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クルミットです♪
7話、いろんなことが起きる回でした。詐欺事件あり、「廃人になりたい」宣言あり、おばあちゃんを使った遠回りな想いあり。
謝暁夏の件は、見ていてほんとにきつかったです。お母さんが持たせてくれたものを路上で売るあのシーン、しんどかった。
そして謝之遥が、自分の創業話を直接語るんじゃなくておばあちゃんに託す作戦に出るのが、なんとも彼らしくて小さくにやっとしました。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 7話のあらすじ
謝之遥の言葉に触発された謝和順は、謝懐蘭の藍染め工房を訪ねます。謝懐蘭も無形文化財の継承者ですが、彼女は新しいテクノロジーを取り入れながら文化を広める方法を知っていた。謝和順は「自分との違いを確かめたい」という素直な気持ちで動いた。
意地を張らずに見に行けるんだな、この人。そういうところが嫌いじゃないです。
朝、許紅豆が自炊で朝ごはんを用意します。大麦は呼ばれてもしばらく反応できずにいて、木の下で座禅をしていた馬丘山はお腹を空かせながらもしばらく我慢していましたが、結局こらえきれずに飯を食べに来ました。
この3人の朝のやりとりが、なんか新鮮でよかったです。まだ一緒に暮らし始めたばかりの距離感がちゃんとある。
謝之遥は束河の食事会で商談に臨み、李総に手彫りの木工品を購入させることに成功します。疲れ切って帰ってきた彼を、謝おばあちゃんは心底喜んで迎えていました。
一方、許紅豆は外で焼き肉を食べながら、お店のオーナーから謝之遥の話を聞きます。大学院まで進んで都会でいいキャリアを歩めたはずなのに、迷わず地元に戻って起業した男の話。
そこに謝之遥本人が現れて、向かいの席に座るんですよ。このタイミングよ。
許紅豆は謝之遥の弟に電話をかけて「秘密を漏らしたのは私じゃない」と伝えようとしますが、なかなか繋がりません。
謝之遥が近くのキャンプ場を勧めると、許紅豆にあっさり「赤字ですよね」と見抜かれます。許紅豆は言います。大理に来たのは旅行してのんびりするため。何も持たない「廃人」として過ごしたい、と。
これ、今の若い人の気持ちをすごくリアルに言葉にしてると思いました。がんばりすぎた後に、一回全部下ろしたくなる感じ。諦めじゃなくて、ちょっとした休戦宣言。
そして許紅豆はぽつりと言います。謝おばあちゃんを見ていると、自分のお祖母ちゃんを思い出す、と。
このひとことが、後で謝之遥の「おばあちゃんに頼む」につながる。伏線だったとわかったとき、じわっとしました。
その頃、上海で働いている謝暁夏は仕事中に食事をこぼしてしまいます。泣くのをこらえながら床のものを片付けて、最後は火傷まで負う。同僚の亮哥が薬を塗ってあげながら「家に帰れ」と言いますが、謝暁夏は頑として聞きません。
亮哥が言った言葉が刺さりました。「お前は俺よりずっと幸せだ。少なくとも親がいて、兄がいる」。亮哥が欲しくてたまらないものを、謝暁夏は持ってるのに気づいていない。
謝之遥は、村の年配の方たちを雇って梱包の仕事をしてもらっているのですが、熟練の彼女たちはしばしばミスをしてしまい、謝暁春は関係性を考えて注意できずに困っていました。そこで謝之遥は、五つ星ホテルで働いていた許紅豆なら適切な管理ができるのではないかと思いつきます。
話しているところに謝和順がやってきて、謝之遥に礼を言います。「昔あんたが帰ってきて、非遺文化を広めると言ったとき、正直まったく信じていなかった。でも今は頭が下がる」。
これを面と向かって言いに来る謝和順、気持ちよかったです。謝之遥もちゃんと受け取れてたし。
宝瓶おばさんは息子の謝暁夏が銀行カードを持って家を出たことに気づき、娘の謝暁春に連絡します。謝暁春は弟のことをよくわかっているので、3000元を送金して上海で節約して使うよう伝えました。
しかし謝暁夏は上海で「凱哥」という男に出会い、あっさりと3万元もの詐欺被害に遭ってしまいます。手元には何もなく、警察に届け出るしかありませんでした。
村では「謝之遥と弟の仲が悪いから探しに行かないんだろう」という噂が流れていて、謝おばあちゃんも心配しています。そこに謝暁夏から電話が入り、謝之遥はすべてを知ります。
出発前、謝之遥はおばあちゃんに頼みます。「許紅豆の前で、俺の創業話をしてやってくれ」と。彼女にもう少し長くいてほしいという気持ちを、直接言う代わりにおばあちゃんに託した形です。謝おばあちゃんは、ちゃんとわかってくれていました。
許紅豆はおばあちゃんのそばで話を聞きながら、また自分のお祖母ちゃんを思い出していました。
そして謝暁夏は、無一文のまま路上に座って乳扇(雲南の名産品で、薄いチーズのような食べもの)を売っていました。お母さんが上海に行くときに持たせてくれたものです。謝之遥は謝暁夏を見つけると、何も言わずに首を振って、まず飯を食わせに連れていきました。
風の吹く場所へ 7話の感想まとめ
一番引きずったのは、路上で乳扇を売っている謝暁夏の場面です。
3万元騙し取られて、手元に残ったのはお母さんが持たせてくれた乳扇だけ。それを一枚一枚売って凌ごうとしてた。みじめというより、一人でなんとかしようとしている顔をしてたのが、見ていてきつかったです。
凱哥への怒りより、お母さんへの申し訳なさのほうが勝ってそうな表情でした。
謝之遥が来たとき、何も言わずに頭を振って食事に連れていく。説教なし、責めなし。このシーンだけで兄弟の距離感がわかりました。
謝之遥の「おばあちゃんに頼む」作戦は、個人的には好きです。「もっといてほしい」と自分で言えばいいのに、遠回りなんですよね。でも許紅豆はおばあちゃんに懐いているから話を聞く、という流れが自然で。遠回りなりに筋が通っている。
謝暁夏の火傷のシーンは、亮哥の言葉があるから余計に重たかったです。「お前は親も兄もいる、俺はそれが欲しくて仕方ない」。持っているのに気づいていない人と、持ちたくても持てない人が同じ画面にいた。謝暁夏はこれを聞いてどう受け取ったのか、顔を見ながらちょっと考えていました。
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