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今回は『後宮の涙 第18話』をご紹介します。前回、太后や萧貴妃との駆け引きの中で、陸貞は上手く立ち回っていましたが、今回はなんと雪の中での厳罰に処される事態に……。一体、陸貞はこの窮地をどう乗り越えるのか、高湛との関係はどう変化していくのか必見です!
それでは第18話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第18話のあらすじ
貴妃・萧唤云の意を受けた者たちが動き出し、内侍局からの“差し金”によって陸貞が再び危機に陥ろうとしていました。高湛はそれを察知し、わざわざ陸貞の元へ駆けつけ「もし何かあったら丹娘(たんじょう)を通じて自分に知らせるように」と念を押します。しかし、陸貞は「太后が自分を守ってくれる」と強気の姿勢。高湛は「娄太后はそんな甘い相手じゃない」と警告し、二人は衝突してしまうのです。
高湛と陸貞、ようやく気持ちが通じ合い始めたと思った矢先にすれ違いが…もどかしいです
そんな中、皇上からの口伝で、陸貞は「10枚の玉镯(ぎょくきょう)を玉明殿へ届けるよう」指示を受けます。ところが行ってみると「皇上は含光殿にいる」と言われ、玉镯を持ったまま含光殿へ向かうことに。すると門前で宮女が品を受け取って入ってしまい、陸貞は中へ通されることもなく帰されます。しかし、これこそが萧貴妃と王尚儀(おうしょうぎ)たちによる罠でした。
実は厳寒の時期に“玉を献上する”行為は宮廷の規則に反しており、「あえて金ではなく玉を届けた」とされれば陸貞の落ち度。しかも侍従は「自分は“金镯を用意せよ”と命じたのに、陸貞が勝手に玉镯に変えてしまった」と証言。こうして陸貞は貴妃への反逆行為を仕組まれてしまい、王尚儀から「隆冬の雪の中、12時辰(約24時間)の罰跪き」を命じられたのです。
なんという悪質なでっち上げ…読んでいるだけでも腹立たしくなります
雪が降りしきる閤閭門(こうりょもん)前でひざまずかされた陸貞は、体が凍える中で何度も気を失いそうになります。丹娘は高湛を探しに行こうとしますが、ちょうどその時は彼が使臣と会見している最中で不在。誰も助けに来ないまま陸貞は徐々に限界を迎え、ついには意識を失って雪の中に倒れ込んでしまいます。
大雪の中で長時間跪くなんて考えただけでも恐ろしい罰です
一方、高湛はようやく要人との面会を終え、閤閭門を通りかかります。そこに倒れたままほとんど雪に埋もれている陸貞を発見し、驚きと怒りで我を忘れて駆け寄り抱き上げるのです。周囲の者が「これは貴妃の命令で殺そうとしている“罪人”だ」と止めようとしますが、高湛は逆に公公を蹴り飛ばし、そのまま陸貞を連れて去ります。
絶体絶命の陸貞を救うヒーロー姿がまさに胸アツ展開ですね
長広王の寝所に運ばれた陸貞は、太医から「深刻な冷えが全身に回っているが、まだ脈はある」と診断されます。高湛は激しく憤りを露わにし、萧唤云のもとへ乗り込んで「陸貞は自分にとって最愛の女性。何か文句があるならこの自分に言え」と言い放ちます。萧貴妃は「最愛の女」と耳にした途端にショックを受け、自分の過去を思い出して涙を流すのでした。
夜になり、高湛は意識の戻らない陸貞のそばを離れようとせず、その額にそっと口づけをして「もう二度とお前を苦しませない」と誓います。一方、萧唤云は、かつて高演や高湛と過ごした幼き日のことを思い出し、寂しそうに佇むのでした。
後宮の涙 第18話の感想まとめ
今回も陸貞の受難ぶりが目に余るエピソードでしたね。特に、零下の雪の中で長時間跪かされるシーンは見ているだけで辛くなるほど。それでも、最後に高湛が間に合って救い出す場面は、まさに息を呑むほどのドラマチックな展開でした。
「絶対に守る」と言わんばかりの高湛の姿勢に胸を打たれます
また、萧唤云が「高湛にとって陸貞は最愛の女性」という言葉を聞いて動揺するのも切ないところ。彼女自身、幼少期からの因縁や立場のしがらみがあるだけに、このまま素直に引き下がるとは思えません。太后や皇上、娄尚侍など複数の陣営がひしめくなか、陸貞がこれからどう立ち向かうのか引き続き見逃せませんね。
次回は陸貞が無事に意識を取り戻せるのか、高湛との関係にさらなる進展があるのか、そして萧唤云の行動がどう変化するのか。ますます目が離せない後宮ドラマを一緒に追いかけていきましょう!
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