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クルミットです♪
大理にやってきた紅豆が、いきなり携帯を壊されるところから始まる2話。でも全部見ると、あの「壊れた」がすべての始まりだったのがわかります。
人情味あふれる大理の日々の中で、謝之遥という人がどんな人なのかが少しずつ見えてくる回でした。
それでは2話を一緒に見ていきましょう!
風の吹く場所へ 2話のあらすじ
雲南・大理に到着した許紅豆。曲がりくねった山道を荷物を引きずりながら歩き、有風客棧を探していたところ、向こうから走ってきた少年に激突されます。手に持っていた携帯は画面が完全に割れ、その場で使えなくなってしまいました。
少年は慌てて謝りながら、白馬を追いかけてそのまま走り去ってしまう。
えっそのまま行くの、という感じです。もう少し待てないのか。
連絡手段を失った紅豆ですが、道を聞きながらなんとか客棧にたどり着きます。
宿の女主人、謝暁春はとにかく明るくて気さくで、客棧の雰囲気も温かい。荷物を置いて一息ついた紅豆は、謝暁春に例の少年のことを聞き、案内されて謝家を訪ねます。
そこにいたのは例の少年、謝之遠。そしてその兄の謝之遥でした。
謝之遥は弟をきちんと叱りつけてから、紅豆に丁寧に謝って賠償について話し合います。紅豆が求めたのは「画面を修理する費用だけでいい」という一点。近くに修理店がないため古城まで行くことになりますが、修理が終わってから領収書を持ってくるということで話がまとまります。
謝家のお祖母ちゃんは、紅豆が全額請求しないと知って「この子は良い人だ」とぽつりと言います。
この一言、さらっとしてるけど嬉しい。紅豆の人柄がちゃんと伝わってる。
荷物を片付けた紅豆は、カメラを持って近所を散策します。大理の街並みを撮りながら歩き、地元の郷土料理にも舌鼓を打ちました。会計のときに携帯が使えないと気づいて焦りましたが、店の女将さんが「いいから」と代金を受け取らない。でも紅豆は客棧の住所を伝えて、後で必ず持ってくると約束します。
自分だったら素直に甘えてしまいそうです。
その頃、木彫り師の謝和順は弟子の謝暁夏が集中力を欠いていることに頭を痛めていました。同じ作品を何日経っても仕上げられない。注意すると謝暁夏は「技術があっても誰にも評価されないなら意味がない、自分は都会に出たい」と言い返します。
謝和順はあるホテルへ木彫り画を複数販売する話を進めていたのですが、謝之遥に確認しに行ったところ、ホテル側が「一枚だけでいい」と方針を変えていたことがわかります。
こういうのが一番しんどい。話が進んでると思ってたのに、土壇場で縮小される。
謝和順は自尊心が傷ついて、このホテルとの話を続けたくないという気持ちになってしまいます。
午後。紅豆が牧場に迷い込み、馬のふんを盛大に踏んでしまいます。靴ごとずぼっと。
それを見ていたのが牧場の主人、謝之遥でした。笑いをこらえながら白馬を引き寄せ、紅豆を馬の背に乗せてゆっくりと村へ向かいます。道中の話で、白馬の名前が「小可愛(シャオクーアイ)」だとわかります。「かわいい子」という意味の名前で、その名の通りおとなしくてのんびりした馬。
このシーン好きです。謝之遥が笑いをこらえてるのが伝わってきて、悪くない感じがした。
古城を通りかかったとき、謝之遥が紅豆に替わりのスリッパを買ってくれます。20元のところを10元に値切って。売り子の女の子がちょっと複雑そうな顔をしていたのも、なんかわかる気がします。
そのまま謝家で夕飯をごちそうになった紅豆。近所の宝瓶おばさんが牛肉を持ってきて、テーブルが賑やかになります。宝瓶おばさんは謝暁夏が落ち着きをなくしていることを心配し、謝之遥に相談しました。謝之遥は「今は機械彫りが主流で、若い人が手彫りを学ぼうとしないのは仕方ない」と言いながら、まず謝暁春と相談してから謝暁夏の気持ちも聞いてみると答えます。
食後、紅豆は親に電話しました。無事でいるという報告だけして、会社を辞めたことは黙ったまま。
謝之遥が現金200元を「とりあえず」と手渡します。でも紅豆が最初に考えたのは、昼間の食堂の女将さんに返すお金のことでした。
風の吹く場所へ 2話の感想まとめ
この話でまず思い出すのは、牧場で馬のふんを踏んでしまうシーンです。
靴ごとずぶずぶになって立ち往生している紅豆のそばで、謝之遥が笑いをこらえている。それから白馬に乗せてゆっくり帰ってくるまでの流れが、全然派手じゃないのに目に残ります。
スリッパを20元から10元に値切って買ってあげる謝之遥も面白かった。2人のためにお金を使ってるのに、ちゃっかりしてる。大事にしてるのか節約家なのかよくわからなくて、そのどっちつかずな感じが、なんか良いんです。
紅豆の人柄もこの話でよく見えました。携帯を壊されたのに全額請求しない。食事を無料にしてもらいそうになっても「後で払います」と言う。押しつけがましくなく、でも筋を通す。謝家のお祖母ちゃんに「良い人だ」と思われたのは、当然だと思います。
謝和順と謝暁夏の話は、まだ問題の輪郭が出てきたくらいです。ホテル側に話を縮小されて自尊心が傷ついた謝和順の気持ちは、じわっとしんどかった。
食後に親へ電話して「辞職のことは黙ってる」という紅豆の場面は短かったけれど、彼女がここへ来た理由の重みがまだ残っていることを思い出させてくれます。
謝之遥という人、まだよくわからないけれど、馬のふんを踏んだ人を笑いながら馬に乗せて、スリッパを買って、200元を「とりあえず」と差し出す。わりと良い人だと思います。
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