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クルミットです♪
18話、のんびりした空気のまま進むようで、要所に刺さる場面がちゃんとある回でした。馬丘山が旅立ち、胡有魚が子どもたちの笑い声に救われて、鳳姨が一人で泣いて。そして白馬と湖畔を歩く場面で、謝之遥が全力でどぎまぎします。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 18話のあらすじ
雨上がりの夜明け、許紅豆は日の出を見に早々と出かけます。スマホを手に全部撮影しながら、謝之遥がそっとそばに立っていました。青い空、真っ白な雲、どこまでも続く緑の草地。
台詞もなく、ただ並んでいるだけなのに、ちゃんと何かが伝わってきます。
太陽が昇ったところで許紅豆がカメラを謝之遥に向けて、笑いながら「あなたに彼女紹介してあげようか」と言います。軽い一言なのに、なんか痛い。
有風小院では、馬丘山が茶室を起業しようと決意し、大理を去っていきます。古い仲間が一人いなくなった。胡有魚と大麦はふたりで手持ち無沙汰になって、「村の土地でも借りようか」とぼんやり話し合いました。大麦は花畑、胡有魚は向日葵。そのまま子守唄みたいなものをふたりで口ずさんでいます。
笑えばいいのか切ないのか、よくわからない場面でした。
夜、許紅豆と林娜が夜食を作ります。いつも集まりに積極的な胡有魚も、大麦も、この日は姿がありませんでした。許紅豆は「クリエイターがスランプのとき感情が乱れるのは普通」と言っていました。
鍋に夜食がたっぷり余ってる。食べる人がいなくて、ちょっと寂しい絵面でした。
林娜が「許紅豆の旦那さんも呼ぼう」と言うと、謝之遥はすぐに来てくれます。胡有魚の様子について、謝之遥は「父親から否定されてきたのが主な原因」と静かに分析していました。普段は飄々としているのに、こういうとき意外と人をよく見ています。
翌朝、筍子(スンズ)が大麦をプロモーションビデオの撮影現場に誘います。疲れることも多いけど好きだから面白いことが見つけられると話して、学生時代に吃音があった黄欣欣が弁論部に入って克服したという話も添えました。
直接「頑張れ」じゃないのがいい。こういう遠回しな優しさ、好きです。
幼稚園では音楽の先生が急に辞めてしまい、謝暁春が胡有魚に代役を頼みます。嫌がっていた胡有魚ですが断れず、ピアノの前に座って子どもたちに歌を教えました。子どもたちの笑い声と拍手を聞いていたら、胡有魚の顔がゆっくり変わっていきます。
ずっと重そうだったのが、あそこでふっと軽くなった感じがしました。
許紅豆と林娜が食堂でおしゃべりしていると、両親から電話が来ます。大理から送った火腿が硬すぎて包丁が歯が立たず、お父さんが近所に刃物を借りに行ったそうです。こういうどうでもいいエピソードで、ちゃんと実家の温度が伝わってきます。
彩玉アバイ(おばあちゃん)が許紅豆と謝之遥に早く結婚しなさいと迫る中、許紅豆は「友達です」と言い張ります。そこへ謝之遥が現れて、酸木瓜という酸っぱい果物を許紅豆に持ってきました。受け取った瞬間、周りのみんなが顔をしかめます。許紅豆だけ、平然と食べていました。
阿桂おばさんが娘に青島へ招かれてうれしそうに近所中を歩き回りました。それを聞いていた鳳姨が、阿桂おばさんが去った後、角に座って一人で泣いていました。セリフもなく、ただその場にいるだけのシーンです。
それだけなのに、ずしっと来ました。
プロモーションビデオの撮影が進む中、地元の歌や踊り、民族楽器や無形文化財が映像に収められていきます。笋子が林娜をカメラ前に出そうとすると、大麦が急いで庇いに出ました。宝瓶おばさんが子どもたちを民族衣装で着飾り、おでこに赤い点を描いたら、おかしくてかわいい格好に。許紅豆と謝之遥は笑いながら子どもたちと一緒に写真を撮っていました。
そして笋子の段取りで、許紅豆と謝之遥が白馬を連れて湖畔を歩く「カップル役」を演じることになります。手をつないでと言われると、許紅豆はごく自然に謝之遥の手を握りました。ところが謝之遥がものすごく緊張して、最終的には許紅豆が彼の腕を抱える形に落ち着きます。
いつもあんなにすらすら話す人が、許紅豆の前だけ言葉を失ってた。
照れを誤魔化すように、謝之遥は馬丘山が今は実家で家事をして両親と過ごしているという近況を話し始めました。
風の吹く場所へ 18話の感想まとめ
一番残ったのは、やっぱり白馬の湖畔での場面です。
許紅豆が何も考えずに手を取って、謝之遥だけが一人でひどく動揺している。ふだん口が達者なのに言葉が出てこなくて、馬丘山の近況を話すしかなかった。ちょっとかわいそうなくらい、でもかわいかった。
鳳姨の場面は短いけど忘れられないです。阿桂おばさんの喜び話を全部聞いたあと、一人で角に行って泣いてた。大げさな演出もなく、ただその場にいるだけで十分でした。
胡有魚が子どもたちの前でピアノを弾く場面は、静かにほっとしました。こんなにあっさり解決するのかとも思いつつ、あの笑い声を聞いたら誰でも少し楽になるかもしれない、とも感じました。
謝之遥が酸木瓜を許紅豆のためだけに持ってきて、みんなが顔をしかめる中、許紅豆だけが平然と受け取って食べていた。あの場面が地味に好きです。白馬の前でどぎまぎしていた謝之遥と、全然揺れていなかった許紅豆。このふたり、対称的でありながら、ちゃんと合っています。
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