ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
「恋華-れんか-」第13話では、妖境を離れて桃源村で穏やかな日々を送る炎越(えんえつ)と魏枝(ぎし)が、まるで夫婦のように寄り添う微笑ましい姿が描かれます。ひとときの安らぎのなかで、二人の絆がさらに深まっていく様子は必見!しかし魔族や天界、妖界も大きく動き出し、再び波乱の予感が漂います。それでは第13話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第13話のあらすじ
天界では天帝に天人五衰の兆候が見られ、天后や意児(いじ)は重苦しい雰囲気に苛まれていました。意児は姑母(天后)の心配を少しでも減らそうと、魔界へ木材を探しに向かいますが、危うく幽行(ゆうこう)に襲われそうになったところを魔族大尊に救われます。一方妖界では、欧亜(おうあ)が“鳳凰の尾羽”を求めて先知に会いに行き、妖族の未来を変えるための手がかりを探ろうとしていましたが、肝心の魏枝の行方が不明なことから、追い出されてしまいました。
そんななか、炎越と魏枝は桃源村での生活を満喫中。ごく普通の“夫婦”のように朝は畑仕事、夕方には小さな市(いち)へ出かけて珍しい品を仕入れてくるといった、つつましやかな毎日です。魏枝が山へ採り物に行けば、炎越は影からそっと護ってあげるほど心配性ですが、二人で川沿いで仲良く涼んだり、家族連れを見かけては「こんな生活もいいね」と笑い合います。炎越が神仙らしからぬ“人間っぽい”感情を口にする場面は彼自身にとっても新鮮なようで、魏枝もそんな彼を愛おしそうに見つめます。
神仙が「人間っていいな」と憧れる瞬間は、まるで童話のようなほほえましさがありますね。
しかし、炎越には魔族大尊が植えつけた“牽機落(けんきらく)”がじわじわ体を蝕むという危機が迫っていました。夜に木彫りの人形を作っていた彼は急に胸の痛みを訴え、毒が深く体に回り始めていることを自覚します。翌朝、炎越は魏枝のためにわざわざ市へ出かけて“雲糕(うんこう)”を手に入れてくるなど、普段通り優しさを見せますが、彼女が留守のあいだに苦痛と戦う姿が切ないばかり。それでも魏枝は「どんなに大変でも、あなたのためなら私ががんばる!」と山へ薬草を採りに通い、せめてもの力になろうとします。
想い合う二人のやりとりは心温まりますが、牽機落の毒による緊張感が常に背後にあるのがなんとも辛いところです。
魔界では、意児が魔族大尊に“お礼のごちそう”を振る舞おうと奮闘中。彼女の奇抜な行動に大尊は頭を抱えつつも、実はそれが亡き姉を思い出させる懐かしさにつながり、どこか心を揺さぶられている様子です。そんな折、大尊は意児が姉の遺品を気軽に使っている場面に激怒し、「聖殿にはもう立ち入るな」と冷たく言い放ちますが、その胸中には複雑な感情が渦巻いているように見えます。
そして、炎越と魏枝が“夫婦”として過ごす桃源村では、甘い雰囲気がますます高まるばかり。とうとう炎越は夜の帳が降りるなか、魏枝に想いを伝えようと近づき、唇を合わせようとした刹那、牽機落が再び激しく発作を起こし、炎越は倒れてしまいました。
まさに次の瞬間…!というところでの毒発作は、視聴者としても悶絶級のもどかしさですね。
恋華-れんか- 第13話の感想まとめ
第13話は、炎越と魏枝が“小さな幸せ”を存分に味わう一方で、牽機落の毒が確実に炎越を蝕むという、甘いだけでは終わらない展開でした。二人が見せる素朴な日常シーンはほっこり度が高く、恋の進展を期待していただけに、発作で倒れてしまうラストはショッキング。一方、天界では天帝の衰弱が進み、魔族大尊と意児のやりとりからは、また違う形の“人間らしい気持ち”がにじみ出てきて、世界観がさらに奥深くなっている印象です。
炎越が最後の最後で魏枝に想いを伝えようとする瞬間は、思わず胸がドキドキしました。牽機落の解毒は果たして可能なのか? そして魔族大尊や妖界、天界がそれぞれ抱える不穏な問題が、どう二人に影響を与えていくのか目が離せません。次回も大波乱の予感がありつつ、二人の恋の行方に注目したいところですね。
コメント