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クルミットです♪
第36話では、記憶を失った時影のそばで朱顔が必死に看病を続けました。
そして第37話――朱顔は五感を失いながらも最後の力で時影を守り、ついに彼の元を去る決意をします。
それでは第37話を一緒に見ていきましょう!
玉骨遥 第37話のあらすじ
時影は朱顔を婢女と思いながらも親しみを覚え、共に過ごす時間に不思議な安らぎを感じます。
朱顔は大司命の指示を胸に、繁星湖畔で「魂魄が定まる瞬間」に時影を導きます。
湖畔で朱顔は時影のために舞を舞い、時影は「前にも見た気がする」と胸騒ぎを覚えました。
「もし思いを告げるなら一生そばにいたい」と口にしますが、朱顔は涙を堪え「明日答えを言う」とだけ告げます。
その夜、時影は朱顔の膝に眠り、朱顔は最後の口づけをして彼を重明に託し、山を下りました。
愛しているのに去らねばならない朱顔の決意が切なすぎました。
朱顔は禁術の反動で五感を次々と失い、ついに声も出せず山中で倒れます。
そこを雪鷺と青罡が救出。二人は術を合わせ、朱顔に色と声を戻そうと試みました。
一方、嘉蘭城では青妃が毒殺を図った罪を自刎で償い、北冕帝は白嫣を仁嘉皇后に追封し、時影を皇子に復位させました。
政治の動乱と朱顔の命の灯が同時に描かれ、緊張感が高まりました。
目覚めた時影は、自分が「星回血誓」で蘇ったことを知り、朱顔が半分の寿命を差し出した事実を聞かされ愕然とします。
さらに神僕や重明の話から、朱顔が三日三晩看病していたことも知りました。
時影は「彼女が口にした“止渊を愛している”という言葉は、自分を守るための嘘だ」と悟り、朱顔の本心は自分にあると確信します。
時影がようやく朱顔の真意に辿り着く場面は胸が熱くなりました。
大司命は「もう命劫を追うな」と制止しますが、時影は「彼女のために生まれ変わった命を無駄にしない」と宣言。
ついに万劫地獄を越えて神袍を脱ぎ、人として朱顔を探しに行く決意を固めました。
師としての枷を捨て、愛する人を選んだ時影の決断は感動的でした。
玉骨遥 第37話の感想まとめ
第37話は「別れと再生」が同時に描かれた大きな転換回でした。
朱顔が五感を失いながらも時影を守り抜こうとする姿に涙しました。
時影がついに朱顔の本心を理解し、彼女を追う決意をしたのが胸を打ちました。
大司命の政治的な動きと対比され、二人の愛の純粋さが一層際立ちました。
次回、時影は朱顔を見つけ出せるのか――再会の瞬間が待ちきれません。
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