後宮の涙 第36話あらすじと感想|沈嘉彦が陸貞を連れて大疾走!?

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今回は『後宮の涙 第36話』をご紹介します。前回、高湛(こうたん)との誤解が続く中、陸貞(ルチン)はなんとか自分の道を貫こうとしていましたが、ここへきてまた新たな騒動が発生。沈嘉彦(しん・かげん)や沈嘉敏(しん・かびん)の兄妹がどう動くのかも見どころですよ。

それでは第36話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第36話のあらすじ

沈碧(しん・へき)は高湛と少し言葉を交わすだけで満足できず、心の中で焦りを募らせます。一方、沈嘉敏(しん・かびん)は「自分こそが储妃(ちょひ)にふさわしい」と大言壮語しており、二人の意地と嫉妬心が渦巻くなか、長広王・高湛の周辺はますます複雑な状況に。

そんな中、高湛は陸貞に会おうと青鏡殿へ向かいますが、陸貞の侍女・丹娘(たんじょう)に「陸貞は、もう永世公主(萧唤云)のことを聞いてしまった」と門前払いにされてしまうのです。高湛は「あれは皇上が勝手に話したんだろう」と憤り、皇上に直談判しに行こうとするも、皇上はちょうど舞剣中でこちらの話を聞く気ゼロな状態。傷つけ合うような口論を経て、二人はいったん和解しかけますが、沈嘉敏や沈碧の存在がさらなる波乱を呼ぶことに。

どうしても周囲が二人の仲を裂く行動ばかり…もう少しゆっくり話し合う時間がほしいですよね。

陸貞は皇上の依頼で“龍袍”を仕立てますが、その最中に針で指を刺すほど心が乱れています。そこへ「沈嘉敏が储妃になるらしい」という噂が飛び込み、陸貞は動揺を隠せません。さらに、杜衡(とこう)のもとで学びを続ける陸貞は「迷いを断ち切り、六品女官を目指すべき」と自分を奮い立たせますが、高湛のことが常に頭から離れず苦しい思いを抱えているようです。

その頃、皇上は「もし太后がまた高湛を狙うような動きを見せれば、自分は皇位を譲ってでも兄を守りたい」と苦悩の末に決意。高湛は「もはや皇位には興味がないから、いずれ裏から皇上を支える」と応じ、二人はなんとか協力関係を保つ形になりました。

皇上と高湛が本当の意味で和解しつつあるのは少し救いですね。

一方で、沈嘉敏は「自分が陸貞を助けさえすれば、高湛は恩返しに狩りへ連れて行ってくれる」という算段で、わざわざ陸貞を助ける発言をするなど、打算的な行動をとっています。しかし、高湛は「ただの妹のようにしか思っていない」ときっぱりと態度を示しており、沈嘉敏は苛立ちを募らせるばかり。

そんな折、皇上が要請した「地方に官窯(かんよう)を建設する計画」の一環で、陸貞は役人・沈嘉彦の案内を受けながら街へ出ることに。偶然にも陸家の次女・珠児(じゅじ)を目撃し、彼女が嫁いだ李家で不遇な扱いを受けていることを知った陸貞は、陰ながら援助を試みます。さらに街中で馬に轢かれそうになったところを、沈嘉彦が颯爽と現れて救出。これをきっかけに、彼女は馬に乗って風を切る心地よさを少しだけ味わい、沈嘉彦との距離が縮まるようなシーンも。

そこへ高湛と沈嘉敏が狩りのために馬を走らせていた姿を見かけ、陸貞は思わず身を隠すことに。沈嘉敏が高湛に近づこうとするのを眺める陸貞の胸には「やっぱり二人は釣り合うのかも…」という複雑な思いが広がります。

陸貞があえて姿を隠すあたり、どれだけ傷ついているのか察してしまいますね。

最終的に、元禄(げんろく)の報告によって陸貞が修文殿を訪れた事実を高湛が知り、陸貞側も「高湛は沈嘉敏と一緒にいたのは誤解を解くためだった」と判明。誤解が解けそうなタイミングで、皇上も「高湛の心には陸貞しかいない」と保証します。陸貞は高湛の負傷した体を見て涙ぐみ、「今までごめんなさい」と抱き寄せるシーンは思わず胸がじーんと熱くなる瞬間。二人の仲直りは視聴者にとって待ち焦がれた甘いシーンですよね。

物語ラストで、高湛は沈国公宅へ出向き、沈嘉彦に「自分は沈嘉敏を妻として迎えるつもりはない」とハッキリ告げます。沈嘉彦も「無理強いしても幸せになれない」と理解し、妹を説得する構え。しかし同時に、沈碧は「私こそが功労者だ」として不満を抱いており、まだまだ波乱の火種は尽きないままです。

後宮の涙 第36話の感想まとめ

今回もハラハラの連続でしたが、ついに陸貞と高湛が「真実を知って誤解を解く」胸アツ展開が訪れましたね。途中で馬に乗って駆けるシーンや、バッタリ対面のシーンなど、ドラマチックな要素が盛りだくさんで大興奮でした。

沈嘉敏の存在が大きいだけに、まだ結婚を迫られる可能性がゼロではありませんし、沈碧も新たな陰謀を抱えていそう。二人がせっかく仲直りしたのに、次の試練が目の前に待っていそうで油断できません。一方で、周囲の策略に立ち向かう陸貞と高湛の絆がどれほど強くなるのか期待が高まります。

皇上もまた萧貴妃との関係修復を試みているようで、今後はこの四人の恋模様だけでなく、太后を中心とした勢力や沈国公家など、権力争いの全貌がどう進むか目が離せませんね。次回も波乱必至の展開を、一緒に楽しんでいきましょう!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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