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クルミットです♪
第8話は、二つの国がそれぞれ子どもを人質として交換する回です。リュウガが大切に育てたチョウキチが遼へ旅立ち、代わりに遼から来たのが相当な問題児で。
リュウガの苦労が一気に深くなる回でした。それでは8話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 8話のあらすじ
遼では相撲大会が開かれ、ショウチャク(遼の太皇太后)が二人の皇孫の戦いを静かに観戦しています。体格に恵まれたヤリツソウイと、劣勢から逆転したコウジ。ショウチャクはコウジのほうを質子(人質)として宋へ送ることに決めます。
一方、宋ではチョウキチとリュウガの別れの場面。幼いのに場の空気を読んで、ゲンカンとリュウガに深くお辞儀して出発していくチョウキチ。
あのシーン、チョウキチが何も言わないのがかえってきつかったです。泣いてわめく子どもより見ていてしんどかった。
数日後、カク妃が皇后に、ハンギョクジュが淑妃に封じられます。リュウガについても、ゲンカンは貴妃への冊封を望みますが、臣下たちが先帝の遺志を盾に猛反発。コウジュンでさえ「陛下、もう少し退いてください」と諫めます。
でもコウジュンはちゃんとリュウガのために策を考えていました。遼から来る質子ヤリツコウの養育係をリュウガに任せ、三年の功績をもって貴妃の名分を得させようという案です。
チョウキチを送り出してから、リュウガは毎晩悪夢にうなされていました。ゲンカンがそばで宥めていますが、起きても夢の続きが頭に残っているようで、見ていてつらいです。
ヤリツリュウケイが盟約書とともにヤリツコウを連れて殿上に現れます。ショウチャクの意向として「リュウガにヤリツコウの世話をさせてほしい」という申し出も伝えられ、ゲンカンはこれを好機と捉えます。臣下たちはまたも「皇后に担わせるべき」と抵抗しますが、コウジュンが「ショウ太后の条件に疑念を抱かせてはなりません」と押し切り、この案が通ります。
ゲンカンとヤリツリュウケイは碁を打ちながら穏やかに話し合い、宮廷を案内します。外交の場としては良い雰囲気です。
一方、チョウキチは遼でショウチャクと対面。ヨウエンショウ(楊延昭、宋の武将)が引率してきました。異国に来て不安そうなチョウキチに、豪快なテッキョウ公主がすぐに懐いて「自分が世話する」と言い出します。
テッキョウ公主、性格がはっきりしていて好きです。チョウキチには良い保護者になりそうで、少し安心しました。
宋に戻ると、カク皇后がリュウガとヤリツコウを「渡雲軒」へ移らせます。修身養性のため、という名目ですが、要は宮廷の中心から遠ざけたわけです。
ヤリツコウは最初からまるで聞く耳を持ちません。リュウガを見ようともせず、連れてきた犬が侍女に噛みついて庭が大騒ぎになっても我関せず。その犬がリュウガに飛びかかる場面は、ちょっとひやりとしました。
手に負えないヤリツコウは柴部屋に閉じ込められますが、今度は熱中症で倒れます。リュウガは一晩中扇いで看病しました。
翌朝目を覚ましたら、自分がヤリツコウに縛られていた。
縛ったの? 看病してもらった相手を? さすがにそれはひどい。
空腹のヤリツコウは部屋中をあさり、薬の丸薬まで飲み込んで、止めようとするリュウガをうるさいと思ったのか、とうとう刀を首に当ててきます。でも直後に自分のほうが気を失ってしまいました。
駆けつけたゲンカンがリュウガの首の傷を見て激怒。ヤリツコウを連れ去ろうとしますが、リュウガが必死に止めます。
その夜、雷の音に目が覚めたゲンカンは戸口の影を見てヤリツコウが刺しに来たかと誤解し、翌日に臣下たちを集めてヤリツコウ問題を議論します。冷静に考えると自分の判断が少し早かったかもと、ゲンカンも悔いを感じたようです。
遼では、テッキョウ公主がチョウキチを「毎日勉強ばかりでかわいそう」と感じて、ヤリツソウイと一緒に狩りへ連れ出します。リワンアルがチョウキチの不在に気づいて大騒ぎ。ヨウエンショウの兄のモクイが「テッキョウ公主は猟場にいるはず」とすぐ向かいますが、三人が女真の縄張りに迷い込んでしまいます。ヤリツソウイが矢を受け、モクイが助けに入って軍も到着。でも混乱の中でチョウキチとはぐれてしまい、ショウチャクが捜索を命じたところで場面が切り替わります。
夜、ゲンカンが渡雲軒を訪ねると、リュウガは灯りを消して扉を閉め、中に入れようとしません。理由がわからないゲンカンは困惑したまま8話が終わります。
大宋宮詞 8話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、縛られていたリュウガがゲンカンを止める場面です。首に刀傷まで残っているのに、怒鳴り込んできたゲンカンを「やめて」と止める。なんで止めるんだと思いながら、でも止めるのがリュウガなんだろうとも思いました。
ヤリツコウ、見ていてイライラはするんですけど、この子も異国に質子として連れてこられて、反抗するしか自分を保てないのはわかります。感情移入はできないけど、否定しきれない。
そういう意味では、チョウキチとヤリツコウが対照的で。チョウキチは「聞き分けのいい子」として遼に渡り、テッキョウ公主に気に入られた。ヤリツコウは「問題児」として宋に来て、誰にも歓迎されていない。同じ質子なのに、置かれた立場も受け取られ方も全然違います。
最後のリュウガが扉を閉める場面。疲れ果てているのか、それとも何か心が決まった瞬間なのか。あの閉じた扉の向こうで、リュウガが何を考えているのかが気になります。
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