかれてしまい、陸貞は急いでその場を離れることに。
行く当てもなくなった陸貞は再び宮廷に望みをかけます。ところが、前回偽官籍で不正入宮しようとした経緯を知る王尚儀（おうしょうぎ）は、彼女を門前払い。命がけの覚悟を示すべく陸貞は刀を自分の首に当て、「玉佩を見てほしい」と必死に訴えます。
もう後がない陸貞の切迫感が痛いほど伝わってきます
ちょうどそのとき現れた青蔷（せいじょう）は玉佩を確認し、「これは長公主様の信物だ」と気づき、陸貞を連れて行くよう侍女・腊梅（らつめ）に命じます。とはいえ王尚儀は陸貞の入宮に強く反対しており、あくまで“長公主の力”で仕方なく受け入れる形。陸貞は用勤院に送られ、そこで宋姑姑（そうここ）や杨姑姑（ようここ）と出会い、新たな宮廷生活をスタートさせるのでした。
長公主の信物が、陸貞を救うカギになったのが胸アツ展開ですね
こうして“偽官籍”の汚名を抱えつつも、なんとか宮中に足を踏み入れた陸貞。ですが、王尚儀の目にはまだまだ険しいものがあり、一筋縄ではいかなそうです。さらに高湛のその後の行方も明確には描かれず、今後の展開からますます目が離せません。
後宮の涙 第4話の感想まとめ
崖から落ちるシーンや再び刺客に追われるシーンなど、今回も息をのむ展開が続きましたね。絶体絶命のピンチに陸貞と高湛がお互いを支え合いながら逃げる姿は、ハラハラしつつもどこか心が温まりました。
「こんな境遇でも、力を合わせれば生き抜ける」という二人の絆が強く感じられます
また、結果的に陸貞が再度入宮を果たしたのは、長公主の信物となる玉佩のおかげ。今後、陸貞は宮廷生活の中で大きく運命を変えていくことになりそうですね。一方で高湛は無事なのでしょうか？ そして王尚儀や青蔷といった人物が、陸貞の味方になるのか、それとも敵になるのか…？
波乱の後宮ドラマはまだ始まったばかり。次回は陸貞がどのように宮廷内で奮闘していくのか、高湛との再会は叶うのか、注目したいポイントが盛りだくさんです。引き続き一緒に楽しんでいきましょう！
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