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今回ご紹介するのは、大波乱の幕開けを迎える「双燕秘抄」第1話。
どうやら名将・陳文徳がとんでもない疑いをかけられてしまうようで、物語は一気に緊迫ムードに突入していきます。
それでは第1話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第1話のあらすじ
安平元年、幼い皇帝が治める荊国では、各地の諸侯が虎視眈々と勢力拡大を狙い、民は困窮していました。そんな中、六品官の白文泰の姪・白茉喜(まき)は父が青楼の女性との間にもうけた子という出自から、邸内で冷遇されています。二夫人は茉喜を馬の世話人である王大光に嫁がせようと画策し、断れば棒で打とうとする始末。しかしそこへ、京兆尹が突然茉喜を求婚しにやって来て、二夫人がこれまで好き勝手してきた態度を改めざるを得ないという、痛快な一幕が茉喜の夢として描かれました。
茉喜が見ていた“理想の世界”とのギャップが切ないですよね。
実際の茉喜は、白府での日々を過ごしながらも、一瞬の食事を得るのにも苦労していました。そんなある日、茉喜は台所に忍び込んで食材を拝借しようと隠れますが、偶然にも相爷(あいじい=宰相)の屋敷へ運ばれてしまいます。そこで茉喜は、宰相の妻・吳夫人が白文泰の娘・白鳳瑶(ふぇんよう)を“義女”として迎え、大将軍・陳文徳との縁談に使おうとしていることを知ります。
聞こえてきた話が衝撃すぎて、思わず声をあげる茉喜の慌てぶりが想像できますね。
その後、相府の宴に招かれた白鳳瑶は、即興で見事な詩を捧げる才女ぶりを披露し、吳夫人から気に入られます。しかし、茉喜は密かに白鳳瑶へ手紙を渡し、この縁談の裏事情を知らせることに成功。白鳳瑶は病気を装うことで、いったん相府入りを回避するのでした。
一方で、陳文徳と相爷の間には不穏な空気が漂い始めます。陳文徳が相爷たちの“密函”を盗み出したため、相爷たちは陳文徳を“反逆者”として朝廷に訴えようと目論むのです。夜半、街は騒乱に包まれ、陳文徳を追い落とそうとする勢力が兵を動かします。しかし、逆に陳文徳の軍が勝利。さらに陛下や文武百官が逃げ出したことで、真に忠君愛国のはずの陳文徳が“叛国の反賊”に仕立て上げられてしまうのでした。
まさか正義の将が反逆者の烙印を押されるとは…物語の波乱ぶりにドキドキします。
双燕秘抄 第1話の感想まとめ
第1話から、白茉喜や白鳳瑶、そして名将・陳文徳にまつわる波乱の展開が目白押しでしたね。白家の中で踏みにじられる茉喜の姿は切ない一方で、したたかさも感じられました。やっぱり自分で道を切り開く姿勢には共感できます。白鳳瑶もまた、母や相爷との板挟みになりながらも自分の意思を貫こうとするところが魅力的です。
どの登場人物も一筋縄ではいかない背景を背負っているから、続きが気になります!
陳文徳がなぜ“反逆者”に仕立てられたのか、まだ謎が多いですが、第1話の時点でかなりのスリルがありました。これからの展開で真実がどう明るみに出るのか、そして白鳳瑶や白茉喜はどんな道を選ぶのか、次回がますます楽しみです♪
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