風の吹く場所へ 第34話 林娜が泣き崩れた夜と、謝暁夏が伝えた言葉

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34話は、ずっと謎だった林娜の事情がようやくわかる回でした。明るいのにどこか影があって、なぜあんなに突然雲苗村に来たのかずっと気になっていたので、話を聞いてちょっとため息が出てしまいました。

悪意ってこんなに人を追い詰めるんですね。自分は何も悪いことをしていないのに、数え切れないほどの言葉で叩かれて、住所まで晒されて。林娜がここに逃げ込んできた理由が、やっとわかりました。

それでは34話を一緒に見ていきましょう!

風の吹く場所へ 34話のあらすじ

許紅豆は、林娜の過去について話を聞きます。林娜はもともと音楽ライバーで、ある配信中にリスナーへ寄付を呼びかけました。集めたお金は貧困家庭へ届けるという約束で、多くのファンが応援してくれました。

しかしプラットフォームから林娜に渡されたのは3万元だけ。寄付リストを公開したとき、「金額が少なすぎる、自分で着服したのでは」という声が上がります。

プラットフォームの分配なんて外からは見えないし、怒りが全部林娜に向いてしまうのが本当につらい。3万元、誠実にやったのに。

収入証明を出しても、アンチは止まりませんでした。デマが拡散し、見知らぬ人たちが次々に加わって、最終的には自宅の住所や電話番号まで晒されます。耐え切れなくなった林娜が逃げ込んだのが、雲苗村でした。

平和な日々を過ごせると思っていたのに、また事態が動き出す。林娜は自分なりに強くいようとしていた。でも人の目が再び集まったとき、全部が元に戻る感覚がした、と話します。

この「全部が元に戻る」という感覚、なんかわかります。落ち着いてきたと思っても、ふとしたきっかけで体が引き戻されることってありますよね。

許紅豆は静かに耳を傾け、「これはあなたのせいじゃない」と伝えます。そこへ大麦が荷物と犬を引いて急いで帰ってきました。林娜は大麦の顔を見た瞬間に感情が崩れ、許紅豆と大麦に挟まれるようにして声を上げて泣きます。

謝暁夏はネットで林娜に関する書き込みや配信の録画を調べていました。炎上がどんどん大きくなっているのを見ながら、それでも彼は林娜を信じていました。謝暁春のところには見知らぬ番号からの電話が頻繁にかかってきていて、ほとんどが林娜への中傷でした。でも謝暁夏が直接出てみると、そのひとりは林娜を応援しているファンだったことがわかります。

まだ応援してる人がいる。ネットの声って大きいほうが目立つけど、静かに信じてる人もちゃんといる。これ、小さいようで大事なことです。

そのころ、馬丘山も客桟に戻ってきて、みんなが久しぶりに顔をそろえます。夜、中庭で囲炉裏を囲んでの話の中で、馬丘山が胡有魚と白蔓君の関係についてあれこれ言います。「一目惚れなんて外見に引き寄せられるだけ、ふたりはもう燃え尽きた灰みたいなもの」という言い方でした。

胡有魚はそれが気に入らず、酒を飲んで誤魔化します。白蔓君が昆明に遊びに行っていると聞いて、驚いたあとにどこかぽかんとした顔をしていました。

あの顔、完全に「え、聞いてなかった」って顔でした。意識してないわけ、ないと思うんですが。

林娜が休んでから大麦もみんなのところに来て、以前みんなでバーへ行った誕生日の夜、すでに誰かが林娜に気づいていたと話します。林娜はそのとき否定したけれど、大麦は気になって帰ってから調べて、事情の全部を知ったそうです。

その夜、林娜は夢を見ます。小さな路地で迷子になって、大勢の人に取り囲まれ、罵倒される夢。驚いて目が覚めたとき、大麦が部屋にいてくれたから、少しずつ落ち着いていきます。

翌朝、謝之遥は許紅豆を小館まで送ってきます。その様子を謝暁春がじっと見ていました。

謝暁夏は彫刻の配信をしていても頭が林娜のことでいっぱいで、昼休みに客桟へ会いに行きます。そこで、まだここを離れるつもりがあるか、と聞きます。

林娜は最初に雲苗村へ来たときのことを話してくれました。車でどこへでもいいから走り出したら、タイヤが泥にはまってしまって。そこに通りかかったのが謝暁夏でした。そのとき助けてもらったことが、ここに留まるきっかけになった。素朴で景色もよくて、今もまだ離れたくない、と。

謝暁夏は、かつてお母さんから聞いた言葉を伝えます。お腹を空かせたまま行かせるな。悲しいまま行かせるな。泣いたまま行かせるな。そうして去った人も、引き止められなかった人も、どちらもつらい。だから林娜は悪くない。嬉しい気持ちになれたときに、離れればいい、と。

この言葉、素朴なのにちゃんと刺さりました。特別なことを言ってるわけじゃないのに、林娜にとってはどれだけ必要だったか。

林娜が休んでいる間、許紅豆が小館の手伝いに入っていました。小新が林娜のことをいろいろ聞いてくるのですが、悪気はないけれど言葉が足りなくて、許紅豆にたしなめられます。

謝之遥が来て、疲れて腰も伸ばせなくなっている許紅豆を見てすぐに休むよう促し、代わりに仕事を引き受けます。そして林娜のことを知った謝之遥は、「配信で公開説明すれば疑いが晴れるし、注目が集まった今こそお金にもなる」と提案します。

許紅豆はきっぱり断ります。あの出来事が林娜にとってどれだけ深い傷だったか、そう簡単に「活用しよう」という話にはなれないと。ふたりの意見は分かれたまま、この回は終わります。

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風の吹く場所へ 34話の感想まとめ

一番印象に残ったのは、謝暁夏がお母さんの言葉を伝えるシーンでした。「泣いたまま行かせるな」という一文が、ずっと頭に残っています。

特別な説得でも励ましでもなくて、ただ「そういう去り方は誰もつらい、だから林娜は悪くない」という話。林娜はずっと自分が何か悪いのかと思いながら耐えてきたと思うので、「あなたのせいじゃない」を別の角度からもらえた感じがしました。

林娜の過去も、ようやく全部わかりました。3万元の件、自分では誠実にやったのにプラットフォームの仕組みが見えないせいで全部林娜の責任にされてしまった。こういう話、現実でも全然ありそうで、読んでいてしんどくなりました。

大麦が帰ってきた瞬間に林娜が崩れたのも、なんかわかります。強くしていられる人の前ではなくて、一緒にいてくれる人の前でだけ泣けるんですよね。

謝之遥の「配信で挽回しよう」提案、気持ちはわかるけれど許紅豆の反応のほうが正しいと思いました。傷ついた人に「その経験を活用しよう」って言うのは、外から見てる人の発想ですよね。

胡有魚が白蔓君の話を聞いてぽかんとしていた顔も、地味に記憶に残っています。馬丘山にとやかく言われて酒で誤魔化すくらいなら、もう少し正直になればいいのに、と思いながら見ていました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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