風の吹く場所へ 第11話 あらすじ 姉が孵した偽ひよこと、謝之遥のとっさの告白

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

今回は「風の吹く場所へ」第11話のあらすじと感想です。

この話は序盤に紅豆の子供時代のエピソードが出てくるんですが、これがもう、笑っていいのかわからない愛しさで。それと謝之遥のとっさの告白。本人も驚いてたと思う、あれ。じわっとくる回でした。

それでは11話を一緒に見ていきましょう!

風の吹く場所へ 11話のあらすじ

大理の厩で、子馬が産まれます。許紅豆はその瞬間をスマホで撮影しながら、産んだ母馬の強さと母性の偉大さに思わず涙ぐんでしまいます。

産まれる瞬間って、動物でも泣きそうになるんです。紅豆の反応、正直だと思いました。

謝之遥は「都会の人は小さな命に接する機会が少ないから」と軽くからかいますが、紅豆は祖母とよく田舎へ行っていたと話します。そして子供の頃の記憶が、ほぐれるように出てきます。

幼い紅豆は、卵を手で温め続ければひよこが孵ると本気で信じていました。ところが姉の許紅米は、妹が卵を割りそうで心配になって、その生卵をそっと茹で卵にすり替えてしまいます。そして祖母と一緒に示し合わせて、まるでひよこが産まれたかのように見せかけ、紅豆に「自分で孵せた」と思わせ続けたのです。

姉がひどいかと思いきや、なんか愛しくなってくるんです。意地悪というよりは、少し悪い遊び方をした感じで。

その嘘が明かされたのは、紅米が大学受験をした頃です。志望校を「孵卵大学」とからかわれて、紅豆はやっと真相を知ります。「成長の道のりは姉が置いた石だらけだった。でもそのおかげで自分を知ることができた」と振り返る紅豆の言い方が、複雑なようでどこか温かくて、ちょっと変な感じの思い出です。

一方、宿ではもうすぐ大理を離れる小さな男の子の坨坨(トゥオトゥオ)が、子供たちと別れを惜しんでいます。仲間の林娜も、その様子を見て胸が痛そうでした。大理に来た人は、いつか全員去っていく。そういうことをぼんやり思いました。

宿の庭では、馬丘山がまた目をつぶって座禅を組んでいます。これを見た阿桂おばさんが黙っていられなくなります。「あなたの年齢になれば子供が中学に上がる頃。家族の気持ちも考えなさい。人間は生まれた以上、責任を担うもの。事業がうまくいかないなら出稼ぎに行けばいい」と、容赦なく。

阿桂おばさんの言葉、すっきりしていてちゃんと刺さる言い方をするんです。

馬丘山は「人は手ぶらでこの世に来る。ならば横になっていてもいい」と返しますが、阿桂おばさんは「横になるのは棺桶の中だけ」と一歩も引きません。最終的に馬丘山はむしろ感銘を受けて、「学は高くないのに、こんなにはっきり生きている」と純粋に尊敬していました。あの会話、負けたのは馬丘山の方ですよね。

そこに、作家の大麦が台所でご飯を炒めている馬丘山のそばに来て話しかけます。28歳の無名の書き手として、少ない読者、相次ぐ盗用、辛辣なコメント、先の見えない毎日。自分を紹介するように、今の状況を打ち明けます。

28歳で自分を「透明な作家」と言う大麦、きつかったです。言い方がリアルでした。

馬丘山は自分の話で返します。かつては資産が何千万元もあった。次々と事業が失敗して、積み上げたものが全部なくなった。今は座禅で「また起業したい」という衝動を抑え込んでいる、と。二人とも解決策は何もなく、でも話し終わったあと、少しだけ顔が違って見えた気がしました。

謝和順の木彫り工房がいよいよ開業します。謝之遥はネット動画やライブ配信での宣伝を提案して、謝暁夏が喜んでカメラ役を引き受けます。謝和順はそういったものに不慣れで最初は戸惑っていましたが、暁夏が本当に楽しそうにやっているのを見て、反対するのをやめました。

許紅豆は、カフェのスタッフ全員に向けた社員ハンドブックを完成させます。出勤ルール、評価基準、給与体系を整理して、月の欠勤が3回以内なら全勤手当として200元のボーナスが追加される仕組みも入れました。

彩雲おばあちゃんと秀英おばあちゃんは、ハンドブックの文字は読めません。でも「200元もらえる」という部分だけはしっかり聞き取って、目を輝かせていました。

この二人、200元に食いつく速さが可愛かったです。読めなくてもちゃんと聞いてる。

そのやりとりを見ていた謝之遥は、紅豆の管理のうまさに感心して、感謝を伝えようとしたら勢いで告白してしまいます。紅豆は「冗談だとわかってる」と笑って受け流しますが、謝之遥の気持ちが本物なのは謝暁春にも筒抜けでした。

暁春は兄に釘を刺します。「紅豆に惚れるな。賃貸期間はあと2ヶ月。そのあとは北京に帰る」と。

スポンサーリンク

風の吹く場所へ 11話の感想まとめ

一番残ったのは、紅豆の姉の話でした。

茹で卵にすり替えて、祖母と示し合わせて、妹のために「ひよこが生まれた」芝居をした姉。紅豆が「姉はずっと邪魔をしてきた」と言いながらその話を笑って語るのが、なんか良かったです。怒っているわけでもなく、感謝しているわけでもなく、なんとも言えない顔で笑ってる感じ。

謝之遥の告白は、用意してきた言葉じゃないのが伝わってきて、そこが良かったと思いました。「感謝」を言おうとしたら感情がはみ出た感じ。紅豆の「冗談だとわかってる」という受け流し方も、全部わかってて言ってる感じがして、見ていてちょっと切なかったです。

謝暁春が「惚れるな」と止める場面は、止められてる方も止めてる方も、もう手遅れに見えました。

馬丘山と大麦の台所の会話も、地味だけど好きです。解決も励ましも何もなかったけど、あの場所でああいう会話が自然にできてしまうのが、大理なんだと思いました。

阿桂おばさんの「棺桶に入るまで働け」、今日一番刺さった言葉でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
運営者情報・編集ポリシー

コメント

コメントする