長歌行-あらすじ-1話-2話-3話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪

今回お送りする「長歌行」は中国漫画原作のドラマです。ディリラバ主演ウー・レイ、チャオ・ルースー、リウ・ユーニンら若手俳優が活躍するアクションロマンス時代劇です。
のちに繁栄を誇る唐時代の幕開けの頃のお話。
玄武門の変で家族を殺され復讐を誓う李長歌の物語です。

では 1話から紹介していきますのでお付き合いください♪

【長歌行】(ネタバレあり)

「第1話 東宮の郎君」

賑わう長安の都。疾走してきた兵が通りがかりの旅人と接触、一発触発にところへ騎馬が飛び込んできた。騎乗していた男を見た兵曹が額ずく。兵曹達は走り去った。男は旅人に一声かけて去って行った。その行くさきは東宮。
男は実は皇太子の娘長歌。母に挨拶をしにきた長歌に母は明日は阿詩勒部の使者が来るので騒ぎを起こすなというのです。蹴鞠の試合を申し込んできたがそれは口実で婚儀の件を持ち出すかもしれない・・・だから明日は外出しないでというのだった。
母は父李建成のところへ点心を届けたが不安に怯えていた。

従妹の李楽嫣を訪ねた長歌は蹴鞠の試合を見にいこうと誘った。試合にはあなたの好きな魏叔玉も出るわと長歌。従姉妹同士はたわいない話をして蹴鞠の試合を見に行くことになった。途中で晧都の所業を見てしまった。
晧都は落ちていたお守りを拾った。李楽嫣が魏叔玉のためにもらってきたものだった。

蹴鞠の試合は白熱していた。阿詩勒部チームの猛攻撃に魏叔玉が怪我をして退場することになった。唐が不利となったとみた阿詩勒部の使者は古い婚姻を持ち出して試合を見にきていた李楽嫣に目をつけるのだった。

怪我をしても無理をして試合に出ようとする魏叔玉の代わりに長歌は試合に出てしまった。試合は長歌の指揮のもと唐チームが逆転勝利を収めた。湧き上がる歓喜、長歌達は大喜びだった。長歌は敵チームの主将に子供を助けてくれた礼を言いお互いの健闘を讃えるのだった。しかし、敵チームはそっけなく去って行った。
太監に呼び止められて長歌が阿詩勒部が献上した宝刀を受けることになった。

宿舎に戻った阿詩勒部の使者は蹴鞠のチームの主将に額付いた。主将は阿詩勒隼、唐の戦力を測っていた。そして途中から参戦した若者は東宮の者と当たりをつけた。
本当の使者は阿詩勒隼。阿詩勒部は何かはかりごとを考えているようです。

長歌は叔父の李世民に幼い頃から武芸を習っていた。今日試合に勝って手に入れた宝刀をこれまでの恩返しにと渡しにきた。 
李世民は蹴鞠の試合に兵法を応用したとほめた。そして「強きは攻、弱きは守」と教えるのだった。
李世民は長歌に生き延びよというのですが・・・

長歌は父李建成に蹴鞠に参加したことを見破られてしまった。言い訳をする長歌・・・

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「第2話 亡き母への誓い」

父に怒られると思っていた長歌に父は褒美にもらった宝刀を持ってくるように言う。長歌は叔父の世民に贈ったと言う。父が激怒すると魏徴が駆けつけ李建成に取りなします。
長歌が帰ると今度はなぜ行くなと言ったのに出て行ったと母が怒るのです。目立ったことをして阿詩勒に見られてしまう。長歌は男と同等に戦えると訴えますが母は許しません。
これから何が起きても人を恨まないで生きると誓わせました。
母はこれから起こることがわかっているのですね。長歌はわかりません。

阿詩勒隼は長安に残り李家の内情を探っています。皇太子、秦王、斉王の動きを見逃すまいとしているのです。
こんな夜に政変が起きると天文学者の李淳風が空を見上げていた。

長歌は母に言われて辟雍堂に行くことになりました。母手作りの衣類と菓子が用意されていました。母はまるで永遠の別れのようなことを言います。数日のことなのにと不思議がる長歌。母を振り切って馬車に乗り込みました。

阿詩勒隼は街へ出て行きます。李建成が通ると玄武門が閉められました。
長歌は馬車の行く方角が違うことに気づき、飛び降り東宮へと引き返しました。
長歌が目にしたものは殺掠の後・・囚われる人々・・・手を血に染めて部屋を出てきた
李世民の姿・・・皇太子の息子達は全て死んだと言う報告・・・信じられない現実だった。

皇太子に手紙を送ろうとする魏徴をもう遅いと房玄齢が止めます。
長安の街を注視する阿詩勒隼は秦王が変を起こしたことに気づいた。

長歌は母の死を知り泣き叫ぶ、侍女が早く逃げるようにと叫ぶ、 李建成の部下だった常何が寝返ったと。長歌は叔父に贈った宝刀が落ちていることに気づき握り締め外に飛び出した。
突然漫画になってしまいました。長歌は追っ手を振り切って川に飛び込みました。

