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クルミットです♪
今回の28話は、張り詰めた糸が切れるような激しい攻防が繰り広げられます。
愛する家族を人質に取られて苦悶する陸英の姿に胸が痛む場面の連続。
李柏舟が仕掛けた卑劣な罠を、太子はどうやって打破していくのでしょうか?
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 28話のあらすじ
夜気配が深まり、冷たい露が降りる中、蕭定権は一人静かに廊下に佇んでいました。
そこへ太子妃が足音を忍ばせて近づき、暖かい羽織をそっと肩にかけます。
蕭定権は妻の温もりに触れ、愛おしそうに抱き寄せた。
何があっても心配しなくていいと、穏やかな声で語りかけます。
太子妃は本当に心根が美しく、控えめでできた女性。
自分の実家が窮地に陥っているのに、弟の張紹筠を助けてほしいと懇願することもしません。
どうしてそこまで物分かりよく振る舞えるのでしょうか?
それどころか彼女は、夫が陸文昔を想っているなら嫉妬などしないとまで口にする始末です。
蕭定権は慌てた様子で、自分と彼女の間に私情など決してないと懸命に否定した。
でも、太子妃は二人が心を通わせていることにとっくに気づいていたのです。
太子妃の優しさが深すぎて、見ているこっちが切なくなります!
一方、深夜の静まり返った闇の中で、李柏舟が牢から陸英を呼び出した。
李柏舟は軍の中に5歳に満たない若い軍馬が紛れ込んでいる事実を突きつけます。
その馬は以前、地方にいた陸英の手を経て都へと送られてきた記録が残っていたのです。
今、その軍馬が横領され、あろうことか東宮衛の中で発見されたという衝撃の展開。
李柏舟は冷酷な笑みを浮かべ、陸英にとんでもない偽証を迫ります。
蕭定権が戦力を増強するため軍馬を横領し、張紹筠が手違いで盗み出したことにしろと言うのです。
陸英は激しい怒りに全身を震わせ、不正への加担を真っ向から拒絶した。
すると李柏舟は、陸文昔と幼い陸文晋の命を奪うと脅してきます。
卑怯極まりない脅しを前にして、父親である陸英はどうすればいいのでしょうか?
子どもの命を盾にして脅迫するなんて、李柏舟には本当にイライラします!
陰謀の黒幕が蕭定権であると思い込まされた陸英は憤怒に震えていた。
絶望に足元をふらつかせながら暗い牢へ戻ると、そこにはなんと蕭定権の姿があります。
蕭定権は陸英の前に進み出ると、牢を訪れた本当の理由を誠実に打ち明けた。
軍馬を管理する驍騎衛の飼育係が不自然に激減している異変に気づき、密かに調査隊を走らせたところです。
太子の調査隊は、無事に証拠を掴んで朝堂に間に合うのでしょうか?
もし決定的な証拠が見つからないまま陸英が軍馬だと指認すれば、太子の地位は完全に失墜してしまいます。
二人ともその恐ろしい結末を痛いほど分かっていました。
それでも蕭定権は、明日の朝堂でありのままの真実を証言してほしいと陸英に深々と頼み込みます。
真実から逃げずに事件の全貌を徹底究明しようとする太子の固い覚悟。
蕭定権の並外れた真心を知り、誤解を解いた陸英は激しく心を打たれて床に平伏しました。
そのすぐ傍らに控えていた陸文昔は、正体が露見しないよう必死で頭を床に擦り付け続けます。
最愛の父や兄の目の前にいながら、名乗り出ることもできない彼女の苦しみは一体どれほどでしょうか?
牢を出た後、蕭定権と陸文昔は家族の情愛について静かに言葉を交わした。
蕭定権は、父である皇帝に会いたいと願いながらも、失望される恐怖で胸が押し潰されそうだと本音を漏らします。
頼りなげに視線を漂わせる彼の横顔を、陸文昔は痛切な思いで見つめた。
彼はただ父からの温かい愛情を求め、亡き恩師である盧世瑜の不在を深く寂しがっていたのです。
天国にいる師を失望させないためにも、彼は泥を被りながら孤独に戦い抜く決意。
お父さんに愛されたいのに失望されるのが怖いなんて、太子の孤独が痛々しくてたまりません!
