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クルミットです♪
10話は許紅豆がついに動きます。
前回まではのんびり雲南の空気に馴染んでいく感じでしたが、今話はついに謝之遥の小館(カフェ兼食堂のようなお店)に関わることになって、物語が一気に動き出す回です。
しかしその前に、謝之遥が許紅豆にお願いしようとした瞬間、まったく違う方向に誤解されて「はい、お断りします」って先に言われてしまうくだりがあって。あれだけで10話の9割持ってってる気がします。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 10話のあらすじ
話は突然の雨から始まります。山の天気は変わりやすく、晴れていたと思ったらあっという間に雷雨に。謝暁春は謝之遥に「環境のことばかり考えてるから雨よけの屋根をつけなかったんでしょう」とぼやきながら、みんなで慌てて衣類やお茶道具を片付けます。謝之遥はアー奶たちに傘を渡して、「足元が滑るから気をつけて帰ってね」と声をかけていました。
その後の日々、許紅豆は馬丘山の真似をして庭で座禅を組み始めます。馬丘山のほうが先輩のはずなのに、気がついたら許紅豆のほうが断然上手くなっていて。
胡有魚が「あんな人が上手くできるわけない」と大麦と賭けをしたら、まるっとボロ負けしてました。そりゃそうなる。
その夜、胡有魚は別のことでも失敗します。ネット上の女性ファンに連絡しようとしたら、逆にWeChatをブロックされてしまいました。ちょっとかわいそうです。
一方、許紅豆のもとに謝之遥からメッセージが届きます。「うちで食事しませんか」というお誘い。許紅豆はとりあえず礼儀として返事を返したつもりだったのですが、謝之遥はそれを真に受けて翌朝早々に迎えに来てしまいました。一緒に市場へ買い出しへ。
寝るのが遅かったのに朝早く叩き起こされた許紅豆、ずっとあくびをしていて、それがすごくリアルでした。
謝之遥は許紅豆に過橋米線(雲南名物の熱々スープに具材を入れていただく麺料理)を馳走してくれます。でも許紅豆には「何か頼みごとがあるから機嫌を取ってるのでは?」という疑念がずっとある。
そして謝之遥が切り出そうとした瞬間、許紅豆は「これは告白だ」と思い込んで、きっぱり断ります。
「違う違う、そういう話じゃなくて!」ってなってる謝之遥の顔、想像するとちょっと気の毒でした。
帰り道に改めて謝之遥は説明します。小館のスタッフ管理を手伝ってほしい、条件はなんでも飲む、と。許紅豆は「少し考えさせて」と返します。
するとそこへ謝阿奶が登場して、許紅豆に謝之遥がどれだけ苦労しているかを話し聞かせます。聞いているうちに許紅豆の気持ちが揺れてきたようでした。
さらにそこへ黄欣欣がやってきて、「地域の伝統行事を活用して観光客を呼び込み、非遺(無形文化遺産)を守りたい」という話を切り出します。
この黄欣欣の話が良かった。盛り上げるだけじゃなくて、文化を次につなげていきたいという気持ちが伝わってきて。許紅豆が引き込まれたのも分かります。
その夜、許紅豆は大麦と林娜と、それぞれの夢について話します。大麦は価値ある作家になりたいと言い、林娜は今の暮らしが一番好きと言う。許紅豆自身は……正直、まだよく分からない、という感じで。
でもその会話があったからかもしれません。翌日、許紅豆は謝之遥に「やっぱり手伝う」とメッセージを送ります。
謝之遥は次の朝、やたら気合いの入った格好でカフェへ迎えに来ます。
「たかが初日のお迎えなのに、なんでそんなに気合い入ってるの」ってなりました。微笑ましかったです。
許紅豆もスーツ風の服を着てきて、「雇用関係にはなりたくない」と自分のルールを申し出る。謝之遥はあっさり了承して、「地元で一番うまいものでお礼する」と言います。
初日から許紅豆は本格的に動きます。厳しいルールを設定して、秀英アー奶と彩云アー奶に清潔さの大切さを丁寧に説明します。どの布巾をどこに使うか、衛生を保つと同時に客から見ても専門的に見える、と。
そこで秀英アー奶がふいに「あなたと謝之遥は付き合ってるの?早く結婚しなきゃ子供にも恵まれないよ」と話題をすり替えてくる。
「絶対アー奶に頼まれてる」と思ったのは私だけではないはずです。
スタッフへの指導も少しずつ効果が出てきて、遅刻早退が徐々に減り始めます。謝之遥は許紅豆の頑張りに感謝して、馬場へ連れていきます。そこでちょうど仔馬の誕生に立ち合えることに。長い待ち時間のあと、母馬の鳴き声が聞こえて「もうすぐだ」と分かった瞬間、許紅豆は慌ててスマホを取り出して、家族や友達に送ろうと記録し始めます。
この終わり方が好きでした。特別なことじゃないけど、なんかいい。「撮って誰かに送りたい」と思える場所に許紅豆がいる、それだけで十分でした。
風の吹く場所へ 10話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、告白誤解のシーンです。
謝之遥がお願いしようとした瞬間に「はい、お断りします」って先に言われてしまって、あの顔。状況的にはかわいそうなんですが笑ってしまいました。
でも、帰り道でちゃんと仕切り直して「スタッフ管理を手伝ってほしい、条件はなんでも飲む」って誠実に言える謝之遥は、やっぱりちゃんとした人です。ああいう言い方ができる人は信用できる。
許紅豆が「雇用関係にはなりたくない」と一線を引いてきたのも良かった。最初に「どういう関係で動くか」をはっきりさせておくのって大事で、許紅豆のそういう部分が好きです。
じわっときたのは、大麦・林娜・許紅豆が夢を話すシーンでした。大麦には明確な夢があって、林娜は今が一番幸せと言える。でも許紅豆はまだ分からない。その「まだ分からない」が正直で良かった。翌朝「やっぱり手伝う」と送ったのも、理屈より気持ちが先に動いた感じがして。
馬場で仔馬の誕生を待つくだりは、特にドラマチックなことは何も起きていません。ただ許紅豆が「記録して誰かに送りたい」と思える場所にいる。それだけのことが、なんかじんわりきました。
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