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今回は『後宮の涙 第37話』をご紹介します。相変わらず宮廷内では陸貞に対する陰謀が次々と仕掛けられ、安堵する暇もありません。とうとう陸貞が“謎の薬”で危ない目に遭わされる事態に……いったい誰が何の目的で彼女を陥れようとしているのか、今回もハラハラしながら見守っていきましょう。
それでは第37話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第37話のあらすじ
沈嘉彦(しん・かげん)と陸貞(ルチン)のやりとりを、沈碧(しん・へき)が影から盗み聞きしていました。陸貞は「人の縁を壊すのはよくないけれど、想いが深くなればそれどころではなくなる」と切ない胸の内を語りますが、それを聞いた沈嘉彦は「長広王(こうたん)も、いずれ“その陸女官”が自分には不相応だと気づく」と返すのです。
人の想いに“相応・不相応”なんてあるのかと、モヤモヤしてしまいます
宮中では、沈嘉敏(しん・かびん)の泣き叫ぶ声が響き渡ります。高湛がどうしても彼女を娶る気がないとわかると、沈嘉敏は兄・沈嘉彦に「それなら、こちらから仕掛けて彼に断れない状況を作ればいい」とすがる様子。そこへ沈碧が加わり、「陸貞さえ邪魔でなくなれば、長広王は自然と沈嘉敏を選ぶだろう」と陰謀を持ちかけ、娄青蔷(ろうせいじょう)までもが動き出します。
宮廷の権力争いに利用される陸貞の存在が、あまりにも危うくてハラハラします
一方、高湛は陸貞に「三年の喪が明け次第、皇上から許しを得てすぐに婚礼を挙げよう」と約束し、彼女を守るために忠叔(ちゅうしゅく)をはじめとする護衛を密かに手配。ところが、陸貞が役人たちとともに「官窯」の建設候補地を視察している隙を狙われ、丹娘(たんじょう)や元禄(げんろく)を離れ離れにさせ、陸貞を寺へ誘導。その後、陸貞と沈嘉彦が揃って謎の茶を飲まされ、気を失ってしまいます。
まさかの“薬を盛られる”シチュエーション、ここまで堂々と罠を仕掛けるとは…
目を覚ました陸貞がいたのは“紅香院”と呼ばれる怪しい場所。どうやらここで陸貞に“醜聞”を作ろうとする計画だったようで、襲われそうになったところを沈嘉彦が力を振り絞って撃退。そこへタイミングよく沈嘉敏が“助けるフリ”をしようと踏み込んできますが、沈嘉彦は妹に「こんな卑劣な真似をするとは何事だ」と怒りを露わにし、計画の黒幕が自分たち兄妹だったことに衝撃を受けます。
とはいえ、沈嘉敏は「王尚儀にやらされた」と罪をなすりつける形で逃れようとし、陸貞は怒りつつも深く傷つくばかり。「それなら私はいっそ身分を明かしましょう」と沈嘉彦に正体を明かし、自分が“陸家の長女・陸贞”だと告白するのでした。
最終的に陸貞は何とか紅香院を脱出でき、ちょうど駆けつけた高湛と強く抱き合い、安堵の表情を浮かべます。高湛は「自分の新しい屋敷が完成したら、もう陸貞をこんな危険な目に遭わせない」と誓い、二人はひと時の安らぎを得るのです。
再会シーンが感動的でしたが、まだまだ安心はできませんね
後宮の涙 第37話の感想まとめ
今回最大の見せ場は、陸貞が“薬”で意識を失わされ、紅香院で襲われそうになるシーンでしょう。最後の瞬間に沈嘉彦が動き、さらに沈嘉敏が“助けるフリ”で登場する展開にはドキドキしました。彼女は兄にバレてしまいましたが、それでも安易に改心するとは思えず、まだまだ危険が潜んでいるのが怖いところです。
沈嘉敏と沈碧の兄妹(姉妹?)連携プレイは本当に厄介ですが、内輪で意見が割れるのもアダとなりそう
また、高湛が「もう二度と危険に遭わせない」と誓うシーンは胸キュンでしたね。ようやく二人が心を通わせ、多少の誤解も解けてきた雰囲気がありますが、太后や萧唤云(しょうかんうん)、さらに沈国公家や王尚儀など、複数の勢力が絡み合う状況はまだ続きそうです。
とはいえ、陸貞がぎりぎりの局面を乗り越え、正体を明かすにまで至ったのは大きな一歩。次回以降、沈嘉敏や沈碧がどんな形で動くのか、そして高湛と陸贞が結婚に向けてどんな試練を乗り越えていくのか。次回も波乱必至の展開を楽しみに、一緒に見ていきましょう!
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