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今回の「双燕秘抄」第14話では、女学を牛耳っていた山長・冯嫣(ふう・えん)の恐るべき裏の顔が明らかに。さらに白鳳瑶(はく・ほうよう)がまさかの人質となってしまい、茉喜(まき)や陳文徳(ちん・ぶんとく)までも絶体絶命のピンチに陥ります。
それでは第14話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第14話のあらすじ
女学の“謎”が次々に明らかに
これまで、磬州(けいしゅう)の女学には数々の“怪しい点”があると気づいていた茉喜と白鳳瑶。生徒の中には明らかに学力不足なのに“裏口”で入学した者が多く、さらに失踪した元教師・孫景雲(そん・けいうん)の行方も不透明でした。
茉喜と陳文徳が探りを入れた結果、この女学は山長・冯嫣(ふう・えん)が権力者から賄賂を受け取り、生徒たちを“コネ入学”させていたことが判明。孫景雲はそれを暴こうとしたせいで行方不明になったのではないか…と推測されます。
ずっと気になっていた女学の闇が、一気に見えてきましたね。まさか山長自らが黒幕だったとは……。
白鳳瑶が拉致される!
鳳瑶は翌日の授業を最後に女学を去るつもりでしたが、その矢先に山長から呼び出され、そのまま行方がわからなくなってしまいます。焦る茉喜は、怪我を押して陳文徳とともに鳳瑶の行方を探し回り、最終的に辿り着いたのは冯嫣が私邸として構えた“冯宅”でした。
そこには鎖で拘束された鳳瑶の姿が……。冯嫣はここで、長年続けてきた陰謀を白状し、さらに「孫景雲を殺害したのも私」と明かします。むろん、冯嫣の手には今も刃物や罠の数々が用意され、鳳瑶を人質に取られているため、茉喜たちは迂闊に手を出せません。
思わぬ形で“黒幕”との対峙が早まり、鳳瑶の安否が心配ですね……!
冯嫣がなぜそこまで強引な手段を使うのか。その目的は「明德侯・鐘毓麒(しょう・いくき)に太后の遺物を献上し、冯家をさらに栄えさせたい」という野望でした。女学に集められた妖艶な生徒たちも、後宮送りになる可能性が高く、“権力の道具”として利用される運命だったのです。
陰謀に挑む茉喜、陳文徳、沈書墨
冯嫣は鳳瑶を解放する引き換えに、“孫景雲が遺した何か”を寄こせと要求。どうやらそれが“太后の墨宝”もしくは、それに関する重大な証拠だと考えているようです。しかし実際には、茉喜も陳文徳も“孫景雲の遺品”を探し出せていない状況。仕方なく偽の品を持参し、時間稼ぎをはかることに。
ところが、冯嫣は「そもそも太后の墨宝は表向きの話。中身はもっと価値のあるもの」と見抜いており、偽の宝物を差し出したところで鳳瑶を解放する気はありません。挙げ句の果てに冯嫣は仕掛けた機械を動かし、茉喜や陳文徳、さらに同行していた沈書墨(しん・しょぼく)まで水底へ落とそうとします。
“落とし穴”ならぬ“落とし水路”のような罠…!? 映像を想像するだけでハラハラします。
一方で、呉吟(ごぎん)が男装で女学を捜索している姿も描かれ、学館の生徒や先生たちが次々と取り押さえられたり、取り調べを受けたりするシーンも。冯嫣の陰謀を阻止しようと動いているのか、あるいはまったく別の思惑があるのか…。表には出てこない思惑が複雑に錯綜しているようです。
迫る“明徳侯”の影
冯嫣の口からは「明徳侯・鐘毓麒がこちらへやって来る」という新たな事実が語られます。さらに陳文徳は「自分は“刺客”として鐘毓麒を倒すために磬州に来た」と告白。つまり、これまで謎の動きを見せていた陳文徳の真の目的は、鐘毓麒を暗殺することだったのです。
しかし、鳳瑶を人質に取られたままでは手出しはできず、冯嫣との駆け引きもままならない状態。果たして、茉喜たちはこの絶体絶命のピンチをどう切り抜けるのでしょうか。
双燕秘抄 第14話の感想まとめ
ついに女学の闇が最悪の形で噴出し、鳳瑶が拉致されてしまうという緊迫の展開を迎えました。これまで山長だった冯嫣の行動は怪しいと思われつつ、ここまで黒幕そのものだとは……。しかも権力者の利用だけでなく、孫景雲の殺害にも関わっていたとはショッキングです。 そして、呉吟や陳文徳もそれぞれの目的で動いているようで、混乱度は最高潮に達していますね。
特に最後、冯嫣が用意した“罠”によって、茉喜や陳文徳、沈書墨までまとめて落とし穴へ落とされる場面には釘付けです。鳳瑶をどう救出するのか、陳文徳の暗殺計画は成功するのか…。もはや一刻も目が離せない状態ですね。
次回はこの大ピンチの続きが描かれるはず。茉喜たちの運命はいかに? 期待と不安を抱きつつ、楽しみに待ちましょう♪
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