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クルミットです♪
今回の32話、個人的にずっと待っていた展開が来た回でした。
白蔓君がここ数日ずっと糖水鋪(デザート屋さん)に居座り続けているという情報、前の回からじわじわ続いていたんですが……あの子、本当に粘り強い。そして胡有魚がようやく自分の話をしてくれる夜が来て、この回のラストはもう、ちゃんとそうなりましたね、という感じです。
徳清おじさんの家賃ふっかけ問題もじわじわ進んでいて、あの人なかなかやっかいですよ。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 32話のあらすじ
胡有魚が父親に電話すべきか迷っているちょうどそのとき、糖水鋪のオーナー・金明のほうから連絡が入ります。
白蔓君が何日も糖水鋪に通い続け、「金明と他の3人が胡有魚に謝るまで帰らない」と居座っているというのです。
こういうことを黙ってやれる人って、本当に強い。白蔓君、あなたそっと強いよ。
金明はこんなに執念深い女性を見たことがなく、仕方なく胡有魚に連絡を取ります。駆けつけた胡有魚の前で、金明は今すぐ土下座でもしたいくらいの勢いで「どうかご容赦を」と頼み込みます。
3人の仲間は大理への旅行者で、すでに帰宅しているとのこと。飛行機代を払ってまた来いというのは無理な話だと言います。しかし白蔓君は引きません。2日以内に全員を連れてくること、さもなくばまた来ると。
この粘り強さが、胡有魚の心を動かしました。
その夜、胡有魚は自分から白蔓君に話し始めます。外でずっと下積みしてこられたのは厚顔無恥でいられたからで、それは父親のおかげだと。昔バンドをやっていた胡有魚に父は猛反対していて、あげく演奏中に人を連れて乗り込んできたこともあったと言います。
親に演奏を台無しにされた話、さらっと言ってたけどこれ相当きつかったと思う。
今は父が脳梗塞で手が動かないのに、胡有魚の顔を見るとやっぱり怒鳴るらしい。でも胡有魚は吹っ切れていて、自分の好きなことを続けているといいます。白蔓君は初心を忘れないでいる胡有魚を素直に称えます。胡有魚、ちょっと照れていました。
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一方、宿泊施設に使う予定だった古い家の件が難航しています。
楊お爺さんは家を貸すことに同意していましたが、その息子・徳清おじさんが家賃をどかんと吊り上げてきました。謝之遥と黄欣欣がいくら交渉しても、この人はまったく聞く耳を持ちません。
何を言っても暖簾に腕押しな人のことを中国語で「滚刀肉(ゴンダオロウ)」というらしいんですが、徳清おじさんがまさにそれ。
古い家の話は行き詰まり、黄欣欣は村の委員会に土地の新規割り当てを申請することに。阿桂おばさんに口止めしておきます。
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そして。
白蔓君に押し切られた金明が、3人の仲間を連れて胡有魚に謝りに来ます。笑顔で挨拶し、食事をごちそうして、手土産まで持ってくる。いつも自分を安く見せてきた胡有魚が、ようやく顔を上げられる瞬間でした。
酔い気味で帰ってきた胡有魚は、白蔓君の部屋の扉を叩きます。もらった手土産を全部白蔓君に渡して、世話になった感謝と、白蔓君のことを自分と通じるものがある人間だと思っていると伝えます。
白蔓君が「よかったね」と言いながら扉を閉めようとすると、胡有魚が入口をふさいで——。
夜が深くなって、隣の部屋の許紅豆と林娜が眠れなかったという話で、察してください、ということで。
翌朝、謝之遥が許紅豆のためにキッチンで肉まんを作っていました。許紅豆が白蔓君と胡有魚の話を教えてあげると、謝之遥は「村のおばちゃんみたいだ」とからかいます。許紅豆がわざと怒ってみせて、ふたりの仲のよさが滲み出る朝でした。
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そのころ、旅行系のブロガーが雲苗村を訪れ、村の風景や特産品を動画にまとめ始めます。動画の中で林娜が映っていて、「芸能界に向いてる」なんてコメントまで入れてしまいます。
林娜、うれしいより不安が勝ってる顔してた。あの子が外に知られたくない理由、まだ引きずってるんですよね。
でも動画のおかげで雲苗村への注目が一気に上がり、草木染めや果物の売り上げが急増。おばちゃんたちが忙しくなり、黄欣欣と許紅豆も手伝いに出てきます。
阿桂おばさんがうっかり古い家の件を話してしまったらしく、村中に広まってしまいます。徳清おじさんはそれを聞きつけて謝之遥に会いに行きますが、謝之遥は対応できないくらい忙しい。さらに村が新しく土地を割り当てる話まで耳に入り、自分の交渉カードが崩れていくことに気づきます。
徳清おじさん、もっと早く折れておけばよかったのに。自業自得感がすごい。
夜、許紅豆が倉庫で荷物の発送作業をしていると、謝之遥が壁ドンしにきます。ちょうどそこへ謝暁春が入ってきてバッチリ目撃。でも許紅豆はごまかさずに、「私たちつき合ってます」とあっさり認めます。謝暁春と阿輝の関係を聞いてみると、謝暁春は「好きじゃない」と否定しながら、徳清おじさんが黄欣欣を訪ねて村委員会まで行ったけどいなかったと教えてくれます。
風の吹く場所へ 32話の感想まとめ
この回でいちばん心に残ったのは、胡有魚が白蔓君に語った父親の話です。
バンドの演奏中に乗り込んできた話、本人はさらっと言っていましたが、あれずっと心の傷として残っているはずで。でも胡有魚は「もう吹っ切れてる」という顔をしていて、その感じが何か切なかった。
怒鳴られながらも父親の話をするとき、胡有魚の口元が少し笑ってたのがよかった。怒ってるんじゃなくて、受け入れてる感じ。
白蔓君が糖水鋪に居座り続けた行動は、胡有魚にとって単なる「代わりに怒ってくれた」だけじゃなかったと思います。「自分のために、こんなにやってくれる人がいる」という感覚が、あの夜の扉を叩く行動につながったはずです。
徳清おじさんは、強欲なのに間抜けという絶妙なキャラクターです。吊り上げた家賃で大儲けしようとしたのに、村が動いたせいで自分の交渉カードが消えていく。自業自得ではありますが、もう少し早く素直になれば誰も損をしなかったのに、とは思います。
林娜が外に知られることを怖がっている様子、この回でまた出てきました。動画に映ったことで彼女が焦っているのが気になっています。
許紅豆が謝暁春の前で堂々と「つき合ってます」と言い切ったのは、ちょっとすっきりしました。謝之遥の壁ドンが笑えましたが、ふたりの関係が村の人にも見えてきたのは良いことだと思います。
胡有魚、やっと少し報われましたね。あの謝罪のシーン、ずっと自分を押さえてきた人がちょっとだけ大きく息を吸えた感じがして、じわっとしました。
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