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クルミットです♪
第23話では朱顔がホト部へ嫁ぐ直前に魚姫母子と出会い、政略婚の陰で新たな因縁が描かれました。
そして第24話――朱顔の大胆な幻影作戦と、時影によるホト部の叛乱鎮圧が描かれます。
それでは第24話を一緒に見ていきましょう!
玉骨遥 第24話のあらすじ
婚礼当日、朱顔は幻影を作り玉骨を託して花嫁として式に出し、自身は密かに脱出。
式に現れた朱顔を見た時影は「これは幻影だ」と見抜きます。
同時に朱顔は沙魔を操り婚礼を混乱させ、自らの幻影を“沙魔の犠牲”に見せかけました。
朱顔の機転と大胆さには思わずドキドキしました。
逃走する朱顔の前に現れたのは、玉骨を手にした時影。
彼は「贈り物を軽んじた」と叱責し、朱顔を連れ戻します。
二人は隠れて大妃と大巫師の陰謀を目撃。
朱顔を傀儡にして赤族を支配する計画が明かされました。
やがて朱顔は強引に帳中へ投げ込まれ、大妃と大巫師に対峙。
大妃は「九嶷山の者は部族のことに口を出すな」と嘲笑いますが、
時影が姿を現し朱顔を守ります。
柯尔克親王も駆け付け、母妃の野心と父王の死の真相を知りました。
柯尔克は「全ては自分の責任」と謝罪し、自ら命を絶ちました。
柯尔克の潔さと悲しさに胸が痛みました。
大妃は捕らえられ、時影は古嵬城の手掛かりを得ます。
朱顔は「柯尔克を救えなかった」と悔みますが、時影は「お前は想像以上に強い」と励まし玉骨を返しました。
しかし彼は再び「朱顔を赤王のもとへ返す」と宣言。
朱顔は「結局私は師父の心に届かない」と落胆します。
さらに時影は朱顔の無謀な逃婚に手を上げ、叱責。
「祝婚書は師としての願いだ。だが選ぶのはお前自身」
朱顔は涙しながらも、師父の本心が伝わらないことに苦しみます。
愛情と厳しさが交錯する師弟関係に胸が締め付けられました。
時影は朱顔に術法書を残し、特定の一頁は破って渡しました。
「まだお前には早い術だ」と――。
一方、重明は大妃が死の間際に吐いた「古嵬城」の情報を時影に伝えます。
そこには多くの鲛人が囚われ、さらに“归邪”の秘密も潜んでいる様子。
時影は赤王に戦果を譲り、九嶷山は政に介入せぬ姿勢を貫きつつ、重明と共に古嵬城へ向かいました。
朱顔の周囲では「少司命と朱顔が定情した」という噂が飛び交います。
しかし朱顔は「師父の清誉を汚す者は容赦しない」と厳命しました。
朱顔の“師を守る”覚悟が、彼女の心の在り処を雄弁に示していました。
玉骨遥 第24話の感想まとめ
第24話は、朱顔の自由を求める奔走と、時影の厳しい愛が交錯する回でした。
朱顔の沙魔作戦は大胆で痛快でしたが、その代償として師から叱責を受ける展開が切なかったです。
柯尔克の自決は悲劇的でありながら、物語に大きな余韻を残しました。
師弟の愛情と規律のせめぎ合いが、二人の関係をより複雑にしていました。
次回、古嶬城で待つ鲛人たちと“归邪”の秘密がついに明かされるのか――目が離せません。
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