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クルミットです♪
今回の13話、ビジネスの場面と年末の場面が交互に来て、なかなか濃い回でした。韓廷が紀星のために動いてくれるシーンは見ていて温かくなるんですが、後半の除夕(大晦日)の場面がとにかくしみじみしていて。
ひとりで年夜飯(大晦日の夕食)を食べる紀星と、ひとりで花火を眺める韓廷。同じ夜なのに、ふたりの孤独の種類がちょっと違うんですよね。
それでは13話を一緒に見ていきましょう!
星より輝く君へ 13話のあらすじ
紀星は取引拡大のため、星港医院の李権安という医師を訪ねます。でも李権安はまったく相手にしてくれません。
塩対応にもほどがある。挨拶すらしてもらえないの、見ていてこっちが傷つきました。
その話を知った韓廷は、李権安から招待されていた食事会に紀星も呼びます。そして席の場で自然に紀星を持ち上げて、「この方の会社は実力がある、才能があるから一緒にやれなかったのが惜しかった」と周囲に紹介するんです。さりげなく、でもちゃんと効く言葉の選び方で。
「才能があるから断った」って言い方、上手いと思いました。相手を下げずに紀星を上げてる。
おかげで食事会に来ていた業界の上層部たちが、みんな紀星のWeChatを交換してくれることに。
帰りの車の中で、韓廷は紀星にひとつアドバイスをします。「今日連絡先を交換した人たちが、すぐ友人になるわけじゃない。ビジネスの世界では相手に利用価値があるかどうかで動く。だから自分の強みに集中しなさい」と。そして「営業は専門の人間を雇えばいい。あなたが一番得意なのはソフトウェア開発でしょう」と。
紀星は聞きながら、確かに、と思います。この数日間ずっと営業の仕事をしていた。でも自分の本業はそこじゃなかった、と。
韓廷のアドバイス、「頑張れ」じゃなくて「無駄なことやめろ」なのがいいんですよね。
年末に近づき、星辰のオフィスでは蘇之舟が全社員にプレゼントを用意していました。栗俐にはコスメセット。紀星には薬枕(薬草入りの健康枕)。ある社員が自分は抱き枕で不満だったのに、紀星のプレゼントも同じ枕系だとわかって「社長と旗鼓相当なら文句ない」とほっとしていて、この辺のやり取りがちょっとおかしくて笑えました。
栗俐には肖亦暁からも贈り物が届きます。車のトランクいっぱいの贈り物。量で気持ちを伝えるタイプなんでしょうか。
紀星は社員全員に赤封筒(お年玉のようなもの)を渡して、みんなを休暇に送り出します。自分はそのままオフィスに残ってひとり残業。
韓廷も贈り物を持ってきていました。一枚の絵で、星空のような作品です。韓廷は「紀星のごちゃごちゃした頭の中みたいだ」と笑って言うんですが、韓廷が去ったあとに紀星がじっと見ると、ごちゃごちゃどころか線がはっきりしていて、きちんと整っている絵だった。
この絵のくだりが好きでした。照れ隠しで「ごちゃごちゃ」って言ったのか、それとも別の意味を込めたのか。紀星がひとりでその絵をじっと眺めている場面が、静かで良かったです。
同じ頃、韓廷の家では外公(母方の祖父)が海南から戻ってきて賑やかになっていました。そこに曾荻も遊びに来ていて、祖父の家族みんなから「将来の孫嫁」扱いをされています。韓廷の周囲はすっかり曾荻との縁談モードになっているようです。
一方、栗俐はお正月の手土産を持って実家へ向かいます。到着する前に母親に電話すると、母親はSNSの投稿をあれこれ批判し始めます。「服が露出しすぎ」「変な男に狙われる」「お父さんがどれだけひどかったか」と、次から次へと。
会いに行く前から電話でこれ。きつい。
栗俐はドアの前に手土産を置いて、そのまま車に乗って帰ってしまいます。昔からこの繰り返しだったんでしょう。「また」じゃなくて「ずっとそうだった」という感じが伝わってきて、じんわりしました。
除夕の夜。街は静かで、みんな家族と年夜飯を食べているはずの時間に、紀星はひとりオフィスで作業を続けています。
おなかがすいて近くのレストランを探すも、ほとんどが閉まっている。やっと見つけたホテルのレストランに入ると「予約の貸し切り以外は対応できない」と断られます。
そこに路林嘉が通りかかります。このホテルを担当している彼が、紀星のためにいくつか料理を追加してもらい、しかも全部無料にしてくれました。
路林嘉は韓廷の気持ちをよくわかっています。紀星がひとりで年夜飯を食べているのを見て、すぐ韓廷に電話します。
その時韓廷はひとりでベランダに出て、花火を眺めていました。手には亡くなった両親との家族写真を持っていて。
この場面、言葉がなかったですけど、それだけで十分でした。
路林嘉からの電話が来て、すぐ続けて紀星のお母さんからも着信が入ります。「紀星が見つからない、どこにいるか知らないか」と。韓廷は「会社の前で待っていてください」と伝えて、自分はすぐ外に飛び出していきました。
星より輝く君へ 13話の感想まとめ
一番残ったのは、除夕の夜の韓廷の場面です。
花火が上がる中、ひとりでベランダに立って、両親の写真を持っている。その静けさが、食事会での鮮やかな立ち回りと同じ人物とは思えないほどで。
韓廷って、人前ではすごく颯爽としているんですよ。でもこういう場面に、ちゃんと孤独な人なんだとわかる。両親が亡くなっていること、曾荻との関係が周囲の期待で動いていること、全部背負いながら紀星のために走っていく。
路林嘉の電話一本でパッと動けるのが、また韓廷らしいというか。「行かなきゃ」じゃなくて、もう走ってる。
栗俐とお母さんの場面も、見ていてきつかったです。手土産をドア前に置いて去っていく、その行動に「また傷つきたくない」という気持ちがぜんぶ入っていて。何も言わないのが逆にしんどかった。
紀星の絵のくだりは、ゆっくりもう一度見たい場面でした。「ごちゃごちゃ」って言われた絵が、実はきちんと整っている。韓廷が本当に紀星のことをどう見ているか、あの絵の中に入っているような気がして。
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