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クルミットです♪
22話は「秘密が重なる回」でした。ギョクジュの妊娠、リュウガへの刺客、都に忍び寄る天花(天然痘)。展開がどんどん積み重なって、気がつくと息をするのを忘れている、そんな回です。
それでは22話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 22話のあらすじ
ギョクジュが潘府(ハン家)に戻ってきました。神医の診断は、皇帝とギョクジュの血は相性が悪く、どうあっても龍の胤(皇子)は産めないというもの。
「血が合わない」って診断、当時の医術ではそういう言い方をするんですね。なんとも言いようのない宣告です。
父のハン太傅(ハン・ハクセイ)は深いため息をつきながらも、もう次の手を用意していました。軍営で目をつけていたのが、ショウキョウという将。がっしりした体格の、いかにも「使える」男です。ハン太傅は花園にショウキョウを呼び、ギョクジュの目に留まるよう仕向けます。侍女のツキジが「こんな計画おかしいです」と声を上げますが、ギョクジュはそれを制止しました。
止めた。それがこの話のすべての始まりです。
一方、皇陵で暮らすリュウガとエンジ。薬草を摘みに山へ出かけ、のどかな日々を送っていました。でも道中に、水ぶくれだらけの男が倒れているのを発見します。ヨウ総管に診てもらうと、天花(天然痘)でした。二人は急いで艾草(もぐさ)と薬草を準備します。リュウガはすぐに皇帝への手紙をしたためて、都への感染拡大を警告しました。
この状況でまず手紙を書こうとするリュウガ、本当に賢い人だと思います。自分より先に「都の人たちが危ない」という発想になる。
猟場では宴会が開かれていました。暴れ馬をショウキョウが制御し、皇帝のゲンカンが褒美の銀を与えます。そのとき、ギョクジュとショウキョウが人の目を避けてちらと視線を交わす場面があって——
あのアイコンタクト一瞬なのに、見ているこっちまでドキッとしました。二人の間にもう何かある、とはっきりわかる。
宴の席でゲンカンは、冀王の側妾のソウヒが六人目の子を身籠もっているのを見て、うらやましさを覚えます。天子である自分に皇子はひとりだけ。静かに悲しんでいるゲンカンを見ていると、あらゆる権力を持っていても埋まらないものがある、と伝わってきます。その夜、ゲンカンは猟場に泊まることにしました。
翌日、リュウガの手紙を受け取ったゲンカン。ソウ太傅とカク太師が必死に止めるのも聞かず、皇陵へ向かうと言い張ります。二人だけになると、ソウ太傅が「皇帝に完全に諦めさせる」と言い、カク太師はその意味を悟ります——リュウガを消す、ということ。
皇陵ではエンジが天花の病人を看病しているうちに、その男が持っている香嚢(匂い袋)の刺繍に気づきます。見覚えのある柄。記憶が蘇ってきて——その男こそ、長年離れ離れになっていた弟のリ・サイホウでした。
香嚢で弟だとわかる場面、静かなのにじわっときました。大声で叫ぶわけじゃなくて、そっと確認して、それから——というあの流れが良かったです。
サイホウが目を覚まし、エンジが自分の香嚢を取り出して見せると、二人は抱き合って再会を喜びます。そこへリュウガが薬を持って入ってきて、三人で喜びを分かち合う——はずでした。
覆面の刺客たちが踏み込んできます。ヨウ総管ら数人が斬られ、三人は逃げますが追い詰められます。リュウガに刃が向いたその瞬間、ゲンカンがス・ギカンを連れて駆けつけて、間一髪で救いました。
あの間一髪すぎる登場、心臓に悪いです。でも来てくれた。
ゲンカンはリュウガを皇城に連れて帰ろうとしますが、リュウガは断ります。自分が戻れば、また大臣たちを困らせることになる。三年、ここで過ごすと決めた——その意志を曲げません。
帰り道でゲンカンは気づきます。今回の刺客は先帝が育てた死士(刺客集団)だと。今もその死士を密かに培養している者がいるはず。ス・ギカンに徹底調査を命じました。
さて、ギョクジュとショウキョウの関係はその後どうなったか。二人は寝所で共に時を過ごしていました。ツキジの「皇帝が戻られました」という急報でショウキョウはこっそり退きましたが、ギョクジュは彼が置いていった耳飾りを見つめ、思いを断ち切れずにいます。
翌日、ギョクジュに嘔吐の兆候。太医の診断は、妊娠でした。
チョウ・ケイソウが急いで皇帝に知らせると、ゲンカンは大喜びで潘伯正(ハン・ハクセイ)を韓国師に、ギョクジュを貴妃に冊封します。
喜んでいるゲンカンを見ていると、なんとも複雑な気持ちになりました。何も知らないまま、あんなに嬉しそうにしている。
潘府では喜びと同時に焦りが生まれていました。計画は成功した。でも今度はショウキョウが「消さなければいけない存在」になってしまった。ハン・ハクセイと息子のハンリョウが頭を抱えます。
祝いの宴の席では、長公主のリョウヨウがまだ婚約していないという話になりました。ハンリョウが猛アピールしますが、リョウヨウ本人は「会わない」と拒否。ゲンカンも「気がないなら仕方ない」と取りやめます。代わりにオウ・キンジャクがテイ・ケンヨウという人物を推薦して、ゲンカンが承諾しました。ハンリョウはただ黙って酒を飲むしかありません。
そして天花が皇城へ侵入します。太医たちが貴妃と胎児の保護策を激論し、ゲンカンは隔離を決断。ギョクジュは宮殿の外へ移ることになりました。
大宋宮詞 22話の感想まとめ
一番きつかったのは、ギョクジュの妊娠をゲンカンが知る場面です。あんなに喜んでいる。それがわかるだけに、見ていてしんどかった。
「早く本当のことが知れ」と思うドラマの場面はよくあるけど、この回に関してはそれがわかったときのことを考えると怖くもあります。ギョクジュは今、二つの秘密を同時に抱えています。父が仕組んだ妊娠と、実の父がショウキョウだという事実。どちらが先に崩れるか。
エンジと弟サイホウの再会は、この回でいちばん穏やかな場面でした。香嚢で気づいて、目覚めた弟と向き合う。その直後に刺客が来るので、感動を噛みしめる間もない。それがこのドラマの容赦ないところです。
リュウガがゲンカンに助けてもらいながらも「一緒に戻らない」と言えた場面、あの強さと孤独が同時に伝わってきました。差し出された手を断るって、相当なことです。それができるリュウガが、ゲンカンにはいちばん大切で、いちばん遠い存在になっている。
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