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クルミットです♪
今回の17話、とにかく動きっぱなしでした。戦場、謀略、妊娠中の妻の行動。いろんなことが同時に進んでいって、あれよあれよという間に話が転がっていきます。
ゲンカンが北上を諦めかけていたところから始まって、澶渊(せんえん)での遼軍との決戦に向けてようやく全員が動き出す回です。
それでは17話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 17話のあらすじ
ゲンカンが北上を断念しそうになっていたところへ、コウジュンとソギカンが決死の諫言をします。
ふたりがどれほど必死だったか、見ていてこっちまで力が入りました。
その言葉がようやくゲンカンの心を動かし、三軍に澶渊へ向かうよう命令が下ります。ここまで来るのに、どれだけかかったか。コウジュンたちのほうが先に胃が痛くなりそうです。
一方、ソウリヨウはようやく遼の陣営にたどり着きました。しかしショウシャク(遼の女王・太后)は、澶渊を攻め落としてから会うと言って、すぐには会おうとしません。ソウリヨウは相手の腹が読めないまま、とりあえず従うしかない状況です。
荒野にはショウタツリン(遼軍の猛将)が千の騎馬を率いて迫ってきていました。宋の兵士たちがショウタツリンの秃鷹(ハゲタカ)を見つけ、慌てて大名府に引き返します。ゲンカンの部隊が到着するまでまだ半日かかる。その時間をどうにかして稼がなければなりません。
そこでヨウエンショウが選んだのは、川の氷を割るという方法でした。敵が渡れないよう、河面を砕いてしまうわけです。
民衆が懸命に氷を割っていると、そこへ遼軍が迫ってきます。乱箭(矢の雨)が飛んできて、両軍が入り乱れる混戦に。ショウタツリンは長槍を振るい、何人もの兵士をはね飛ばしていきます。
あの場面、宋軍の兵士たちがどんどん倒れていくのが見ていてきつかったです。
激しい衝撃の中で氷はばらばらに割れ、兵士たちが次々と川に落ちていきます。宋軍は岸に退き、遼軍の前進はここで食い止められました。凍った川を渡るには、また氷が張るのを待つしかない。ヨウエンショウの策が、かろうじて時間を作りました。
そしてゲンカンの援軍がついに到着します。金色の鎧が城壁に現れた瞬間、兵士も民も一斉に歓声を上げました。その声は遼の陣営にまで届き、ショウシャクも驚きを隠せない様子でした。
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戦場と並行して、宋軍側のもう一つの問題が動いていました。大軍を握るオウチョウの存在です。
オウチョウが南下してきており、ゲンカンはその動きを警戒していました。オウキンジャクとソウイが、オウチョウを止めるために動きます。
ソウイは硬派な武将で、オウキンジャクのことを「役に立たない文官」くらいに思っていたようです。しかしオウキンジャクは、力ではなくオウチョウの弱点を突くと言います。
ふたりはオウチョウの陣を訪ねました。テントの中には美女が揃えられていて、オウキンジャクはにこにこしながらオウチョウに酌をします。
このオウキンジャク、腹の中が全然読めなくて、見ていてちょっと怖いです。
オウチョウは美人計にすっかりうつつを抜かしていましたが、部下のコエンは乗りませんでした。オウキンジャクはコエンを別のテントに連れ出し、そこで皇帝の聖旨を見せます。
コエンはその内容を見て怒りが爆発しました。以前からオウチョウに増援の要請をしても断られ続けていたのは、オウチョウが裏で動いていたからだったとわかったのです。
コエンはすぐにオウキンジャクとソウイの要請に応じ、二十万の兵を連れて大名府へと引き返しました。オウチョウは一戦もせずに捕らえられます。ゲンカンにとって最大の懸念がひとつ消えました。
そしてソウイは、この件でオウキンジャクの見方を変えます。無能だと思っていた文官が、血を流さずに二十万の兵を動かしてしまったわけですから。
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妊娠中のカリョウもこの話で動きます。体はしんどそうなのに、ゲンカンのことが心配でたまらない。チョウケイソウに馬車を用意させて、自分から会いに行くと言い張ります。
臨月に近いのに、それでも行くと決めるカリョウのことを止められる人間が誰もいない、という感じがしました。
深夜、ヨウエンショウたちがゲンカンに「寒鴉箭(かんあせん)」を披露します。射程が長く、破壊力が高い特製の矢で、ショウタツリンを狙い撃つために作られたものです。計算上、射程内に入れば必ず仕留められるとのこと。
翌日、遼の騎馬隊が氷原に踏み込んできます。弓弩手が構え、ショウタツリンが射程に入るのを待ちます。ヨウエンショウの号令が下り、巨大な矢が放たれました。
しかしショウタツリンは、馬の上に安然と座ったままでした。
大宋宮詞 17話の感想まとめ
一番印象に残っているのは、やはり川の氷を割る場面です。
ヨウエンショウの発想自体はわかりやすいんですが、あの民衆が必死で氷を割っているところに矢が飛んでくる場面は、見ていてじんわりしました。戦うのは兵士だけじゃない、ということが伝わってきて。
オウキンジャクとコエンのくだりは、この話の中で一番「うまくいった」エピソードでした。美人計でオウチョウを足止めしながら、本命のコエンを切り崩す二段構えで、しかも血が出ない。ソウイが見直すのも無理はないです。
寒鴉箭の場面は、引きで終わっているのがまたもどかしいです。計算上は必ず当たるはずが、ショウタツリンはまだ馬の上にいる。何があったのか、結果が気になるのに話が終わってしまいました。
カリョウが馬車を頼んで自分で動こうとする場面、ああいう頑固さはこのキャラらしいです。体より気持ちが先に行ってしまうんですね。
最後のショットがショウタツリンの姿で終わっているのが、じわじわ嫌な感じで残ります。
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