鶴唳華亭 第57話 あらすじ 暴かれた斉王の罠と牢獄で父の温もりを探す陸文昔

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蕭定権がずっと濡れ衣を着せられて苦しんできた展開に、大きな転換点が訪れました。
無実の皇太子を追い詰めてきた悪者たちのメッキが、ここへ来て一気に剥がれ落ちていきます。
胸が詰まるような切なさと、因果応報のスカッとする瞬間が押し寄せてくる回ですね。
それでは57話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 57話のあらすじ

陸文昔は冷たい鉄格子に囲まれた刑部の大牢へと連行されます。
ふと視線を向けると、すぐ隣の牢房には張陸正の姿がありました。
あふれ出る憎しみを押し殺しながら、陸文昔は隣の男を冷ややかに見つめます。
張陸正は最初、彼女が自分に刃を向けていることなど露ほども気づいていません。
しかし皇帝自らが直接取り調べを行うと耳にした瞬間、態度を一変させて激しく取り乱し始めました。
皇帝の親審となれば、これまでの悪事がすべて暴かれてしまうからです。
激しく動揺する張陸正に対し、陸文昔はどこまでも落ち着いた声で真実を語り始めます。
蕭定権が書いたとされるあの令旨は、実は自分が偽造したものだった。
そのうえ蕭定権の私印も、息子の張紹筠の懐から見つかったのだと告げます。
陸文昔はあらかじめ私印を巾着の中に忍ばせ、純真な張紹筠に手渡していました。
あの心優しい張紹筠は、自分がただの手駒として利用されたことすら知らないのです。


あんなに純粋に慕ってくれていた張紹筠まで利用するなんて、復讐の執念が凄まじすぎて背筋が寒くなりました。

愛する息子が罠に巻き込まれたと知り、張陸正は血の気を引かせて激しく狼狽します。
目の前にいる女が何者かも分からないまま、皇帝の前で弁解してやると声を荒らげました。
そんな男を見て、陸文昔は嘲るように笑います。
張陸正のような極悪人に、皇太子妃や張紹筠のような清らかな子供たちが授かったこと自体が不思議でなりません。
これ以上子供たちを泥沼に引きずり込みたくないなら、おとなしく罪を認めるべきだと冷徹に迫ります。
「お前は一体誰なんだ!」
牢内に張陸正の怒声が響き渡りました。
でも陸文昔はその問いには一言も答えません。
すべては張陸正自身が蒔いた種であり、当然の報いだったのです。
役人に連れられて張陸正が去った後、陸文昔は牢の冷たい藁の上に静かに腰を下ろしました。
かつて父の陸英と兄が命を落とす前に過ごした、まさにその場所です。
暗くじめじめした牢獄の中なのに、彼女の心には不思議と穏やかな温もりが広がっていきました。
父や兄の息遣いが、まだこの空間のどこかに残っているような気がしたのです。


冷たい藁の上に座って亡き父や兄の気配を探す陸文昔の姿、本当に切なくて胸がぎゅっとなりました。

やがて皇帝の前に引き据えられた張陸正は、逃げ道を失ってついに罪を白状します。
蕭定権に隠れて李柏舟の妻の一族の族譜を勝手に書き換えた事実を認めました。
そのせいで陸英を無残に死なせ、偽の令旨を使って皇太子を罠に嵌めたと告白します。
しかし、法律を隅々まで知り尽くしている張陸正は、ただ一人で死ぬつもりはありません。
すべてを自分の単独犯にしてしまえば、一族全員が処刑される滅族の罪になると知っていたのです。
そこで張陸正は、黒幕である斉王・蕭定棠の名を叫びました。
すべては蕭定棠から脅されて手を染めた悪事だったと必死に主張します。
それどころか、蕭定棠は自分の次女を妻に迎えると約束し、縁組の書付である庚帖まで受け取ったと暴露したのです。


どこまでも自分の保身ばかり考えて息子や娘を盾にする張陸正、本当にイライラします!

その頃、斉王府では蕭定棠が狂ったように自室の本棚をひっくり返していました。
張陸正の次女の庚帖を挟んでおいた本が、いくら探しても見つかりません。
証拠を跡形もなく燃やしてしまおうと、手当たり次第に書物を火にくべていきます。
部屋中が煙に包まれる中、肝心の庚帖はどこにもありませんでした。
実はその庚帖を握りしめて仁王立ちしていたのは、正妻の斉王妃だったのです。
夫が自分に隠れて別の女を迎え入れようとしていたことに気づき、先回りして隠していました。
王妃はこの紙を持って皇帝の前に乗り込み、夫の不貞を訴えてやると激しく喚き立てます。
蕭定棠は血相を変え、その紙がどれほど危険な証拠なのかを必死に訴えかけました。
でも嫉妬と怒りに燃える王妃の耳には、夫の必死の警告など全く届きません。
二人は床の上で転がりながら、激しい取っ組み合いを始めます。
蕭定棠が力づくで庚帖をもぎ取ろうとした、まさにその時でした。
扉が乱暴に開き、怒気をみなぎらせた皇帝が部屋の中へと踏み込んできたのです。


夫婦喧嘩でドタバタやってる最悪の瞬間に親玉が乗り込んでくるなんて、見てるこっちまで息が止まりました!

