後宮の涙 第22話あらすじと感想|高湛への縁談発生? 新任司宝司長・沈嘉敏が波乱を呼ぶ!

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今回は『後宮の涙 第22話』をお届けします。前回、高湛(こうたん)が都に戻ってきたものの、沈嘉敏(しん・かびん)と親しげな様子を目撃してしまった陸貞(ルチン)。そんななか、新たに司宝司を仕切ることになった沈嘉敏が、本格的に動き出します。これが宮廷内に新たな波紋をもたらしそうですよ!

それでは第22話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第22話のあらすじ

長公主が高湛を伴って都に戻ってきたタイミングで、沈嘉敏が六品司珍として司宝司に配属されることに。どうやら太后は「沈嘉敏を高湛の婚約者に」と考えているようで、沈家に実力がないことを見越しつつ、長公主への顔も立てようという算段です。さらに太后は「沈嘉敏のようなお嬢様気質が、むしろ将来的に高湛の足を引っ張るかもしれない」と内心ほくそ笑んでいる模様。

高湛への“縁談”がひそかに進められる展開が、また波乱の予感を漂わせますね
こうして華々しく司宝司にやってきた沈嘉敏は、さっそく高慢な態度で周囲を振り回し始めます。侍女の芳華(ほうか)や月華(げっか)を一等宮女に任じ、これまで頑張ってきた玲瓏(れいろう)や琳琅(りんろう)はぞんざいに扱われる始末。さらに陸貞に対しては「お掃除係をしろ」と命じ、漆器を苛性ソーダの水で磨かせようとするなど、明らかに意地の悪い方針を打ち出すのです。

権力を得たばかりの初心者が勘違いして暴走しているようで、周囲が振り回されます
陸貞は「漆器に苛性ソーダを使えば古物が台無しになる」と反対しますが、沈嘉敏は逆ギレ。「自分の言うことに逆らうな」と強要し、実際に漆器を水に放り込んでしまいます。その結果、貴重な古漆器が破損してしまい、咸安王妃への贈り物として準備していた品にまでダメージが……。これに激怒した太后と長公主が真相究明を命じると、現場を仕切っていたのは沈嘉敏自身だったことがバレてしまい、彼女はこってりと叱責されます。

当然の成り行きですが、上司が無茶ぶりすると下が苦労するのは現代でも同じですね
沈嘉敏は立場を悪くしたものの、高湛は「彼女はまだ若いから」と何かとフォローしようとします。とはいえ、そこには「陸貞の父が自分の部下だった」と偽って、沈嘉敏に“陸貞への態度を改めるよう”に促す高湛の策もあって、陸貞本人は複雑な心境。さらに沈嘉敏が「陸貞は高湛に色目を使っているらしい」と噂を聞きつけ、侍女たちに調査を命じるなど、さらに性格の悪さを発揮してきます。

真相を知らないまま、“陸貞=自分の恋路を邪魔する女”と思い込んだ様子ですね
そんな中、偶然にも高湛が司宝司を訪れたところ、沈嘉敏は高湛をお茶に誘い、いちゃいちゃモードへ。その場を目撃した陸貞は思わず身を引いてしまい、高湛があとから探し回っても姿を消してしまいます。高湛は「どうして話を聞いてくれないのか」と苛立ちを隠せず、置き手紙を残すも、陸貞は手紙を読むなり即座に焼き捨ててしまうのでした。

再びすれ違う陸貞と高湛。沈嘉敏の存在が気になって仕方ないですよね

後宮の涙 第22話の感想まとめ

沈嘉敏の傍若無人ぶりが目に余る回でしたが、太后の思惑や長公主との絡みなど、一筋縄ではいかない政治的駆け引きが見えてきました。漆器を苛性ソーダで洗ってしまうという、あり得ない暴走が一気に表面化して、陸貞をはじめ司宝司のみんなが振り回される構図が際立っています。

新任上司が周囲を困らせるという職場トラブル、今も昔もあるんだなぁと共感してしまいます
一方、高湛と陸貞の関係は、沈嘉敏が割り込んできたことでますますややこしくなりましたね。高湛がなぜ沈嘉敏をかばうのか、陸貞には理解できずに苛立ちが募っている印象。とはいえ、高湛にしてみれば、この縁談や司宝司での沈嘉敏の居場所をうまく収めたいという考えもあるのかもしれません。
次回、陸貞と沈嘉敏の対立がどう深まっていくのか、また高湛がどのように振る舞うのかに注目です。あわせて、太后や娄尚侍がこの事態をどう利用してくるのか、要チェックですよね。それでは次回もお楽しみに♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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