翌朝、朝堂の外に問題の馬が引き出され、陸英による鑑別が始まります。
李柏舟は自分の勝利を疑わず、勝ち誇った笑みを浮かべた。
陸英は馬の歯や骨組みを極めて慎重に確かめ、重い口を開いた。
張紹筠が転売しようとしていた馬は、紛れもなく前線へ送られるべき本物の軍馬だったのです。
その瞬間、周囲を取り囲む大臣たちの間に大きなどよめきが走った。
事態の深刻さに慌てた大臣たちは、行宮に滞在している皇帝へ直ちに奏上すべきだと騒ぎ立てます。
李柏舟は陸英の気が変わるのを恐れ、すぐさま調書に署名と拇印をするよう執拗に迫った。
息子の身を案じる張陸正はたまらず前に進み出て、性急な処分に激しく食い下がります。
しかし李柏舟から、当事者の親なのだから退席するのが当然だと冷たく撥ねつけられてしまいました。
蕭定権もここで感情的に義父を庇い立てするわけにはいきません。
張陸正は怒りに顔を真っ赤に染めながら、悔しそうに大殿を去る姿。
図に乗って偉そうに指図する李柏舟の顔を見ていると、本当に胸くそが悪くなります!
陸英は静かに筆を執り、調書に署名して拇印を押してしまった。
一方、蕭定権が頼みの綱として送り出した調査隊は、何の手掛かりも得られないまま戻ってきます。
太子の完全な失脚が決定的となり、現場は絶体絶命の泥沼状態。
李柏舟派の官吏たちは意気揚々と隊列を組み、行宮の皇帝へ密告しに向かおうとしました。
ところが、まさにその時、蕭定権の手下が息を切らして駆け込んできます!
西山にある田荘へ30頭もの軍馬を密かに引き込み、太子を罠に嵌めようとしていた一団を捕らえたという急報。
その馬はすべて軍馬であり、引いていた怪しい男たちは驍騎衛の軍士たちだったのです。
陸英が駆け寄ってその30頭を即座に調べると、これらも間違いなく本物の軍馬だと証言した。
李柏舟は顔色を変えて反論を試みようと口を開きます。
しかし、ほんの先ほど李柏舟自身が陸英の鑑別眼を天下一品だと褒め称えたばかりです。
自らの言葉で証人の正当性を認めてしまった以上、もはやどんな言い逃れができるでしょうか?
自分の傲慢な言葉で自滅していく李柏舟の姿を見て、一気に胸のつかえが下りました!
驍騎衛を統括している黒幕は、他ならぬ斉王の蕭定棠です。
動かぬ証拠を握った蕭定権は、間髪を入れずに蕭定棠を捕縛させ、そのまま行宮の皇帝の前へと引き立てた。
いつもなら露骨に斉王を贔屓する皇帝も、これほど明白な軍馬の不正を庇うことはできなかったのです。
皇帝の険しい表情を見た李柏舟は、保身のためにすべての悪事を安平伯の趙壅へ擦り付け始めた。
一緒に悪事を働いてきた仲間を平気で切り捨てるなんて、信じられますか?
見苦しい裏切り劇を前にして、皇帝の堪忍袋の緒が切れた。
皇帝は雷のような怒り声を響かせ、直ちに趙壅を捕らえるよう厳しい勅命を下しました。
一方、かつて蕭定権を裏切って李柏舟側に寝返った杜蘅は、行宮へ向かう官吏たちの列に加わらなかった。
杜蘅は自らの卑劣な背信行為を骨の髄まで悔やみ、蕭定権の足元に崩れ落ちて涙ながらに許しを請う姿。
幼い頃から自分を見守り育ててくれた長年の情を思い、蕭定権は杜蘅をそれ以上追及しなかった。
緊迫した事態が収束した後、太子妃は弟の助命を求めて蕭定権の前に進み出た。
弟の命を救ってほしいと、大粒の涙を流しながら必死に夫へすがりつきます。
蕭定権は、涙に濡れる妻のいじらしい顔を静かに見つめ、優しく頷いてその願いを受け入れたのです。
傷だらけになりながらも妻の涙を受け止める蕭定権の姿に、胸がじんわり温かくなりました。
鶴唳華亭 28話の感想まとめ
今回の28話で一番胸のすく思いがしたのは、あの李柏舟が自分の仕掛けた罠で見事に自滅していく瞬間。
あれほど朝堂で陸英の鑑別眼を絶賛しておきながら、その証言によって斉王の悪事が暴かれる展開は痛快そのものです!