状況を把握した阿詩勒隼は一刻も早く情報を知らせるのだった。
李楽嫣が外の騒ぎに驚いていると皇太子は殺され長歌は行方不明と知らされた。
魏叔玉は長歌の行方を探らせるのですが・・・

かろうじて逃げおおせた長歌は男装して街を行くと兵が巡回しています。長歌は品香斎に潜り込みました。菓子工房・品香斎には懐かしい菓子が並びます。母を思い必ず生き延びると・・・そこへ少年が入って来ました。見回りが行き過ぎると少年は長歌に礼を言います。阿竇と名乗る少年の隠れ家に行った長歌は母の遺体が栄恩寺にあると言う噂を聞きました。
長歌は試案します・・」

長歌は栄恩寺に行き見張りの兵を騙し、中に入りました。そこには棺が・・・長歌は母をこんな目に合わせた黒幕を決して許さないと誓うのでした。
母はこんな結末を知っていて恨むなと言い聞かせたと気づく長歌でした。

李世民は杜如晦らと今後のことを協議し、しばらく静観することにした。
栄恩寺に賊が入ったと聞き調べに来た晧都は義父の杜如晦に報告するのだった。
品香斎の菓子に薬が入っていたと・・・
人間関係が少しわかって来ました。

「第3話 不倶戴天」

長歌が品香斎の小屋に戻ると阿竇が師匠になってくれと言います。
杜如晦は品香斎を調べに来ました。そこへ 房玄齢が妻に頼まれて菓子を買いに来たとやって来ました。突然品香斎から火が出て・・・杜如晦は房玄齢に虎を野に放つのかと言ったが兵を引いた。長歌は誰かが自分がここにいた証拠を消そうとしたことに気付いた。

李世民は皇太子と斉王が死に一派は粛清されたとして他の者は不問に伏すことにした。
阿詩勒隼はことを素早くおさめた李世民の手腕に驚きここにいてももう得るものはないと撤退を決め幽州へ向かうことにした。
李楽嫣は長歌の無事を祈っていた。房玄齢から長歌の無事を聞き安堵するのだった。

杜如晦は李世民に禍根を残さないように進言するがやり過ぎは仇になると言われた。杜如晦は魏徴を引き入れるのも難しいと言う。杜如晦は常何に城門の守りを強化するように指示した。

長歌は通化門を抜けようとするが警備が厳しく躊躇して引き返した時阿詩勒隼にぶつかった。阿詩勒隼は以前街でいざこざがあった時助けに入った男と気づき声をかけた。長歌も思い出すが急ぎ立ち去ってしまった。

魏家にやってきた長歌は魏叔玉が訪ねてきた杜如晦に一族のことを考えろと言われ魚符を受け取るのを見てしまった。魏徴は父の臣下で長歌の学問の師、助けてくれると思っていたのに幼馴染の魏叔玉が裏切ったと思った。長歌は魏叔玉から魚符をとって駆け出した。

長歌は弘義宮に忍び込んだ。書斎には誰もいなかったが程なく李世民が戻ってきた。隠れていた長歌を李世民が呼び出した。李世民は長歌は死んだことになっていると告げるが長歌は敵を打つと立ち向かった。杜如晦が兵を連れて長歌を捕らえたが李世民は部屋に軟禁するように命じた。房玄齢は李世民が長歌を助けたいと思っていることを知っていた。
李世民は長歌を死んだことにして逃したかったにですね。

李楽嫣は長歌が捕らえられたことを知りなんとか逃がそうと房玄齢に相談した。策を授けられた李楽嫣は房玄齢に言われた通りにことを運び長歌に会うことができた。ここでも房玄齢の言う通り長歌と話した。長歌は李楽嫣を眠らせて部屋を抜け出した。
房玄齢は策士です。長歌の言動を読み尽くしています。

長歌は再び李世民の部屋に行き皇太子の璽を持って逃げました。

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1ー3話の感想

唐王朝の建国まもない時に起きた李世民による「玄武門の変」は中国では誰もが知っている政変です。兄と弟を殺して第2代皇帝太宗になったが李世民は貞観の治を行い安定と繁栄を唐にもたらした。しかし皇太子の娘、長歌は一夜にして家族を失い慕っていた叔父の李世民を仇をとすることになります。史実に即した物語で実在の人物も多く登場します。日本からも遣唐使が派遣され中国の文化が流入する時代ですね。なんだか身近に感じるのは私だけ?

原作は漫画です。日本でも連載されたそうですね。長歌が母の死を知り兵に追われて脱出した時、漫画に変わってしまいました。斬新といえば斬新ですがこれから何度も見ることになるのでしょうか?私は嫌ではないけれど・・・

主演のディリラバ、美しくしなやかで長歌役にピッタリ。いくつか作品を見ていますがこの作品も好きになりそうです。
阿詩勒隼は遊牧民族東突厥の可汗がモデルだとか。颯爽としたウー・レイがモンゴル高原を駆け回る騎乗姿が早く見たいですね。 

「1-3話」で長歌の置かれた状況や人間関係がある程度わかりました。なぜ?もありますがおいおいわかることもあるのでしょう。
長歌の前途は多難と思われますが・・・一人旅立つ長歌にどんなことが待っているのか?
話の展開が楽しみ、ワクワクします。
 

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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