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クルミットです♪
33話は、雲苗村が一夜にして人気観光地になってしまう回です。みんながくたくたになりながら頑張っているその裏で、林娜を取り巻く状況がじわじわと怖い方向に進んでいて、賑やかさと不安が同時に走る話でした。白蔓君と胡有魚の関係にも、ひとつの区切りが来ます。
それでは33話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 33話のあらすじ
黄欣欣が村の委員会へ歩いていると、入口で徳清おじさんがじっと待ちかまえていました。
以前はかなり頑固で強硬な態度だったのに、この日はまるで別人です。「村全体のために家賃を下げてもいい」と低姿勢で申し出てきました。
あれだけ頑固だったのに、何があったんだろうとちょっと拍子抜けするくらいでした。
しかも父親を説得して一緒に契約に来るとまで言ってくれて、黄欣欣は徳清おじさんが帰るやいなや謝之遥に電話で報告します。こういう小さな前進がきちんと積み上がっていくのが、このドラマの好きなところです。
その頃、村は予想外の事態になっていました。旅行ブロガー「暴走ロリ」の宣伝動画がネット中で拡散して、雲苗村が一気に人気スポットになってしまったんです。
根彫りのお店も、食堂も、バティック染め体験も、民宿も全部が満杯状態。謝之遥は「インフラがついていけない」と心配して急きょみんなを集めて会議を開きます。林娜はこの日ずっと気が落ちていて休みを申し出るのですが、謝暁春に断られて仕方なく残ります。
服屋では小琴が全国から来たお客さんの対応に大忙し。謝暁夏は女性観光客にからかわれて顔を赤くしながら丁寧に応対しています。
謝暁夏のあの赤面は見ていて微笑ましかったです。
コーヒーショップも長い行列で、許紅豆たちも助っ人として駆けつけます。村全体が一斉に動いているこの場面は、それはそれで活気があって楽しかったです。
1日てんてこまいに動き回ったあと、夜みんなが客桟に集まります。
黄欣欣が「今日の混雑のピークはひとまず過ぎた」と告げます。謝之遥はしゃべりっぱなしだったせいで声がすっかり枯れていて、許紅豆が気づいてお茶を注いであげました。黄欣欣がそれを見て「やっと誰かに心配してもらえましたね」とからかいます。
この場面がさりげなくて良かったんですよ。特別なことではないのに、なんかじんわり来た。
そのすぐあと、林娜が悪夢から目を覚ましました。目がうつろで、額に汗をかいて。賑やかさとのギャップが、ちょっとつらかったです。
白蔓君は、胡有魚がずっと自分を避けていることに気づいて、正面から話をしに行きます。
「最低な時期にそばに来てくれて、活力ももらった。心が動いたのは本当。でも年齢も立場も違いすぎるから、これ以上には進めない。あの夜のことは気にしなくていい」
そう伝えたわけです。
白蔓君なりに誠実に区切りをつけようとしたんだと思います。でも胡有魚にはきつかったはずです。
「気にしなくていい」という言葉は、受け取る側からすると「大事じゃなかった」に聞こえることがある。白蔓君の優しさが、かえって胡有魚の心をえぐった格好です。胡有魚はそもそもずっと白蔓君のことが頭から離れなくて授業にも集中できない状態で、コーヒーショップで休んでいたら林娜にも関係を見破られていたくらいでした。
謝之遥はみんなの給料を払い終えてから、ようやく許紅豆と二人きりになります。
許紅豆は民宿のバスルームや家具をもう選んでいて、「お金は効果のある場所に使う」という考え方を謝之遥に話します。謝之遥は彼女の実務的なセンスを素直に認めて、二人は笑いながら話し込みます。忙しい1日の終わりに、こういう時間があってよかったです。
一方その夜、林娜のもとに謎の人物から電話がかかってきます。林娜は青ざめてコーヒーショップから飛び出しました。
謝暁春にも「詐欺配信者を雇っている」と警告する電話があったのですが、謝暁春はいたずら電話だと思って無視します。
大麦がネットのトレンドを確認していると、林娜がかつて「歌好きナナちゃん」という名前で活動していた配信者で、寄付詐欺の騒動をきっかけにネット活動を辞めた、という暴露投稿が流れていました。大麦は怒って通報しますが、許紅豆にも状況を伝えます。
林娜は部屋で荷造りを始めていました。「ちょっと実家に帰る」と言いながら。
許紅豆が様子を見に来て、「いつ戻ってくる?」と静かに聞きます。
責めるわけじゃないのに、この一言で林娜の逃げ場がなくなってしまった。
林娜は荷造りの手を止めます。許紅豆がネットのことを知っていると悟って。
風の吹く場所へ 33話の感想まとめ
一番引っかかったのは、白蔓君が胡有魚に「気にしなくていい」と言う場面でした。
白蔓君は傷つけないように、でもちゃんと終わりにしようとしました。その誠実さは伝わります。でも胡有魚には「なかったことにしてほしい」と言われたのと同じように聞こえたと思います。どちらが正しいとかではなくて、ただすれ違いが切なかったです。
林娜については、悪夢から目覚める場面と、最後の荷造りの場面が頭に残っています。じわじわ追い詰められていく感じが静かで怖かったです。
許紅豆の「いつ戻ってくる?」は、あの短い一言がすごく効いていました。怒っているわけでも責めているわけでもなく、ただ聞いただけなのに。林娜が手を止めた気持ちは、わかる気がします。
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