陸英を子どもの命で脅迫して偽証を迫っていた卑劣な男が、ぐうの音も出なくなって狼狽える姿には本当にすっきりした。
相手を完全に追い詰めた気になって油断した隙を突かれた形ですね。
皇帝の前で形勢が不利だと悟るやいなや、即座に趙壅へ全責任を押し付けようとする身勝手さには心底あきれました。
身代わりを差し出せば自分だけは逃げ切れると本気で思っていたのでしょうか?
皇帝が斉王を庇いきれずに激怒した場面は、今までの理不尽な贔屓を見てきただけに少し胸が軽くなる思い。
そして、牢の中で繰り広げられた蕭定権と陸英の対峙も深く心に染み入る名場面。
自分を陥れようとする太子の仕業だと信じ込まされ、怒りに体を震わせていた陸英の無念さはどれほどだったでしょうか?
そんな陸英に対して、まだ調査の確証もないのに真実を証言してほしいと頭を下げる蕭定権の真っ直ぐさに胸を打たれた。
もし調査が失敗すれば自分が破滅するかもしれないのに、保身よりも真実を選ぶなんて普通はできませんよね。
蕭定権の揺るぎない覚悟に触れて、深く平伏した陸英の姿には目頭が熱くなった。
その一方で、陸文昔の切なすぎる境遇には胸が締め付けられます。
愛する父親と兄がすぐ目の前にいるのに、声をかけることも顔を見せることも許されないなんて辛すぎませんか?
ただ黙って床に額を擦り付け、気配を消すことしかできない彼女の心中を思うと本当に居たたまれない。
牢を出た後に蕭定権と交わした会話からも、太子の孤独な本音が痛いほど伝わってきた。
本当は父皇に甘えたいし愛されたいのに、失望されるのが怖くて怯えている太子の姿が悲しすぎます!
厳格すぎる皇帝の顔色を伺いながら、亡き恩師の盧世瑜の教えを胸に耐え忍ぶ彼の孤独を思うと切ないですね。
太子のこの深い悲しみを、皇帝は一体いつになったら分かってくれるのでしょうか?
最後に、涙を流して弟の命乞いをする太子妃に対して、静かに頷いて見せた蕭定権の優しさ。
自分自身が権力闘争で心身ともにズタズタに傷ついているはずなのに、妻の悲しみを受け止められる心の広さに驚かされるばかり。
泣き崩れる太子妃を抱きしめ、弟を必ず救うと約束した蕭定権のあの眼差しを思い出すだけで胸がいっぱいになります!
これほど心優しい太子がこれ以上傷つかないことを願うばかりです。
『鶴唳華亭』第57話で、皇帝の前に引き据えられた張陸正が、悪事の黒幕として名を叫んだ人物は誰?
『鶴唳華亭』第60話で、勝利の喜びに沸く中で二通目の急報が届いた際、蕭定権が大量の血を吐いて倒れ込んだ理由は何?
『鶴唳華亭』第1話で、尚服局の張尚服が太子の儀礼服を点検していた際、足りないことに気づいた装飾品は何か?
『鶴唳華亭』第4話で、蕭定権は盧世瑜の机の上で見つけた辞表をどのように処分したか?
『鶴唳華亭』第7話で、盧世瑜は部屋を訪れた蕭定権の体を何を使って激しく打ち据えたか?
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