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今回は『後宮の涙 第5話』のあらすじと感想をお届けします。ようやく宮中に入った陸貞(ルチン)ですが、そこには厳しい礼儀作法の訓練や、同僚宮女からの意地悪など、早速ハードな試練が待っていました。そんな逆境を陸貞がどのように切り抜けるのかが見どころです。
それでは第5話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第5話のあらすじ
宮女教育係である**楊挽秋(ヤン・ワンチウ / 以下「楊姑姑」)は、陸貞を含む新入り宮女たちに対して「誰の推薦だろうと関係なく平等に扱う。もし試験に合格できなければ、即刻宮廷を去ってもらう」と厳しく言い放ちます。礼儀作法の稽古では、仲間のア寧(ア・ニン)**がろうそくを倒してしまいますが、陸貞がとっさにフォローし、一緒に叱責を免れるのでした。
そんな陸貞を横目で見ているのが宋姑姑(ソンここ)。楊姑姑に「陸貞は実はとても頭が良いようだ。礼儀にも慣れているようだが、なぜ素人を装うのか」と疑問を投げかけ、陸貞に何か秘密があるのではと注目している様子です。
陸貞の内に秘めた実力を見抜いている宋姑姑の存在が、これからの波乱を予感させますね
一方、**陳秋娘(チェン・チウニャン)**は、わざと洗面用の水に墨を仕込んで陸貞を笑いものにしようとしますが、陸貞は怒るどころか冗談めかして周囲を和ませ、逆にみんなの笑いを誘います。こうした明るい性格が災い(?)してか、宋姑姑は王尚儀(おうしょうぎ)のもとへ赴き、陸貞について「妙に抜けたフリをしているが、本当はとても聡明だ」と報告。すると王尚儀は「彼女は貴妃様に少し似ているから、ここに置いておくのは危険」と警戒を強めるのです。
やがて本格的な嫌がらせがスタート。夜に戻ると宮女たちの布団が全員分びしょ濡れで、なぜか陸貞の布団だけが乾いた状態。周囲から疑われた陸貞は、自ら布団に水をかけて濡らし、「これで私だけが特別扱いにはなりません」と行動で示します。しかし、宋姑姑はそんな陸貞を罰として、廁所の掃除当番へ回してしまうのでした。
嫌がらせにも動じず、むしろ皆を気遣う陸貞の姿勢に胸が打たれます
後日、陸貞を目の敵にする陳秋娘と沈碧(シェン・ビー)は、またもや陸貞の素性を探ろうと画策。なんと「陸貞は殺人犯の指名手配書に載っている女にそっくりだ」という情報を手に入れ、これを利用して陸貞を追放しようとします。折しも**娄尚侍(ロウしょうじ)**が宮女たちの訓練状況を見学に訪れたタイミングで、陳秋娘は陸貞を「殺人犯だ」と告発。しかし、娄尚侍から「その手配書は名前も字も違うではないか。あなただけが騒ぎ立てるとは怪しい」と逆に咎められ、陳秋娘は三十叩きの刑を科されてしまいます。
一瞬のピンチを見事にくぐり抜ける陸貞…運の強さも彼女の魅力かもしれません
娄尚侍は陸貞を完全に信じたわけではなく、侍女の**腊梅(ラツメ)**に調査を命じます。その頃、太后は貴妃が鳳印を掌握し、皇上への側仕えを他の妃に許していない状況に苛立ちを募らせ、「三日後に宴を開き、皇上に妃たちをお披露目させる」と宣言。さらに「高湛(こうたん)の動きには今後も注意が必要だ」と示唆し、新たな策をめぐらせようとしていました。
そんな中、長公主が戻ってくるという話題も持ち上がり、娄尚侍は「その長公主の名代だという宮女(=陸貞)をしっかり保護している」と長公主に報告。しかし、長公主は「私が推薦した宮女なんて知らないけど…?」と首をかしげ、どうも話がかみ合いません。果たして、このすれ違いが陸貞にどんな影響を及ぼすのでしょうか。波乱の宮廷はまだまだ続きそうです。
後宮の涙 第5話の感想まとめ
第5話では、陸貞が宮中で新しくスタートを切るも、いきなり洗礼を受けまくりの回でしたね。宋姑姑や王尚儀など、立場のある人たちが陸貞を疎んじる理由も少しずつ明らかになってきました。彼女が貴妃に似ているというのも、大きなポイントになりそうです。
宮女同士の派閥争いや上司の厳しさは、現代の職場にも通じる部分がありますよね
とはいえ、陸貞が嫌がらせにも屈せず、逆に相手を気遣う姿勢には胸を打たれました。何度もピンチを迎えながらも、結果的には返り討ちにしてしまう強運の持ち主でもあるようで、見ているこちらもハラハラしながらも安心してしまいます。
次回は太后が企画する「三日後の宴」が大きな山場となりそうですし、長公主の帰還によって陸貞の身分問題がどう動くのかも注目です。引き続きドラマティックな展開から目が離せませんね。それでは、また次回もお楽しみに!
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