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クルミットです♪
10話は、嫁いで10年間ずっと待ち続けたパン・ギョクジュがついにゲンカンとの夜を迎えるところから始まります。やっと来てくれた、と思ったら翌朝には夫が夢の中で別の女の名前を呼んでいる。後半には懐妊の喜びと誘拐事件がほぼ同時に起きて、最後まで落ち着かない回でした。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 10話のあらすじ
嫁いでから10年。パン・ギョクジュはついにゲンカンを寝所に迎えます。震えながら彼の肩に手を置いた場面、それだけで彼女がどれだけ長く待っていたかわかりました。
10年ですよ。10年待って、やっと。それが伝わってくるだけで十分しんどい。
翌朝、テイイ(丁謂)が王均の反乱を鎮圧したという報告が届きます。文官でありながら武将より強かったと聞いたゲンカンは昇進を決めます。一方、妹のパン・ギョクシュ(潘玉珠)は貴妃として実家に帰りますが、たった一日寵愛されただけで態度が変わっていて、親の言葉も兄の話も全部聞き流す状態です。
一日で人が変わるのか、と少しぞっとしました。
翌日、体調が悪化しているリ・コウ(李沆)がテイイとオウ・キンジャク(王欽若)の論功行賞に異議を唱えます。功績を誇張しているだけで、本当に直言できる忠臣はコウ・ジュン(寇準)だという主張です。病床から必死に訴える姿を見て、ゲンカンはオウ・キンジャクへの昇進を取り下げました。
党項の乱はさらに深刻化し、オウ・キンジャクとパン・リョウ(潘良)が出陣を命じられます。しかし二人は意見が合わず判断ミスを重ね、リ・ケイセン(李継迁)に霊州を攻め落とされてしまいました。
大殿でコウ・ジュンがバン・ジャクセキ(班若石)を王に封じてリ・ケイセンを抑えるべきと進言しますが、他の大臣たちに反対されます。さらにゲンカン自身がバン・ジャクセキのもとへ直接出向くべきとまで言い出したのです。
皇帝に酋長のところへ頭を下げに行けということか、とゲンカンが席を蹴って出ていったのもわかります。
でも、カク・カンリン(郭翰林)がコウ・ジュンの意見に賛同します。リ・コウも、宦官のチョウ・ケイソウ(張景宗)も、そしてリュウガ(劉娥)も同じ方向を向いていた。ゲンカンはその言葉を受けて少し表情が柔らかくなります。
渡雲軒ではリュウガがヤリツ・コウ(耶律康)に孔明灯を渡し、願いを書かせていました。そこへゲンカンがやってきて、誤解していたとリュウガに謝ります。ゲンカンが離れていた間、パン・リョウはパン・ギョクジュの部屋に押しかけて後継ぎを産めと責め立てていました。仕途が振るわない怒りを妹にぶつけているのが見え見えで、あまり気持ちのいい場面ではありませんでした。
リュウガの助言でゲンカンは京兆府でバン・ジャクセキと会うという折衷案を思いつきます。翌日、コウ・ジュンも同じ京兆府を提案したため、ゲンカンは迷わず決断。会見は無事まとまりました。
コウ・ジュンの言うことは正しいのに、言い方が毎回ぎりぎりなんですよね。
凱旋の喜びに重なるように、パン・ギョクジュの懐妊の知らせが届きます。ゲンカンは大喜びでした。
しかしその直後、リ・ケイセンが送り込んだ刺客が渡雲軒に侵入し、ヤリツ・コウを連れ去ります。ゲンカンはバン・ジャクセキに密かに救出を依頼しますが、情報が漏れてしまいました。これを知ったショウ・タイコウ(蕭太后)は激怒し南征を決定。チョウ・キツ(趙吉)とリ・エンジ(李婉儿)が投獄されます。辽軍が南下してくる。10話の終わり方としてはかなり重い幕切れでした。
大宋宮詞 10話の感想まとめ
一番引っかかっているのはパン・ギョクジュのことです。
10年待って、やっと夫が来てくれた。体が震えるほど嬉しかった。でもゲンカンは眠りながらリュウガの名前を呼んでいた。これがきつかった。しかも翌朝には戦勝報告が届いて場の空気が切り替わり、彼女の感情はどこへ行ったのか。
悪人じゃないんですよ、パン・ギョクジュは。ただ報われてないだけで。
懐妊がわかった瞬間にパン・リョウが手のひらを返して「皇上の前で口添えしてくれ」と頼んでくる場面も見ていて嫌でした。さっきまで責めていたのに。
コウ・ジュンについては今回、郭翰林やリュウガが支持したおかげで話がつながりました。リュウガが「京兆府で会えばいい」と考えて、翌日コウ・ジュンが同じことを言った流れは、二人の視点がどこかで重なっているんだな、と感じました。ゲンカンが宦官のチョウ・ケイソウに「皇上はリュウガを信じるべき」と言われて笑顔になる場面、素直でちょっと可愛かったです。
そしてラストの誘拐。懐妊の報告と刺客の侵入がほぼ同時で、喜んでいる場が一瞬で変わります。情報が漏れてショウ・タイコウが南征を決め、チョウ・キツとリ・エンジまで巻き込まれた。
パン・ギョクジュの懐妊の喜びが、彼女のあずかり知らないところで政変の渦に飲み込まれていく。彼女には本当に何の罪もないのに、という気持ちになります。
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