決定的な証拠を押さえられ、蕭定棠は絶望して床にへたり込みます。
激怒する皇帝の威圧感に震え上がり、もはや嘘をつき通すことはできません。
蕭定棠は膝をついて平伏し、張陸正と共謀して皇太子を陥れようとした事実を涙ながらに認めました。
息子たちの醜い争いと真実を突きつけられた皇帝は、その目にうっすらと涙を浮かべます。
自分が今まで蕭定権を信じず、どれほど酷い濡れ衣を着せて苦しめてきたかを悟ったのです。
蕭定棠は床に額をこすりつけ、父上から離れて遠くへ行きたくなかっただけだと泣き叫びました。
どうかもう一度だけ息子の自分にやり直す機会をくださいとすがりつきます。
しかし皇帝は目を細め、冷たく突き放しました。
お前を許すかどうかを決めるのは私ではなく、顧思林なのだと言い渡します。
ちょうどその時、長州城の外では顧思林の予見通り、敵軍の部隊が奇襲を仕掛けてきていました。
もはや溺愛してきた長男をかばっている余裕など、皇帝には一分もありません。
皇帝はすぐに顧家父子に迎敵を命じ、斉王府の門を固く封鎖させました。
一方、長州城を破滅の足音が静かに襲います。
李明安も顧逢恩も、敵の軍馬がすでに城内にまで踏み込んでいることに気づいていません。
防ぐ手立てのないまま、取り返しのつかない大惨事がすぐそこまで迫っていたのです。

鶴唳華亭 57話の感想まとめ

牢獄の中で藁の上に腰を下ろした陸文昔が、亡き父と兄のぬくもりを探す場面が一番心に残りました。
復讐を遂げるために、自分を慕ってくれる無邪気な張紹筠まで利用するほど心を凍りつかせていた彼女。
そんな陸文昔が、父や兄が無残に命を落としたあの冷たい牢屋に入って、ようやく安らぎを感じるなんて切なすぎますね。
誰も信じられない宮中で孤独に戦い続けてきた彼女にとって、魂だけでも家族のそばにいられる、かけがえのない場所だったのだと思います。
そして斉王府でのドタバタ劇には、正直言ってかなり呆れてしまいました!
大事な証拠の庚帖をめぐって夫婦で掴み合いの喧嘩をしている最中に、皇帝が乗り込んでくる展開は自業自得すぎて笑ってしまいます。
蕭定棠は「父上から離れたくなかった」なんて泣きついていましたが、甘ったれるのもいい加減にしてほしいです。
自分のわがままのために無実の皇太子を罠に嵌めて命まで狙っておいて、今さら親子の情にすがるなんてずるいですよね?
それに、目に涙を浮かべていた皇帝にも、私はちっとも同情できませんでした。
今まで蕭定権がどれほど血を吐くような思いで身の潔白を訴えても、ことごとく冷たく突き放してきたのは皇帝自身です。
愛する長男の卑劣な悪事を知ってショックを受ける前に、理不尽に責め立てられてきた蕭定権に真っ先に謝ってほしいとイライラしました。
長州では敵軍がすぐそこまで侵入してきているというのに、李明安も顧逢恩もまだ気づいていない様子に背筋が凍ります。
斉王府が封鎖されてスカッとしたのも束の間、城内に迫る敵の軍馬に気づかない顧逢恩たちの姿に胸がざわついて仕方がありません。

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第23話で、夫婦の契りを結ぶ結髪の儀式の際、指先の震えが止まらなかった陸文昔は何を床に落としてしまったか?

華流ミニクイズ謎解き編

『鶴唳華亭』第26話で、官兵が踏み込んだ現場で陸文昔が拾い上げた契約書において、張紹筠の立場はどのように記載されていたか?

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第32話で、陸文昔は蕭定権の部屋を去る際、机の上に何をそっと置いたか?

華流ミニクイズセリフ・行動編

『鶴唳華亭』第35話で、毒を盛られて倒れた太子妃と六皇子を前にした陸文昔は、机上にあった一杯の牛乳をどちらに飲ませたか?

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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