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クルミットです♪
今回は「風の吹く場所へ」第8話です。
前の話から謝之遥(シェ・ジーヤオ)が弟の失踪をあまり気にしていないように見えて、なんで?と思っていたんですが、この話でやっとわかります。あとは謝おばあちゃんが火鍋店でお玉を振り下ろす場面。公式タイトルにも「孫をボコボコにした」と書かれているくらいなので、どんな場面か想像しながら読んでください。
それでは8話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 8話のあらすじ
謝暁夏(シェ・シャオシア)がネット詐欺にあったところから、今回の話は始まります。
被害額は3万元。
謝之遥が代わりに補填を約束してくれましたが、「ネット詐欺の回収は正直かなり難しい」とも言い添えます。お母さんや姉には知られたくない謝暁夏の気持ちはわかるんですが、3万元という金額の重さを思うとちょっとしんどい。
詐欺にあった側の恥ずかしさと情けなさが、顔に出てたと思います。
一方、許紅豆(シュー・ホンドウ)は謝おばあちゃんから、謝之遥が村に戻って起業した頃の話を聞きます。謝おばあちゃんはその時期を「大怨種(ダー・ユエンジョン)だった頃」と表現していて、要するに何もうまくいかなかった時期のこと。父親にすら反対され、頼れる人間が誰もいない状況から始めた。
謝之遥って飄々としていて頼れそうな印象があったので、そんな時期があったとは。
許紅豆は謝おばあちゃんの路上の露店を一緒に手伝います。でもなかなかお客さんが来ない。謝おばあちゃんは「ここは商売が難しいから」とあっさり言いつつ、それでも両方の孫のためにちょっとずつ貯金しているんです。弟には小遣い用に、兄には結婚資金として。
誰も見ていなくても孫のためにせっせと貯めてる。それだけでこの人のことが好きになります。
そこへ許紅豆、弟の謝之遠(シェ・ジーユエン)に何度も電話をかけ続けます。謝之遠は完全に面倒くさそうに電話口で怒鳴りますが、横にいた亮哥(リャンコ)が電話を奪ってあっさり居場所を喋ってしまいます。
亮哥が自分で決壊した。
許紅豆はすぐに謝おばあちゃんを連れて古鎮(こちん)へ向かいます。その途中、弟の送金記録に引っかかるものを感じて車で来ていた姉の謝暁春(シェ・シャオチュン)が二人を見つけて乗せてくれます。謝おばあちゃんは「火鍋を食べに行くだけよ」とさらりとごまかします。謝暁春はそれ以上聞かずにいましたが、古鎮に先回りしていた謝之遥はおばあちゃんの姿を見てまずいと直感、火鍋店へ急ぎます。
さて、火鍋店での再会シーン。
謝之遠は「おばあちゃんが来た、きっと泣いて喜んでくれる」と両手を広げて待ち構えていました。
でもおばあちゃんが取り出したのはお玉で、問答無用でそれを振り下ろした。
両手を広げた姿勢のまま成敗された謝之遠、申し訳ないけどちょっと笑えます。
助けに入ろうとした謝之遥も流れ弾を食らって怪我をします。許紅豆は呆気にとられてその場で固まっていたそうで、場面が目に浮かびます。
ひと段落してから、謝之遥がおばあちゃんに正直に話します。
実は謝之遥、弟が家を飛び出したとき一人で古鎮へ来ていたそうです。そこで亮哥と弟が一緒にいるのを見つけ、亮哥に圧をかけて毎日弟の様子を報告させていたと。
そりゃ心配そうに見えないはずです。最初から全部把握していたんだから。
許紅豆もこれで腑に落ちた様子。謝おばあちゃんも怒りが落ち着いて、弟の家出についてはそれ以上追及しないことに。三人で火鍋店の前で記念写真まで撮ったようで、なんだかほっとします。
謝之遠はもう一週間火鍋店で働いてから学校に戻るということで、残りのメンバーは村へ帰ります。
帰り道、許紅豆は窓の外の景色を動画に撮りながら両親とビデオ通話。謝之遥と謝おばあちゃんを画面越しに紹介する場面で、許紅豆の両親は明るくひょうきんな謝之遥を見てとても喜んでいます。
親御さんへの紹介。まだそういう関係でもないのに、なんかニヤっとしてしまいます。
一方、謝暁春は街角で弟の謝暁夏を見つけます。乳扇(ルーシャン)という雲南特産の乳製品を手製の看板を立てて売っていました。牛乳を凝固させて扇状に成形した保存食で、こういう素朴な加工品を作る職人の仕事です。
姉としては複雑な気持ちになるのは当然で、お金は立て替えると言いながらもしっかり叱ります。「目の前のことだけ見てないで、物事はじっくり積み上げていくものでしょ」と。
謝暁夏はその言葉を聞きながら、師匠の謝和順(シェ・ホーシュン)のことを考えます。謝和順は大きな成功を収めた人じゃないけれど、自分の手で持つ技術で家族を養ってきた。ずっと「碌でもない」と見くびっていたその生き方が、実はちゃんとした生き方だったと気づいて、姉に抱きつきます。
傍から見たら「なんで急に」だけど、その前の積み上げがあるからこその抱擁で。
ふだん傲慢な態度の姉弟が、感謝するときだけ突然全力で来る。それが一番正直な姿ですよね。
その夜、謝暁夏は謝之遠と亮哥に詐欺サイトを見せながら自分の経験を話します。「こういう罠があるから気をつけろ」。上海に行って一発当てようとしていた気持ちも、この出来事でいったん収まった様子。弟の謝之遠にも「ちゃんと勉強しろよ」と一言添えます。
場面は変わって宿の方では、胡有魚(フー・ヨウユー)が珍しい光景を目にします。大麦(ダーマイ)が階下に降りてきて、林娜(リン・ナー)たちとお茶を飲んでいた。胡有魚は少し驚きながら、でも許紅豆がいないせいで暇だな、という感じで終わります。
風の吹く場所へ 8話の感想まとめ
一番忘れられないのは、やっぱり謝おばあちゃんのお玉です。
両手を広げて泣いて喜んでもらえると信じていた謝之遠に、問答無用でお玉が飛んでくる。笑えるんですけど、笑えない部分もあって。おばあちゃんはちゃんと心配していたし、ちゃんと怒っていたし、でもその後ちゃんと一緒に火鍋を食べる。あの人の愛情は爆発しながら着地する感じがします。
謝之遥が「最初から全部知っていた」という種明かしは、すっきりしました。心配しなさすぎでおかしいとずっと思っていたので。亮哥を密偵にしていたというのも、脅したというより「ちゃんと目を離さずにいたかった」兄心だったんだと思います。
謝暁夏が姉に抱きつくシーンは、詐欺の話と師匠への見方の変化とが全部重なって、そこで感情が来ました。大声で叫ぶわけでもなく、ただ抱きつくだけ。言葉にならない感謝はああいう形になる。
あの姉弟、素直に言えない同士でよかったです。
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