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クルミットです♪
25話、じわじわと二人の距離が縮まっていく回でした。大きな事件が起きるわけじゃないんですが、小さいシーンがひとつひとつ刺さってくる。旅立ちが近づいているのに、謝之遥は紅豆のそばを離れたくなさそうで、でも何も言えないまま。見ていてもどかしいというか、そのもどかしさがちょうど気持ちいい段階です。
それでは25話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 25話のあらすじ
有風客桟に新しい宿泊客として黄欣欣が入りました。夜、林娜と紅豆と謝之遥の関係について話します。林娜は「2〜3か月しか一緒にいなかったんだから、別れたら自然に縁が切れるだけ」と冷静です。でも黄欣欣は違う見方をしていて、さらに自分には貴州で教師をしている彼氏がいると打ち明けました。
離れていても続く恋もある、って黄欣欣がさりげなく言ってる気がしました。
翌日、宝瓶おばさんと阿桂おばさんが謝おばあちゃんの家に麻雀をしに来ます。みんなで紅豆を囲んで「どんなタイプが好き?」と聞いてくると、紅豆は「色白な感じかな。謝之遥みたいなエリートタイプじゃなくて」と答えました。阿桂おばさんから「謝晓春がもう見合い相手を手配したみたいよ」という話が出て、謝之遥本人は「そのパワーを仕事に使えよ」とうんざり顔です。
謝おばあちゃんが謝之遥の口癖「情勢を見極めろ、幻想を捨てろ」を楽しそうに繰り返すものだから、謝之遥があわてて止めようとして足を出したら、ちょうどそこに紅豆がいました。
タイミングが良すぎる。バッチリ聞かれてましたね、これ。
その日、林娜が紅豆を食事に誘うと、なぜか謝之遥もついてきます。連れて行かれたレストランのオーナーが孫小薇という女性で、これが謝之遥が断ったお見合い相手でした。
孫小薇は謝之遥のことをとても気に入っていて、食卓でひたすら褒め続けるので雰囲気がどんどんぎこちなくなります。謝之遥が目で「助けてくれ」と紅豆にサインを送っても、紅豆は「彼は恋愛に一切妥協しないタイプで、基準が高くて、妥協するくらいなら一人でいるほうがいいという人ですよ」とさらりとかわしました。
食事の後、謝之遥は腹を立てて紅豆に言います。「なんで助けてくれなかったんだ。まるで早く誰かに押しつけたいみたいじゃないか」。紅豆は何も言い返せなくて、謝之遥はどんどん気分が悪くなって先に帰ってしまいました。
紅豆が言葉に詰まったのは、心当たりがあったからだと思う。
謝之遥とちょっとした口げんかになってしまって気分が沈んだ紅豆は、謝おばあちゃんのそばでゆっくり過ごします。おばあちゃんは紅豆がもうすぐ村を離れることを知っていて、「うちにご飯を食べに来なさい」と誘いました。紅豆が「おばあちゃんのそばにいると落ち着く」とつぶやきながら椅子でうとうとしてしまうと、謝おばあちゃんがそっと毛布をかけてあげました。その表情が、もう慈愛に満ちていて。
その夜、謝之遥は紅豆が客桟に戻ってこないことに気づきます。林娜から電話が来て、紅豆が発熱で病院にいると聞くや、息を切らして駆けつけました。
走ってきた、息を切らして。それだけで十分でした。
幸い点滴を打ってもらって紅豆の状態は落ち着いていました。謝之遥がこんなに心配してくれることが、紅豆の心にじんわり伝わります。
そこで紅豆が「孫小薇さん、きれいだしお金もあるし、付き合ってみたらどう?」と提案すると、謝之遥は「空気に酸っぱい匂いがする」と言って紅豆をからかいました。紅豆の顔が赤くなります。
客桟に戻ると、謝之遥が紅豆のために夜食を作ってくれました。量が多くて紅豆が「多いから半分食べてよ」と声をかけると、少し離れたところで見ていた胡有魚と林娜は「あの二人、絶対なんかある」とますます確信を強めました。
その後、有風客桟に白蔓君という女性が宿泊しに来ます。謝晓春が手が離せなかったため、紅豆が案内役を担当しました。白蔓君は紅豆をすっかり気に入って、もうすぐ北京へ帰ると聞いて残念そうにします。紅豆が「会えたこと自体が縁ですよ」と答えると、白蔓君もうなずきました。
胡有魚は新しい宿泊客と聞いて張り切ってギターを持ち出したものの、部屋に来た白蔓君を見て固まってしまいます。以前、北京の音楽フェスで会った女性だったのです。あの夜、彼女は酒を飲んで落ち込んでいて、胡有魚が声をかけると「離婚したばかりで」と教えてくれました。その彼女が、自分の紹介でここに来てくれた。
胡有魚の縁もじっくり動き出してきた。白蔓君、何を抱えてここに来たんだろう。
謝之遥が村の委員会のもめごとを片付けて戻ってきたところで、紅豆が首の引っかき傷に気づきます。「部屋に来て。薬塗ってあげる」。二人で紅豆の部屋へ。
部屋に入った謝之遥の目に、きれいにまとめられたスーツケースが入りました。紅豆の帰りが近いと悟った謝之遥は、何か言いたそうで、でも何も言いません。紅豆がヨウ素で傷を拭くと、近すぎる距離に謝之遥の心臓がばくばくして、「じゃあ先に帰る」とそそくさと部屋を出ました。
紅豆が窓を開けてきょろきょろと外を見渡すと、謝之遥は柱の陰にひっそり隠れて、その様子を眺めながら思わず笑顔になっていました。
風の吹く場所へ 25話の感想まとめ
一番心に残ったのは、謝之遥が病院に息を切らして駆けつけてきたところです。大げさなセリフもなく、音楽で盛り上げるわけでもなく、ただ走ってきたという事実だけで全部わかってしまいました。
孫小薇との食事シーンも好きです。「助けてくれ」と目で訴えているのに、紅豆がむしろ相手を立ててしまうあの場面。嫉妬しているくせに素直になれなくて、それがきつい言葉になって出てしまって。謝之遥に「酸っぱい匂いがする」と言われて赤くなった紅豆、バレてます。
今回じんわりきたのは、謝おばあちゃんが毛布をかけてあげるシーンです。血のつながりもないのに、おばあちゃんにとって紅豆はもう家族みたいな人になっている。そのすぐ後ろにスーツケースが待っているのが、少し切ないです。
謝之遥が部屋でスーツケースを見て黙っていた顔は、最後まで言葉にならないままでした。でも柱の陰に隠れて笑っていたあの顔が、何も言えなかった気持ちをぜんぶ語っていました。
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